あなたにとって大切なことはなんですか。

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こんにちは、浅岡省一 @shoichi_asaokaです。

11月に共著の本「心を震わせる ドラマチック写真術」が出るので、「CM上の演出です」的なコメントを添えて宣伝ツイートしたら、その言葉をストレートに受け止めた方が多くてビビリまくってるアサオカです、こんにちは。でもさすが、みなさんしっかり考えられてるんだなあと安心しました。ありがとうございます。

さて今回は、頭でっかちな写真が増えていませんか?というお話です。
フォーカスがきちんと合っている、水平がきちんと出ている、手ぶれしていない、低ノイズで画質もキレイ、周辺まで解像してる。けれど、何も伝わってこない。色々なことに気を配って苦労して撮ったのであろうことはわかるのですが、レンズのテストでもしてるのかな?と思うような写真。

とあるセミナーで、風景を撮る有名な写真家さんがF22で撮った写真について、
受講生が「絞り込み過ぎると解析が起きて画質が劣化しませんか?」と質問したのに対して、「あなたが表現したいのはなんですか?」と返したそうです。
その通りだと思います。僕らは画質を見せたいのでしょうか。写真を見せたいのでしょうか。

フォーカスがきちんと合っている、水平がきちんと出ている、手ぶれしていない、けれど、何も伝わってこない写真よりも、
そういった部分が多少ダメでも伝わってくる写真の方が遙かに魅力的ではありませんか?
この写真も、よく見てみると水平が出ていません(さっき気がついた)。
なんならフォーカスも顔ではなく麦わら帽子に合っています(これは前から気がついていた)。
でもこのカットはボクのお気に入りの一枚で、先日の個展にも展示したやつです。

目の前の美や自分の感動を伝えること、と、水平を出したり手ぶれを押さえたりノイズを減らして画質を向上させることと、どちらの方がより大切でしょうか。
もちろん、全てに気を配ることができるのであればその方が良いです。
ですが、些細なことに気を取られすぎて大事なことがおろそかになってしまったのでは、本末転倒です。

特に「最初の頃は良い写真が撮れていて撮ることも楽しかったのに、最近は…」という人は色々なことに気を取られすぎて写真を楽しめなくなっているのかもしれません。
本来写真は自由で楽しいものです。
初心に返って、細かいことはとりあえずおいといて、感性を存分に活かして撮ってみてはいかがでしょう。
もちろん、夜景撮影の際は三脚を使った方がいいですし(笑、凄い人の写真は隅々まで行き届いてますから、高見を目指すのであればそういった撮り方も重要です。

今の自分にとって大切なことを見極めながら写真を楽しみましょう。

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