独学で覚えるレタッチ上達のための方法、その一

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こんにちは。最近はすっかりレタッチャーとしてお呼ばれする機会が増えましたが、じつのところ僕肩書きってないんですよね。
Toru TANNO @tang40です。

案件ごとに役割があってそれに応じた「役名」でご紹介に預かる感じで… レタッチャー、カラリスト、DTPオペレーター、バカ1号(2号がいる)、おじさん等々… 目指してるのは旅フォトグラファーなんですけどね。遠いわ。
何でこんなとらえどころのないことになっているかというと、たぶん独学でいろんなこと覚えてしまったから。自分でも何屋さんなのかわからん。

で。とにもかくにもお仕事させていただけるくらいには覚えたので、

今日は独学でレタッチ上達を目指すにはどんなやり方をすればいいのかな?
っていうところを考えてみました。

独学で陥りがちな罠

まあとかく独学で陥りがちな最初の壁。
「ググったり本を読んだり身近な人に聞いたりしてもイマイチよく分からない」

要するにこれ、言い換えると「何がわからないのかよくわからない」って状態。

体系立てて学習する事(学校に通うとか)のメリットはこの状態を力ずくで突破してしまうところだと思いますが、独学ではそうもいかないし…

という訳で。

1. 訓練用素材を選ぶ

自分が撮った写真の中から「レタッチ不要‼︎完璧に撮れた!」っていう奇跡(僕の場合そーいうの奇跡)の一枚と、「いいんだけど色々失敗しててつらい… ここをあーしてあそこをこーして等々、レタッチしたいポイントが山盛り」な一枚(構図失敗してるのはなし。いじったら良くなりそうな予感のするやつ。)をチョイス。

2.「レタッチしたいポイントが山盛り」な一枚

これは暇を見つけてとにかくいじる。「直したいポイント」がわかっているならとりあえず手は動かせるから。
一つのポイントにこだわらないで(きっと上手くいかないこともあるでしょう)1枚の写真、直したいポイントを全部やっちゃいましょう。終わったら次の写真、終わったら次の写真、終わったら次の写真、という感じでお手持ちの失敗写真をどんどん行きましょう。
大切なのは「終わらせること」なので「1枚の写真にこだわる」のはやめましょう。
お仕事に、撮影に、あとデートや飲み会等々お忙しいと思いますので週に1~2カットくらい…
操作に慣れることはもちろんですが、、、(写真の質を見抜く眼も含めて)判断力を養うことが目的です。
だから上手くいかなくても気にしないでください。

そして「直したいポイント」を上手に直したのに「良くなる」とは限らないということを覚えておいてください。
ここ大事。
自分が「どういった写真にOKを出す、あるいはNGを出す傾向がある」という好みの方向を知っておくと、失敗も含めて大事な経験値になります。

3.完璧な一枚はホントに完璧か?

「レタッチ不要‼︎完璧に撮れた!」っていう写真を拡大したり引いたりしてとにかくよく見る。
粗探し、ですね。他人の写真でやっちゃいけません。イヤな奴になっちゃいますから。
焦らないで、週一回くらい眺めてみましょう。

下手にいじると悪くなる一方のよく撮れた写真というのは「判断」「技術」、何よりも「完成形」が明確に見えてなければレタッチしても良くなりません。2.の「レタッチしたいポイントが山盛り」の写真で訓練するうち「判断」「技術」といったスキルは自然に身につきますが「完成形」、落としどころを見つけるのはただ手を動かしてもトレーニングになりません。

今の自分から見て完璧な一枚は数ヶ月、数年経っても完璧なままでしょうか?
「見る目の質が上がれば判断も変わる」のです。

焦らず気長にこの「3.」は仕上げなくていいです。
見る目を鍛えれば見えてくるものが違ってくると思います。その時、気がついたことをやってみるくらいの感じで。

「何がわからないのかわかる」ようになるだけですっごい上達の速度が上がりますから!!
このことを頭の隅に置きつつお試し頂ければ、と思います。

それではまた!!(きっと続く)

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