知ってましたか?基本にして最強!トーンカーブがあれば何でも出来る。

Leica M typ 262 / Summilux 50mm F1.4 ASPH
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大好物のレバ刺しを食べられなくなってから早数年。今日もかろうじて生存活動に励んでいる、あきりん @crypingraphyです。ありがたいことに仕事が忙しく色々手が回っておりませんが地球は今日も回っているのでご安心ください。

さて、今日は訳あってトーンカーブについてお話したいと思います。
と言っても、Google先生に問えば秒で解決する問題なので、使い方的なところをダラダラと語るつもりはありません。
自分の写真編集にあたり、どれだけトーンカーブさんのお世話になっているかという点が伝わればと思います。

トーンカーブこそが至上

大抵のことはトーンカーブで解決します。
冗談抜きで、本当です。
時間と労力を惜しまなければ、ほぼ全ての編集はトーンカーブで対応可能と言っても過言ではありません。
極論ですが、実現可能性だけで語ればトーンカーブとマスクで出来ることを、より効率的な方法で他のツールが行っているだけなのです。
明るさも色も、すべて調整可能。

それがトーンカーブ。

トーンカーブを制するモノが写真編集を制する。

非常に強力なツールなので、大抵の写真編集アプリケーション*にはトーンカーブという機能が搭載されています。
中でも、Photoshopのトーンカーブは非常に使いやすくできています。
Lightroomで同様の事が可能でも、使い方の問題でPhotoshopを起動する事も少なくありません。

* Photoshop Elements のようにトーンカーブ補正ができないアプリケーションもあります。

使い方

使い方は簡単です。
斜めで表示されている線上にポイントをつくり、それを上下左右に動かすだけ。
これでそれぞれの階調ごとに明るさを変更することができます。

Lightroomの場合

難しいことは何も必要ありません。
右側のツールパレットにあるトーンカーブで調整するだけ。
ハイライト / ライト / ダーク / シャドウ と大まかに階調を四ヶ所でわけたスライダーがありますがマニュアルでポイント操作することも可能です。

Photoshopの場合

イメージ > 色調補正 > トーンカーブを選択
または
色調補正調整レイヤーから、トーンカーブを選択

どちらにしても簡単ですね。

これ一つで明度・色調・コントラストの調整が可能

Photoshopのトーンカーブを開いてみるとわかりますが、入力出力という欄に0から255の数字をセットすることができます。
つまり、255段階の階調ごとに明るさを255段階変更可能という事を示しています。

ポイントを操作して直感的に編集することも可能ですが、こういう原理になっているんですね。

トーンカーブの見方

カーブ上にはヒストグラムが表示されているので、ヒストグラムを見ることができれば操作も直感的に可能です。
ヒストグラムの見方がわからない人は調べてみましょう。
カーブの一番左側がもっとも暗い部分(黒)で、右にいくほど明るい部分で、一番右が白だと覚えておけばバッチリです。

明るくも暗くも自由自在

トーンカーブを使えば、明るくすることも暗くすることも自由自在です。
ドラッグ一つで下記のように明るくも暗くも自由にできます。
ポイントを選択して上下に操作すれば、自動的に階調のバランスをとって曲線になってくれるので安心ですね。

明るくなる

ポイントを上にあげると明るく。

暗くするのも自由

ポイントを下にすると暗くになります。

コントラストの高低も自由自在

一般的に、S字カーブでコントラストをあげて、逆S字カーブでコントラストを下げるという状態になります。
S時にするということは、左側のシャドウ部分を下げることになるので、暗い部分がより暗くなり、
右側のハイライト部分を上げるということは、明るい部分がより明るくなります。

つまりコントラスト(明暗差)が高くなるということですね。

S字カーブでコントラスト

暗い部分を暗く、明るい部分を明るく。

逆S字カーブがローコントラスト

暗い部分を明るく、明るい部分を暗く。

色の変更も可能

トーンカーブが最強たる所以は、RGBのそれぞれの色ごとに明るさを変えるところにあります。
つまりこれによって多彩な色表現が可能になります。
前回のチュートリアルで書いた、明るさの補正も色の補正もトーンカーブ一つで出来るということですね。

最初に抑えておきたい現像のいろは。LightroomとPhotoshop 初心者の方へ

TUTORIALS
RGBとは

レッド(R) / グリーン(G) / ブルー(B) の略からきています。
この三色は、光の三原色と言ってこの三色の組み合わせで色を表現しているのですね

色ごとの変更

グリーンのポイントをあげてみる。

グリーンのポイントを明るくしてみました。
ピッコロとまではいきませんが、大分グリーンになっていますね。
更に写真自体も明るくなっています。

グリーンのポイントを下げてみる

逆に、グリーンのポイントを暗くしてみると、今度はマゼンタ調になりましたね。
グリーンを暗くする(減らす)ことで、RGBにおけるグリーンの反対色であるマゼンタ調になるのです。
つまりレッドを暗くすればシアン、ブルーを暗くすればイエローが強まります。

色ごとの変更を応用する

これらの機能を応用すると、トーンカーブだけでこのような色表現が可能になります。
青みがかかった色にしたり、イエローを強めたりと、自分なりの色彩感覚を表現するにはもってこいの機能ですね。
勘の良い方は、LightroomやPhotoshopの様々な機能がトーンカーブでも近いレベルで再現可能ということにも気づかれたと思います。

試しに三パターンほど補正したものを用意してみました。
このあたりは好みや伝えたいイメージによって変えると良いですね。
自分も写真に応じて色々変えたりしています。

マスクの利用などで応用も。

複数のトーンカーブを作成しマスクを駆使して明るさや色調をトーンカーブのみでレタッチしてみた例です。
オレンジの夕陽に照らされた感じも良かったのですが、今回は青みを全体的に足してすこし非現実感をつよめてみました。

Before / After

いつもの自分っぽい写真になりましたね笑
このように大体なんでもトーンカーブで表現してしまっています。
多彩な表現をトーンカーブで行ってみてはいかがでしょう。

使いこなせば、人生の新しい道が一つ開けるのではないかと思います。
(結婚はできません。)

次回は、このトーンカーブを更に発展させた、意外と知られていない?であろう使い方をご紹介します。
むしろそれを紹介するために、この基本的な記事を書いたようなモノです笑
試してみたら、是非 #ヒーコ で写真をシェアしてみてくださいね。

ではでは、また桜の咲く頃に。