初心者でもすぐに試せる!ポートレート撮影で瞳をキレイに撮るためのコツ。

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瞳をきれいに撮る方法について解説します。人の顔を撮る時、私は瞳がどれだけきれいに撮れているかがけっこう気になります。
瞳の印象で写真の印象もがらりと変わりますよね。

こんにちは、Takako Ugachi です。

瞳をキレイに撮る方法

そこで、いつも瞳をきれいに撮るために気をつけていることを書いてみますね。

光と影のメリハリ

のっぺりした瞳があまり好きじゃないんです。
キラキラした光が散りばめられた瞳って表情がいきいきして見えませんか?
そういう瞳って、光と影のメリハリでできていると思うんです。

例えば、被写体を日陰に配置して、日向を見てもらいます。

屋外だけど、屋根で日陰にいる被写体を日向から撮ったもの

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光のメリハリを自分でつくろう

具体的に私がよくするのは、屋内の被写体を、屋外から撮る方法です。
そうすると、日陰の被写体は明るい屋外の私を見るので、必然的に広い光源が瞳に入ってきます。
また、被写体は屋内にいることで建物の屋根部分が影となって瞳に映ってくるので、いい具合に光と影のメリハリが完成するんです。

屋内の被写体を屋外から撮ったもの

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空はいちばんの光源

屋外の場合は被写体に撮影者を見上げてもらう角度でよく撮ります。
そうすると、空という広い光源の中に撮影者の影が映ってメリハリがきます。

ちょっとした工夫がアクセントに

撮影者が傘を持って撮影すると、いい具合に影が入ります。

上を見上げた被写体を、傘をさして撮ったもの

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ライティングでもキラキラ

自然光が入らない屋内の場合は、ライティングが必要ですね。
でも原理は一緒なので、天井にバウンスさせた光の方を見てもらったり、下から広めの光源をあてればいい具合に瞳がキラキラします。
窓からの光で逆光にとる場合でも、大きな白い布を床に広げて床全体をレフ版にしてしまうと柔らかい光が瞳に入って素敵です。

いずれも広い光源っていうところがポイントです。瞳に映ると光ってかなり縮小されてしまうので。

逆光を受けた床の白い布のレフ

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天井バウンス

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ソフトボックスを下から

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Photoshopでキラキラを強調

さらにフォトショップを使うとキラキラ感を増すことができますね。

  • 特定色域の選択レイヤーを選択
  • 瞳だけ選択してマスク(ブラシでも選択範囲でも)
  • グレーや白、黒を好みの濃さに調節します。
  • 白のブラシで瞳部分を塗ります。

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全部塗るのではなく、「こんなキラキラにしたい」というイメージを持ってキラキラさせたい部分だけ塗るのがポイント。

私は少女マンガのキラキラした瞳を参考に塗っています。
こんな感じでいつも撮影&加工しています。
少しはお役に立てたでしょうか?

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2 replies on “初心者でもすぐに試せる!ポートレート撮影で瞳をキレイに撮るためのコツ。”
  1. says: ヒロリン

    素晴らし~ですね!!!宇賀地尚子さん!どれも、瞳が輝いています!!!!!!!
    とっても分かり易いコメントでした。参考にします。

  2. says: ヒロリン

    素晴らしい~ですね!!!宇賀地尚子さん!全て瞳が輝いています!!!!!!コメント分かり易く参考になります。

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