Ep 8. きつく絞っときましたので、ボケ少なめでお願いします

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なんだか少しずつカメラの知識がついてきた気がしている今日この頃。
季節はすっかり冬ですね、お寒うございます。
パンフレットと睨めっこばっかしていないで
もうとっとと買って早く写真を撮りなさいよと思っていらっしゃる皆様!
その気持ち、すごくわかります!だって私もそう思ってますから。笑)
しかしながら気になってるカメラの最低限の知識を学んだ上で
パンフレットを読み返してみるとけっこう楽しんで読んでる自分がいたりするからあら不思議♪
もうしばし初歩的な内容にお付き合いくださいませ。
ってな訳で、今回はおしぼりについてでござんす!笑)
「YOSSHA」Ep8.スタート!!!

登場人物

  • illustration _YT

    鶴田 祐也

    根っからのロマンチスト

    大阪府出身、たこ焼きよりいか焼きが大好きな関西人。 俳優とモデルの垣根を越えて、映画やドラマ、舞台、CM、雑誌、スチール等、 幅広い分野で活動中。 カラオケの十八番はジャッキー・チェンの「英雄故事」 ヘッズ コーポレーション所属。

  • illustration _SK

    小林 修士

    昭和の人格者

    アメリカカリフォルニア州のアートセンターカレッジオブデザイン写真学科卒業後、カリフォルニアを拠点にフォトグラファーとして活動。2011年に帰国。KIND Management所属。

  • illustration _AK

    あきりん くろそん

    愛の戦士

    東京生まれ東京育ちのシティーボーイ 2013年頃より人物写真を中心に活動開始。 2015年より、発表作品が国内外にて評価され、商業撮影も手掛けるようになり、 現在は、プライベートワークで様々な人物写真を撮影する傍ら、広告・雑誌を中心に、幅広く活動中。

前回のつづき

illustration _SK
小林 修士
あれ?
タイトルどうしたんですか?
「YOSSHA? ヨッシャ?」
illustration _YT
鶴田 祐也
あら、そこいきます?
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小林 修士
そりゃいくでしょ?
だって気になりますよ!
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あきりん くろそん
なるほど
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鶴田 祐也
これは要するにですねぇ
サイト名が「シャッピー」だったのが、
心機一転「ヒーコ」になったじゃないですか?
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小林 修士
よく知りませんが、そうなんですね?
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鶴田 祐也
ええ、そうなんです!

んでサイト名が「シャッピー」じゃないのに
「ビー・シャッピー」で続けるっちゅうのもなんだかな~と思いましてね
勢いとノリで変えちゃいました、てへ♪♪♪

illustration _SK
小林 修士
ほう(笑)
で、なんで「YOSSHA」なんですか?
illustration _YT
鶴田 祐也
・・・
良い写真、撮りたいじゃないですか?
illustration _SK
小林 修士
・・・そうなの?
ホントに撮りたいと思ってる?
ていうか君、カメラ持ってないじゃん?
illustration _YT
鶴田 祐也
あら、修士さんそこ言っちゃいます?(笑)
ありますあります、買う気しかないですよ!
だからこうして修士さんにもいろいろとキャメラのこと教わってるんじゃいですか!!

もうっ!修士さんったら!
俺、良い写真、撮りたいんすよ!
だから「YOSSHA」、直球ど真ん中攻めてみましたよ!

illustration _SK
小林 修士
良い写真・・・良写・・よいしゃ・・ヨッシャ?
それで「YOSSHA」って言うんですね。
わかりましたよ。。。(渋々納得したご様子)
illustration _YT
鶴田 祐也
なので、今から読者の皆様も「YOSSHA」で覚えなおしてくださーい♪

名前変更の話はこの辺で置いといて、
ISO感度・シャッタースピード(以後SSと記載)に続いて
絞り(F値)に関しても教えてくださーい!

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小林 修士
ちょ・・ちょっと待ってください!

修士さんの携帯が部屋に鳴り響く

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小林 修士
あ、仕事の電話だから
あきりんのほうから絞りの説明をしといて。
illustration _AK
あきりん くろそん
なるほど(笑)
わかりました

修士さん部屋からいなくなる

illustration _YT
鶴田 祐也
修士さん、自由やな。
ホンマかいな。。。
(あきりんの説明か、、、不安やな。笑)
illustration _AK
あきりん くろそん
ではまた例え話でいきますか。

まあ前回、蛇口の例で少し触れましたが、「絞る」というのは、蛇口の口を締めるに等しいんですね。
蛇口の開け具合で水が出る勢いって変わりますよねという話です。
そしてその絞りのことを一般的にF値という値で表現します。

illustration _YT
鶴田 祐也
うんうん(かろうじて覚えてる)
illustration _AK
あきりん くろそん
それでですね、大体そのF値というのは、数値で言うとF1.4 ~ F22くらいまでの間で変化するんですね。
何故 1.4 なんていう中途半端な数字なのか?と言うと、それにも理由があるのですが、
いまは特に気にせず覚えておくと良いです。

当たり前の話ですが、F1.4というのはF22とかと比べて数値が小さいですよね?

この数値が小さいほど、蛇口が開けっ放しの状態だと思ってもらってOKです。
逆に、数値が大きいほど、思いっきり絞っているということ。
F22なんていうのはもう、水滴がポタポタ垂れているレベルですよ。

これはシャッタースピードが長くなっているということです。

illustration _YT
鶴田 祐也
なるほど。
よく「絞り開放」とかって聞くけどそれはF値が低いってこと?
illustration _AK
あきりん くろそん
そうゆことです!
「絞り開放」というのは、そのレンズで一番F値が低い状態ということですね。
そして、それが一番明るい状態とも言えます。
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鶴田 祐也
確かに一番明るい状態だからシャッタースピードが早くても良いってことね!
illustration _AK
あきりん くろそん
さすが天才ですね。

前回の例で言うと、コップの水が明るさでしたよね。
絞り開放なら水がドバドバ出るので、すぐ水がたまるのです。
なので、シャッタースピードは早くても大丈夫です。

それで、実際絞りっていうのは撮る画にもかなり影響してくるんですよ。

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鶴田 祐也
ほうほう。
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あきりん くろそん
どういうことかっていうと
「ボケ」ってありますよね。
F値が低ければ低いほどボケが大きくなるという特徴があります。
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鶴田 祐也
うーん
たとえば今、俺があきりんを撮ろうとしているとする。
それでF値が低ければ低いほど後ろがボケるってことかな?
illustration _AK
あきりん くろそん
そうです。

逆にF値が高ければ高いほどボケない。
だから俺の鼻の先から後ろまでピントが合うというか。
そのピントがあっているように見える範囲のことを
被写界深度っていうんですがそれをコントロールするのが絞り(F値)なんすね。
というよりは、原理的に被写界深度が

ちなみにピントが合っている範囲が広いと被写界深度が深い、
狭いと浅いって言い方をしますね。
あと、後ろだけではなく前もボケます。

そして後ろと前ではボケる範囲が違いますが、これも今回は置いておきます。

illustration _YT
鶴田 祐也
被写界深度、ふむふむ。
(なんか色々置いて行かれた気がするが…)

じゃあ後ろをどんだけボカしたいかってことだよね。
画としてあきりんの顔にフォーカスしたいってなったときに
後ろをボカしてより立体的に表現するとなると
F値を低くして絞りを開けてる状態にするってことかぁ。

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あきりん くろそん
そうです。
まあ後ろだけじゃなくて前に物があってもボケたりするんですけど
とにかく画と密接に関わってきます。

シャッタースピードってのは割と意図的に
極端な速度じゃないと別に画にはそんなに関わってこないんですよ。
たとえばめっちゃ速く走ってる人を遅いSSで撮ったら
もちろん画は変わりますけど
普通に止まっているグラスを何秒で撮ろうが
変わらないじゃないですか?

でも絞りっていうのは
その数値で画的にボケるかボケないかが変わってくるので
かなり重要な要素なんですよね。まぁシャッタースピードも重要ですが(笑)

で、F値ってカメラじゃなくレンズによって変わるんですよ。
このレンズはF1.4でいける!
このレンズはF3.5からじゃないとダメ!
っていうのがあって。

たとえば俺が単焦点と呼ばれるズームできないレンズを
ずっと使うのは画質の問題もあるんですが、F値ができるだけ低いやつを使いたいからなんです。
ものすごくボカしたいっていう時に、F1.4あると良いですし、暗いところでもシャッタースピード稼げるから手ブレしないですよね。

それがだいたいF1.4とかって値なんですけど
だいたいズームレンズって
どんなに明るくてもF1.8とか2.8とかなんです。

illustration _YT
鶴田 祐也
で、あんまりボケない?
illustration _AK
あきりん くろそん
まぁそれでも十分ボケるほうなんですけど。
illustration _YT
鶴田 祐也
おもいっきりボケたい?
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あきりん くろそん
はい
ツッコミは苦手です。
illustration _YT
鶴田 祐也
(笑)
たしかにロケで撮ってる最中に
「このボケ味はすごいね」とかよく耳にするね!
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あきりん くろそん
そこに関わってくるんで。
なのでレンズを選ぶ時のポイントになるところの一つですね。
ただ問題は、ぼけ具合を決めるのはF値だけではないってのもポイントではあります。
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鶴田 祐也
・・・え?
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あきりん くろそん
まあそれはいずれと言った感じで。笑)
詳しくは、Google 先生に聞くと良いですよ。
例えば、Nikonさんなんかにはデジタル一眼レフカメラの基礎知識をまとめたページなんかがあるのでオススメです。
(http://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/04/04.html)

修士さん復活。笑)

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小林 修士
ちなみに
ちょっと話戻っちゃうけど、、
illustration _YT
鶴田 祐也
(あれ?戻っちゃうの?)
修士さんお帰りなさい。笑
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小林 修士
途中退出失礼しました!

簡単な例としていうと
川があって、その川の写真を撮る時に
バッと飛んでいる水しぶきを止めて写真を撮りたいのであれば
SSは速いほうが良い。

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鶴田 祐也
はい(あれ?Ep7で聞いた話のような・・・汗)
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小林 修士
川がサラーっと流れてる画、
あきりんが言ってた「しらたき」みたいな写真を撮りたいのであれば
illustration _YT
鶴田 祐也
あ、よくみんながアップしてる写真ですね。
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あきりん くろそん
こういう写真とかですよね。

Sony A7S
Sony A7S
illustration _SK
小林 修士
ああいうのは要はSSを遅くしないと撮れない。
illustration _AK
あきりん くろそん
(あれ、無視…)
illustration _YT
鶴田 祐也
シャッター音で言うと「カッッシャ」ってやつですよね・・・。
わかりやすいご説明ありがとうございます!(笑)
illustration _AK
あきりん くろそん
(つるたん…?)
illustration _SK
小林 修士
またISOの話に戻っちゃうけど
illustration _YT
鶴田 祐也
(・・・え?また戻します?笑)
illustration _SK
小林 修士
あきりんが何故ISO64とか100を使ってるかと言うと、
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鶴田 祐也
Ep.6 のネタやん。笑)
illustration _SK
小林 修士
あきりんの場合は
背景やなんかを極力ぼかして
人物だけにフォーカスがいくようにするために
絞りを開けたいんだろうけど
絞りを開けると要はでかい蛇口になってるから
水をいっぱい出しちゃうとコップから水が溢れちゃう。

だから蛇口を一瞬だけ開けて締める。
要するにSSを速くするってこと。

撮るものによって3つ(絞り・SS・ISO感度)が
繋がって関連していく。

あきりんの場合はなおかつ
レタッチの為だったりノイズを避けるために感度を下げるとなると
シャッタースピードを速くするしかない。

僕の場合は
作品撮影で利用しているスタジオが基本的に暗いから
シャッタースピードを遅くすると人物がぶれてる可能性があるし
僕の場合はあまり後ろがぼけている写真は欲しくないから
絞りをある程度絞らなきゃいけない。
その2つの要素から考えると
ISO感度を上げるしかない。
だから1600で撮ってるってこと。

撮るものがあってそれを表現するために
その3つをどう決めるかによって
写真がどういう画になっていくかが変わるんです。

Do you understand?

illustration _YT
鶴田 祐也
なるほどです!
だいぶわかった気がしてます!(笑)
いやー早く実際に手にとって試してみたいですよ!
(話はお腹いっぱいなんで。笑)
illustration _AK
あきりん くろそん
(しらたき…無視…?)

絞りの関係

絞らない 絞る
F値は低い(F1.4とか) F値は高い(F11とか)
ボケる ボケない
シャッタースピードが早くなる シャッタースピードが遅くなる

写真比較

絞り

←F1.7 F8→
Photographed by Suu

シャッタースピード

←500/1秒 2.0秒→
Photographed by Suu

今回学んだこと

  • 絞りのことをF値という
  • 絞りの調整でボケ具合を操る
  • F値が低ければ低いほどボケが大きくなり、F値が高ければ高いほどボケない
  • ピントがあっているように見える範囲のことを被写界深度と言うらしい
  • あきりんはできるだけボケたい人
  • 修士さんは天然…?

次回につづく、、、。

  • 2016/12/28 一部絞りについて誤解を招く表現がありましたため加筆修正いたしました。
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