広告や商業撮影を仕事にしたい!そんなフォトグラファーのための、ストックフォトで作るポートフォリオ。

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写真を本気でお寿司(お金)に変えるために参上した、カメラ女子界のフードファイターの端くれ、すーちゃん(@iamnildotcom)です。お寿司はもっぱら閉店間際のスーパーで買うのが狙い目です(超安くなるので)。今日はそんなお寿司ではなく、ストックフォトというネタについて、今まで以上に掘り下げて、どうやったら売れるのか?どうやったら継続して登録できるのか?を全力で考えていきたいと思います!

Index

広告や商業撮影を仕事にしたい!そんなフォトグラファーのための、ストックフォトで作るポートフォリオ。

ストックフォトをやってみて


自分の写真が広告に使われるのか、需要があるのか力試しをしてみたい!のと、写真をお寿司(お金)に変えたい!という気持ちで、11月頃からストックフォトを始めました。色々と撮り方のコツやレタッチ箇所についてなど教えてもらいながらやってきて、今現在では写真も売れてきてはいますが、もっと売りたい!と思い、株式会社アマナイメージズ取締役/クリエイティブディレクターの松野正也氏にまたまた伺ってきた内容を、みなさんにおすそ分けしていきます!

それと合わせて、自分なりにオススメのストックフォト活用術もご紹介します♫

ストックフォトが売れる秘訣

広告として必要とされるようなクオリティを目指すのは大事

松野氏のディレクターポイント!

商業写真としてクオリティが高くないと絶対に売れない、とは言い切れません。というのも、普段写真を仕事や趣味にしていない人がスマホで撮ったような写真を求めている人たちもいるから、そういう需要もないことはないのです。ただ基本的には、「ストックフォトは広告として必要とされるようなクオリティを目指して撮影するべき」ではありますね。

具体的には、買ってもらえる確度を高めるために広告写真として注意すべきポイントを抑え、もっとも需要のあるテーマにフォーカスして撮影をするのが良いと思います。

ふむふむ、一概にクオリティが高いものだけが売れる、とも言い切れないようです。でも私は自分が広告写真として使われる写真を撮れるのか、腕試しをしたい気持ちもあるので、クオリティを高く、需要のあるテーマにフォーカスして撮影していくのがスタンスとして良さそうです!

ストックフォトに求められているもの

松野氏のディレクターポイント!

  • 「家族」「ビジネス」などの人物ライフスタイルテーマ
  • 被写体の衣装・小物等のスタイリング、シチュエーションは常にトレンドを意識する
  • バリエーションカットを押さえる
  • モデルの質は高く(派手すぎず、個性的すぎず一般的に綺麗な人)

あと、特に「女性が主役になっているテーマ」が人気との事!基本的にリアリティのある設定が良いみたいです。それを聞いていたから、私はストックフォトでビジネスポートレートばかり撮るようにしているのもあります(他にもテーブルフォト等もチャレンジの一貫としてやっていますが)。

継続が大事

勉強になりすぎるポイントばかり教えてもらいましたが、一番大事なのは、「継続」することのようです!継続力…これは三日坊主をやりがちな私には本当に耳が痛いキーワード…!!

ストックフォトは、こまめに更新していくとその都度新規で画像が上部に上がって目に止まりやすくなる、という登録テクニックがあるようです。一ヶ月間に5枚とか決めて登録をルーチンにしていけると続けられそうですね。

ストックフォトは購入ユーザーに見つかるまでに、時間が必要

私がストックフォトを登録してから、写真が売れ始めるまでに一ヶ月ほどかかりました。中々売れないなあ…と思っていたのですが、「ストックフォトは購入ユーザーに見つかるまでに、時間が必要」らしいです。

松野氏のディレクターポイント!

購入ユーザーは、自分好みの写真を膨大な検索結果から見つけ出したとしても、例えばデザイン等にはめる時に、写っているものの要素やトリミングの問題で、その同じモデルでのバリエーションを探したりするわけです。そういった観点から分かるように、より使われる事を意識した、厳選した作品を定期的に沢山登録できれば購入される確立は高まるはずです。

なので、目安として、まずは厳選した100点〜300点の登録を目指すのが良いと思います。

なるほど…!言われてみれば、確かに素材登録をしてもすぐに欲しいユーザーの目に届くとは限らないですもんね。根気よく待つことが大事そうです。

でも、小分けして頻繁に更新するとなると、結構な撮影と登録する写真が必要になりそうです。そのためやる気が持続せず、ストック撮影や登録が滞るのもしばしば…。

レタッチ作業に時間が取れない

レタッチ作業に時間がとれないのも、登録が滞る原因の一つでもあったりします。これについての対策法は、画像をできるだけセレクトして少数精鋭でいくのも手、と松野氏に教えて頂きました。実際その方が「どうして売れたのか」「どうして売れなかったのか」というのがわかりやすく、トライアンドエラーを繰り返して精度を上げていける、という事だそう!確かに!

もっと次は、セレクトの精度を上げてみようと思います。

ビジュアルマーケティングと捉えて取り組んでみる

松野氏のディレクターポイント!

ストックフォトをやることによって、広告・商業撮影を仕事にしたい人にとっては、今、広告市場でどんなビジュアルが必要とされるか、ストックフォトをやることで検証もできて、ある意味ビジュアルを使ったマーケティングが出来る、という考え方もある。

広告市場の求められているものが分かるようになれば、かなり強みになりそうですね!ストックフォトに取り組むことで、写真を撮るだけでなく、ディレクションやマーケティングにも取り組むことができちゃうなんてお得!

ストックフォトをポートフォリオにするという選択肢

松野氏にお話を伺っていて、「ストックフォトをポートフォリオにするのも選択肢の一つ」という話が出ました。

これ、正に自分が今やっている事だったので、ものすごくオススメしたいです!ストックフォトがなぜポートフォリオ替わりにも対応できるのか、私の一例としてご紹介していきますね。

ストックフォトをポートフォリオに!

仕事用のポートフォリオを作りたい

写真を仕事にしたいと考えている方は「ポートフォリオ」や「自分のサイト」を作ろうとして悩んだ経験がある方も多いのではないのではないかと思います。というか私はそうです。

実際に、ボスに作ってもらった私の個人サイト(http://iamnil.com/)があるのですが、更新するのをかなり忘れがちで、もう2年程放置していたり…(ごめんなさい)。また、単純に作り方がわからない、作品がまとまらない等、いろんな悩みがあるかと思います。

ポートフォリオを作る理由

私が仕事用にポートフォリを作る理由は、ざっくりですが「自分の持っている撮影技術の説明を、目に見える形でする」ためです。

ポートフォリオというと、A3とか大きいバインダーの中に写真を印刷したものを入れて(ブックともいう)見せに行く…というような想像をする人も多そうな気がするのですが、私の場合だと自分で営業に行く、というよりもう既に話が来ている段階で、すり合わせをするという事が多いので相手もサクッとみれるものを希望している場合が主です。メールだけで済ませるケースも少なくありません。

撮影のお問い合わせを受けた時や、打ち合わせの際にどんな写真が撮れるのかというのは、必ず毎回話をして写真を見せています。大体はメールのやり取りとか、実際に会っていてもPCで見せる場合が私は多いのですが、その時はキーノートとかで事前に作成した簡単な資料を見せるか、ネットを繋げて自分が写真をアップロードしてる場所を見せて説明したりしています。

見せる媒体はなんでもよくて(指定がある場合は違いますが)、先方は「何が撮れるのか」というイメージをしたいのと「技術的に撮ることが可能か」を知りたいと思うので、その知りたい情報さえつかめているのであれば気合の入ったホームページやバインダーに沢山の写真を束ねてブックにする必要も、「絶対に必要!」ではないのかなと思います。勿論あったら、それはそれで良いとは思いますけどね!

amanaimages PLUSの素材一覧がおすすめ!


amanaimages PLUSのサイトで「@SUU」と検索すると、一覧で私が登録した全ての写真が表示されます。「おすすめ順」と「新着順」で見ることができます。

私はこのページのリンクをツイッターのプロフィールに貼って、ポートフォリオがわりにしています。最近はほとんど、仕事の撮影かストックフォトしか撮っていないので、作品撮りするならストックフォトで使えるものにしよう!と思っているというのもあり、この使い方はとてもしっくりきています。

ストックフォト撮影と、商業撮影案件との親和性

広告・商業撮影といった仕事をする用に適するポートフォリオとして、ストックフォト撮影で撮ったものとの親和性がとても高いと、私は感じでいます。

今まで撮影したストックフォト

最近、私がストックフォト用に撮影したものを並べてみます。

こういうような仕事の撮影は、実際とても多いです。例として、

  • コーポレートサイト用の写真が欲しい
  • プロフィール用の撮影をしたい
  • サイトに新しく作る採用ページ用に写真を撮りたい

等、これらは実際に私が受けたことがある案件です。この記事にその写真を掲載する事は出来ませんが、ストックフォトと同じような感じです。といっても、モデルはその企業の方だったり、撮られる事に慣れていない人の場合が多いですが。

なので、

  1. ストックフォト撮影は自分が受ける案件の模擬
  2. その完成写真は「こうなりますよ」とクライアントに見せる事ができる資料になる

というわけです。一石二鳥!!

過去の作品

私が、過去に好きなように楽しく撮影した作品がこちらです。

すごい楽しかったし、今でも好きな写真ではあるのですが、これっていざ仕事の打ち合わせとかで見せても、全く参考にならない事が多くて(笑) 「へ〜、いいですね」となって「で、白背景で撮った写真はありますか?」とか「もっとビジネス的な作例ってないですか?」と。

それは私の営業したり、受けたりした案件がそういったものが多いというのもあるとは思いますが、一般的によく見る広告って、上記の作品撮りのような写真はそう無くないですか?もっと、日本人で、一般的で、リアルなものが多いと思うんですよね。しかも、それが企業のサイトなんかになったらもっとリアルなものが求められると思います。

そうなると、いくら作品の出来が良くても、「これは求めてないかな」と一蹴される可能性が高いわけです。ビジネス写真を求めているのに、あの作品撮りの写真を見せられても、「ビジネスも撮れます!」とだけ言われても、ビジネス写真の完成形は全く想像できませんよね。

撮りたくない写真を無理して撮る必要もない

でも、撮りたくない写真を無理して撮る必要もないと思っています。

広告として使用される事を考慮しながら、楽しく作品撮りができれば、実戦の模擬になるし、見せられたクライアントが仕事で撮影した場合のイメージが湧きやすくなる。そして、仕事がもらえる可能性が上がる。と私は考えて、今実行しているところでもあります。

まとめ

  • クオリティが高くないと絶対に売れない、とは言い切れない
  • が、ストックフォトは広告として必要とされるようなクオリティを目指して撮影するべき
  • 需要のあるテーマにフォーカスして撮影をするのが良い
  • 「家族」「ビジネス」などの人物ライフスタイルテーマ
    • 被写体の衣装・小物等のスタイリング、シチュエーションは常にトレンドを意識する
    • モデルの質は高く(派手すぎず、個性的すぎず一般的に綺麗な
  • 継続が鍵
  • こまめに更新することで新着に上がって目に止まりやすくなる
  • ストックフォトは売れるのに時間がかかる
  • レタッチ作業に時間が取れなくても、セレクトの精度を上げて少数精鋭にする手もある
  • ビジュアルマーケティングと捉えて取り組んでみる
  • 広告、商業撮影がしたいなら、ストックフォトをポートフォリオ替わりにするのもおすすめ
  • 「自分の持っている撮影技術の説明を、目に見える形でする」ためにポートフォリオが必要
  • 相手が求めている情報がわかるものであることが最重要
  • 良い作品でも、求められているものとマッチしないと意味のないものになってしまう
  • でも撮りたくない写真は無理して撮らなくていい
  • 楽しく撮影できる自分なりの落とし所を見つけるのが重要!

スキルアップする事に楽しさを見出す

以前は、好きな写真だけ撮って楽しくやっていきたいけど、写真の仕事もした〜い!というふんわり贅沢な感じのスタンスだったのですが、最近は「写真を仕事にしたい!」という気持ちに変わったのもあり、あらゆる可能性につなげて自分をスキルアップさせる、という事に楽しさを見出してきたりもしています。

過程で撮った写真を売る事で、技術の向上だけでなく、自分の実力やディレクション、マーケティング力も鍛えられるなら、これはただ習作を撮るよりはるかに楽しい事なのでは?とワクワクが止まらない状態です(笑) そもそも、売れるまでに時間は必要であるというお話もありましたが、それはストックフォトに限らず、仕事の営業にしたって案件が取れるまでには時間がかかるものだと思いますし、何事にも言えることかなとも思いますね!

という感じで、「ストックフォトを売るぞー!」という考えだけでなく、もっと気軽に自分のサイトとしても使ってみてもいいのでは?という提案でした!ばいちゃ

【撮影協力】
Model(ladies):なこ
Instagram:napopo_33
Twitter:@naco_naco_33

Model(men’s):minoru
Instagram:@09_mnr

すーちゃんが販売中の作品はこちら

@SUU

amanaimages PLUSに興味のある方はこちら

amanaimages PLUS

関連サイト

amanaimages.com

株式会社 アマナ | amana inc.

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