今日も東京都内には多くの人が行き交い、ビル群に囲まれたコンクリートの地で幾多の物語が展開されている事でしょう。微動だにしない無機質な風景とは対照的に、人の動きは活発で常に動き続けては目まぐるしく過ぎ去っていく。活発なゆえに多くの物語は見逃され人知れず歩んでいく中で、立ち止まってその物語を見据えシャッターを押す行為を指す言葉があります。いや或いは、偶然が重なりあい無関係の融合によって生まれた一瞬を、第三者がそこだけ切り取る事で「物語を生み出している」のかもしれませんが、それが俗にいう「ストリートスナップ」と言うものなのでしょう。しかしそれは、富久浩二(@tomhati)氏の写真を目にした後だからそう感じるだけなのかもしれません。今回は、そんな氏の作品を紹介します。
東京を切り取る街中のストリートスナップには幾多のストーリーが隠されている | 東京ストリートスナップ
雑踏の中で切り取る
東京は人の通りも多いですが、だからこそ切り取れる「ストリートスナップ」の可能性に満ち満ちているようです。建物と反射と人。静と動が調和して生まれる作品があるんですね。
ストリートスナップ写真に興味がある人や興味が出てきた人も、街に繰り出して色々な視点を見つけてみてはいかがでしょうか。
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