「フードフォト×自然なポートレート」をテーマに作品撮り!フォトコーディネートで劇的に写真が変わる、自然なライフスタイル写真のつくり方。

Pocket
LINEで送る

美味しいものが食べたいけど写真も撮りたい。そうだ、料理撮影をしよう。

そんな発想から料理撮影を企画して、遂行してきました、すーちゃん(@iamnildotcom)です。しかもただ料理を撮るだけじゃなく、シチュエーション的な感じで撮ってみたら面白いかなあと思い、「自然でいてかつオシャレな一瞬を切り取りたい」というワガママな思いから、フォトコーディネーターこと鈴木悠介(@monocolors_)氏にダメ元で写真のコーディネートをお願いしてみたところ…なんとご快諾いただいちゃいました!

今回はフォトコーディネートしてもらいながら頂いたアドバイスを、写真と共にご紹介していきたいと思います!

※この記事の写真は、鈴木氏が撮影したものではありません。

はじめに

フォトコーディネートってなあに?

そもそも、フォトコーディネートという単語に聞き覚えのない方もいるかもしれません。これについては、鈴木氏の「開催終了。9月9日に何かが起きる!?物語のはじまりをボクらは限りなく誰も知らない」)という記事から抜粋します。

”「フォトコーディネート論自体は、写真は写真に写り込むあらゆる要素の集合体で、その要素がそれぞれに影響し合いながら形成されているもので、それを意図的に自分で演出し構成するというものです。”

というわけで、数多もあるいろんな要素をうまく組み合わせて、作品を作りたいように演出していく、というような意味みたいですね!今回は一体どんなコーディネートをしてもらえるのか、ときめきが爆進します!

「フードフォト×自然なポートレート」をテーマに作品撮り!フォトコーディネートで劇的に写真が変わる、自然なライフスタイル写真のつくり方。

撮影準備編

撮影開始!…の前に、色々とやらなきゃいけない事があります。まずは撮影スタジオですぐに撮影開始できるように、事前にできる準備は全て終わらせておく必要があります。

まずは買い出し

料理撮影

といわけでまずは買い出しに。写真のイメージを考慮し、事前に献立を決めてから行きつけの業務用スーパー「ハナマサ」(安くてオススメ)へ向かい、買うメモを見ながら、買い込みました。野菜は余った隙間とかにねじ込んだりとカサ増しで使えそうなため、多めに購入。

クックスタート!

料理撮影

前日に作れる範囲で料理の仕込みを行います。ヒーコスタッフのMAIと仕事終わりに黙々と行いました。この作業、ものすごい飯テロで最初はしんどかったんですが、耐えきれるわけもなく食べながら進行していったので幸せでした。特に揚げたてのかぼちゃの美味さは異常、という事を報告しておきます。

撮影開始!

翌日、予約したカフェスタジオへ!作った料理と撮影機材を持って乗り込みます。

まずは普通に撮ってみた

まずは、鈴木氏にコーディネートしてもらう前に、自分でイメージした感じにコーディネートして、撮影してみました。

う〜んこれはこれで美味し…じゃなくて、割と良いのかなと思ってはいるのですが、結構オーソドックスな感じで、正直よくあるっちゃある感じです。せっかくいっぱい料理を作ったのに、普通の写真だけ撮って終わりたくない…!という思いから、これではまだ食べることができません。

そこで、鈴木氏に満を持して助けを乞いました。

鈴木悠介氏のフォトコーディネート術!

オシャレなカフェは作れる?!

「もっとオシャレでカフェのような感じが撮りたいです!助けてください!」とお腹を鳴らしながら懇願すると、鈴木氏は「OK。」と言い、ササッとセットをチェンジしてくれました。その結果…

料理撮影

滅茶苦茶オシャレになった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

写真から女子会トークが聞こえてきそうなほどの自然でいて、オシャレさのあるセットに激変。こ、これがフォトコーディネートの力…?!ちょっと訳がわからないので要素を分解して教えてもらいました。

フォトコーディネーターのここがポイント!

  • お皿の配色を、イエローを基調とさせ、差し色としてイエローと純色同士のグリーンを配置させる事で調和のとれたカラフルな色合いに
  • カフェのランチ感が出るように、料理のメニューが重くなりすぎないよう調整
  • カラフルなお皿の主張が強いため、テーブルはシンプルなホワイトを選択
  • イエローのお皿の色に合わせて、椅子も同系色をセット
  • 床の暗くて濃いウッドがテーブルと人物を引き立たせて、自然とメインに目が向くようになった

という事だそうです!なにこれすごい!ここまで考え抜かれたセットを作って頂いたことにより、最早どう撮っても絵になるのでは?と思いましたが鈴木氏のコーディネートは止まりません。

自然な一瞬が撮りたい

とりあえず「自然な一瞬」というものを撮りたいなと思い、お皿にケーキを取り分けて食べてもらう事に…。

料理撮影

はい。食べてますね。でもなんだか、あんまり動きがありません。なんなら、二人で楽しく食べているはずが、少し寂しい感じがします。これは一体どう改善するべきなんでしょうか。

実際に動いている一瞬を切り取ろう!

フォトコーディネーターのここがポイント!

  • 個々の動きじゃなくて、一緒に何かやってるとか、絡んでる方がリアリティが増す
  • 後ろががらんとしてるから人を配置してはどうか

という鈴木氏からのアドバイスを頂き、その言葉を元に今度は料理を取り分け合ってもらい、背景に人を入れて、撮影してみました。

料理撮影

全然ちが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜う!!!!!!!!!!

すごい自然な感じになりましたね!こんなにリアルな休日感が再現されている事に、感動を覚えます。

背景に人がいるだけでストーリーが生まれる

料理撮影
今度は食べ物だけをメインに、背景に人をコーディネート(配置)してもらいました。みんながわいわい喋っている声が聞こえてくるようで、「リア充」という単語が頭の中をちらつきますが、この場の雰囲気がとてもよく伝わってきます。

これはドラマか?

料理撮影
今度は人物メインで、背景にも人物を配置。これ、完全に何かのワンシーンですよね。演出の大切さがひしひし、ひしひし、ひしひしと、伝わりまくります。

諦める前に挑戦してみることが大事

今度は食べ物に寄って撮ってみました。
料理撮影

ちょっと、後ろに置いてある机との高低差から、人もあまり見えないし、これは失敗かな…と思ったんですが、鈴木氏が「低いなら持ち上げればいい」と、ひょいと料理が乗ったテーブルを持ち上げてくれました…!

そして撮れた写真がこちら。

料理撮影

ベストポジションにコーディネートされました!!!!!!!!!!!

これー!こうなって欲しかったんだー!もう毎回コーディネートしてもらいたい!!!!!

発想の転換というか、問題を見つけたら諦めるのではなく、じゃあこう解決しようという即座に写真を良くする方向に頭を回転させる姿勢が、とても勉強になりました。私はすぐ諦めるので…。

ガラスで人物をぼやかして雰囲気を作ろう!

鈴木氏のフォトコーディネートに感動を覚えながら撮影していると、ふと鈴木氏が「これ、いいかも」とガラスのビンを持ってきました。なにをするんだろうと思っていると、レンズの前にスッとビンを差し出して、「ここでシャッターを押すと何かが起きる」と一言。

ガラスのビンで「エモい」は作れる?!

料理撮影

シャッターを押すと、そこには「エモみ」が追加されていました。左上にビンがかざされていたのですが、フワーっとフレアのような白いもやが加わり、昼のあたたかい日差しのような、その場の柔らかい空気をうつしているような、そんな抽象的な雰囲気が醸しに醸し出されました。

ビンのかざしかたによってはこうなったりもしました。

料理撮影

少しの位置調整だけでこんなにも表現が変わってきます。これなら、いろんな位置で試して、自分の納得いくエモを取り入れられそうですね。手持ちだときついので三脚は欲しいですが(もしくは誰かに持ってもらうとか)!

ガラスのビンでなくても、いろんなもので代用もできそうですね♫

まとめ

今回のまとめ

  • 料理撮影は事前の作る作業も手がかかる
  • 純色同士を並べると色の調和が取れる
  • 決めた設定の上ではどんな料理が正解か、何が置いてあるのが普通かを考える
  • 画面がごちゃごちゃしないようにバランスを取りながら調整するのが良い
  • とにかく色合いが大事
  • メインに目がいくように色、配置に気を配る
  • 自然な一瞬は、動作と、人との関わりから生まれる
  • 背景に人がいるだけでストーリーが生まれる
  • すぐに諦めず、解決策を探すことも重要
  • ガラスのビンが演出するエモさは異常

リアリティを演出する事の難しさとコツ

料理撮影

普段は、「ポートレート!」って感じで人がドーンとメインで写っていて、かつあんまり日常的じゃないものを撮っているんですが、今回みたいにあえて作り込んだ「リアル」を演出する、というのはかなり難しくて、でもとても楽しい挑戦になりました!

まあ挑戦といっても、フォトコーディネーターの鈴木氏が付いていてくださったのでおんぶに抱っこだった訳ですが!(笑)

ちなみに…、今回の撮影でメンズモデルを探していますと鈴木氏に言ったら、それもコーディネートしてくださいました。至れり尽くせりすぎて大感謝祭りです。本当にありがとうございました。

こんな学びは他に無い

料理撮影

そんなこんなで、きっちり学びながら撮ることが出来て、しっかり理解することが出来ました。感覚で撮る人って多いと思うのですが、鈴木氏のように感覚(センス)もありながらそれを言語化できる、理由を明白に言えるというのはしっかりとしたプランと今までの経験という裏付けがあるからこそ出来る技なのかなと思いました。

鈴木氏にこんなに教えてもらえる機会なんて、もうきっと無いと思うので、後生大事にこの学びを生かしていこう…。記事を読んだ皆さまは体験できないと思うと申し訳ない…この納得感を味わえたらさぞ撮影が楽しくなるに違いないのに…。そう思った矢先、天から声が降ってきました。

3/8(金)フォトコーディネートセミナー開催!

3/8(金)光と色のフォトコーディネートセミナー

え、ここに行けば、鈴木氏のフォトコーディネート論が1~10までがっつりみっちり3時間コース資料つきで聞けるってこと?????!!!!!!!

やばい、これはこの記事を読んでいる場合じゃありません。確実に行って聞いた方が理解が深まるので、是が非でも行くことをお勧めします。

それでは鈴木氏のセミナーでお会いしましょう!アデュー!

Pocket
LINEで送る