奇跡の絶景を求めて、世界各国を旅するフォトグラファーが9日間のニュージーランド撮影旅行

ヒーコのみなさん!こんにちは、Kyon.Jです。先日、みなさんの応援とご支援のおかげで、写真集製作のためのクラウドファンディングが無事に達成いたしました!あらためてこの場を借りて感謝の気持ちを申し上げます。そしてクラウドファンディングが成功したおかげで、私も次のデスティネーションである、ニュージーランドの南島に撮影に行く事ができました!本当、ありがたすぎる話で感謝感激です。それでは早速、南島に行ってきました(2018/5/5~)ので皆さんに旅のことを報告したいと思います!

奇跡の絶景を求めて、世界各国を旅するフォトグラファーが9日間のニュージーランド撮影旅行

ニュージーランドに行く際の注意点

今回は、実はスケジュール的に色々ギリギリ過ぎて、観光ビザの申込や、航空券やホテルやバスの予約や、ローカルガイドのブッキングなど、予想外のハプニングが盛りだくさんでした…!(色々あり過ぎて中略。笑) どなたかの参考になれるかもしれないので、ニュージーランドに行く際の注意点をいくつかを冒頭に書いておきます。

航空券

日本人の方でも、オーストラリアをトランジットする場合は、8時間以上の滞在になるとオーストラリアのビザ(トランジットビザ、オンラインで申込可能)が必要。※絶対窓席がいいです!

上空から見たニュージーランド

ニュージーランドを上空から見た瞬間に、この国が好きになりました。

ホテル

国立公園内のホテルは、ピークシーズンの滞在(春~早秋)なら半年前から予約しておいたほうがいいです。なかなかのお値段なので。直前の予約だともう運次第という感じです。車があればちょっと郊外のホテルでも良いのですが、朝日を撮るとさらに一時間以上早く起きないといけないため、できれば国立公園付近のホテルのほうがおすすめです。(キャンピングカーもオススメですよ。)

交通

車社会なので基本バスしかないです。もしくは高価なヘリコプター…。空港でレンタカーを借りるのが一番良いのですが、私みたいな運転出来ない人はバス移動しかできないので、バスの時刻表はきちんとチェックするのが基本です。ちなみにキャンピングカーが停まれる駐車場やキャンピングベースもたくさん整備されているので、二人以上の場合はキャンピングカーがかなりお得です!…ただ、キャンピングカーの場合は高速道路でスピード制限があるので結構後ろの人に嫌われます(笑)

ホテル代の節約にもなりますがキャンピングカーの駐車場でも「駐車宿泊費」を人数分で取られたりするので、場所毎に要事前確認です。それでもオススメする理由はやっぱりそのアウトドアな雰囲気です!

「Wanakaの岸で翡翠のような青い湖を眺めながら涼しい風を感じ…キャンピングカーの前にのんびりとコーヒーを飲んで暖かい日差しを…」こんな事を想像するだけでワクワクしちゃいます。

天気

秋なので涼しいのですが、昼になると25度+の場合もあります。晴れていると暑い、雨が降ると寒い(笑)、日本の秋と同じぐらいの服装でも問題ないかと思います。撮影の場合はもちろんゴアの服装は必須。山が多いので、一週間前の天気予報とかは基本はずればかり。必ず前日に、テレビの天気予報やMetservice.comで天気を確認しましょう!

撮影スポットの順番

バッグからドギーズアイランドのスリッパがよく見える「いってきます」ショット。

とてもとても大事!地図を見て「近いじゃん、すぐに行けるじゃん!」と思う場所でも、一本の道しかないためU字型でぐって逆方向に回ってからいかないと辿り着かないという一日運転コースが多い。どういう順番でいけば無駄無く時間の節約になるのか、効率的にいろんな場所を回れるのか、ちゃんと計算してからの出発が大事です!私は地図の読めない人間でこういったところは基本人に任せっぱなしだし本当に良くありません…今回は失敗してしまいすごく勉強になりました。

ギア

カメラやレンズはいつもの感じで問題ありません。小三元や大三元とか3本セットでいけちゃいます。ただドローンはかなり出番がないです。国立公園内・周辺はもちろん、QueenstownやChristchurchみたいな町も、ヘリ観光がいっぱいありますので、ヘリの電波と飛行に邪魔にならないように厳しく制限されています。持っていかない方がオススメです(笑)

ギアバッグの中に絶対欠かせないといけないプチアイテム

  • サングラス
  • 日焼け防止クリーム(日差しがとても強い)
  • 虫よけグッズ(日本の虫と次元が違うため現地購入がおすすめ)
  • 小さいタオル
  • ヘッドライト

必須アイテム。これらが無かったらと思うとゾッとします!(笑)

Wi-Fi

Wi-Fiが少ないのと遅すぎる!日本の空港でモバイルWi-Fiをレンタルするのも良いのですが、現地空港でSIMカードを買った方が断然に安いそうです。ちなみにQueenstown空港は30分しか使えないです。 Milford sound国立公園近辺のホテルはWi-Fi環境が激悪くて、一時間毎にWi-Fi代がチャージされる分遅いらしいので、調べ物は前日までに済ませましょう!

体験記スタート!

さて、ここから撮影であったエピソードを写真や動画と共にご紹介していきます!

天使が舞い降りた一日目

Queenstownに到着

色々なアクシデントがあり窮地に陥った私を助けてくれたのが、先にニュージーランド入りしていた友人のいずみさん(Tsuneizumi Takashi)。ニュージーランド通のいずみさんは、5日間に渡ってニュージーランドの雪山登山&撮影をされる予定でしたが、ツアーに参加できなくなった私を空港でピックアップしてくれ、最初の5日間をなんと車で私の撮影に同行してくださいました!!本当に天使のような方です…感謝してもしきれません!

Arrowtownに寄ってWanakaに宿泊

クラウドファンディングに書いた通り、一番撮りたいシーンはWanakaの一本の「Lonely tree」!ニュージーランドの秋は大体4月中旬からと言われていますので、すでに遅れているという恐れもあり、真っ先にWanakaを訪ねました。

Arrowtown

…予想通り、Arrowtownはまだギリ秋紅葉中でしたが、WanakaのLonely treeはすでに葉っぱが全滅で、つるっつるの冬姿に変身しちゃっていました。Wanakaに到着した際、この木の周辺にはもう観光客やカメラマンが30人以上もいてその大人気さにびっくりしてとりあえず当日はロケハン的に携帯で何枚かだけ撮影して宿に戻りました。天気予報を見たら次の朝の天気は曇り…どうなることやら。

Lonely Tree
夕方のLonely tree: カモがいっぱい
ホテルの外の景色

Lonely Treeから徒歩10分ぐらいのホテル部屋からパシャり。暖かい日差しでとても気持ち良かったです♫

奇跡の二日目

Wanakaの朝

朝日は割と遅めの7時半なので、6時半ぐらいに起床。カーテンを開けたらやっぱり曇り。やっぱりそうかと思って少し二度寝した後ぱっと目が覚めた時、空を見たら遠い天辺からピンクの光が見えました。

「爆焼け」している動画

最初の東側の爆焼け(爆発的に空が焼けてるの略)と、北側の曇天とのコラボレーションがナイスすぎました!

「やばい!寝坊しちゃって大損!」と思いカメラと三脚を迅速に取って服のチャック全開で出発…(笑)ちなみにホテルは木から歩いて10分ぐらいのところなのですぐに到着できました。到着後も幸い東側が爆焼けしていて、しかもそこに既に何十人のカメラマンが居ました。ほとんどの人が爆焼けにカメラを向けて撮影に夢中という姿がとても印象的でした。

「amazing moment」ショットを撮影!

空の爆焼けをカメラマンがこぞって撮影している中、私が今回ここに撮りに来たのは「木だ!木だ!」って自分に言い続け、まったく曇りでグレーな木(北方)にカメラを向けてスタンバイしていました。…一人だけ違う方向にカメラを向けるというのは、はたから見て少し面白かったかもしれません(笑)

「きっと焼けてくる(かも)」と信じたのには理由があって、それは「風」でした。湖面は風のせいで全然リフレクションが無かったですが、風の影響で雲の流れも早く、東の爆焼けも長く続かずに終わったので、8割以上の確率で木のほうに焼け空がやってくると推測。

来るぞ来るぞ…と待っていると、少しずつ空が明るくなってきて…そしてその瞬間!!少しピンクになりはじめた頃から連写をしたのですが、このシーンが撮れたのはたった2枚しかなかったです。一瞬にして雲が覆われてピンクの光が隠され、ふたたび出てきた頃にはもう明るくオレンジ色になってしまいました。

まさに自分が追求してきた一瞬の「amazing moment」に感動して泣きそうでした。

気持ちのいい朝

その後、晴れやかな気分で迎えた朝。風も吹き、気持ちのいい朝でした。あたりの動画も撮っています。

Milford Soundに移動

まさかの一発撮りに成功したのが予想外で、予備に取っといたWanaka4日間は予定変更に。(いずみさんと何箇所かに回って、最後はまた一人でWanakaに戻ってこの木を撮れるまでに粘るというプランでした)朝10時頃にWanakaを出て、Milford soundに夕日前に到着。

タイムラプスで見る彩雲

まずはiphoneタイムラプスをご覧ください。奇跡的な彩雲が現れましたよ。

虫に要注意!

動画から、無数のサンドフライという虫が飛んでいたのに気づきましたでしょうか。(↓こんな感じで写っちゃいます)

そう、この虫はやばいです!本当にやばいです!ずっといるのです。春夏秋冬、朝昼夜、人の体温を感じて寄って来ているのかと思ったらカメラの上にも無数の群れが居たりして、なぜ寄ってくるのかはよく分かりません。

刺されて激痒くて、2週間も消えないという恐ろしいやつ。日本の虫よけはやっつけられないみたいので、現地の強力なやつで厚く塗って予防しましょう!シャッターを切る前にいちいち毎回手でレンズ前に虫をはらう作業が一番の疲れだったかもしれません(笑)

学んだ注意点

やばい虫とは別でまた厄介な問題があり、それは「潮の位置」です。潮が引きすぎるとリフレクションは奥までにいかないと撮れないし、逆に満潮すぎると立つところさえ確保できない(石がいっぱいあるので転びやすくて危ない)、レインブーツはあったほうがいいとか、そういった勉強になった部分が多くて次に活かそうと思います!

撮影中の動画

撮影中はこんな感じです。映像に映ってるようにこういうまるっこい、ぬるぬるの小石の上に立ってギリギリ三脚と自分のバランスを取って撮影しました。途中バッテリーが切れてカバンに戻ろうとしたら滑って転倒し、隣から笑い声が…きっとファンシーな光景だったんでしょう(笑)

他にも楽しめる観光スポットが沢山!

Milford Soundにはいろんな現地ツアーがあって、ハイキングコースやヘリ、クルーズ観光等…時間があれば本当は一週間ぐらい滞在したかったのですが、今回はMitre Peakが目的だったので、朝日を撮って次に移動しようと思いました。

そして…天気予報はまた「明日の朝は曇り」と予報していました。

三日目も好調に撮影

朝はMilford Sound撮影

朝はまぁまぁ焼けて綺麗に撮れました!その後ずっと一日晴れでした。天気予報を100%信じなくても良いかも…と思いはじめました(笑)

Sonyα7R2/GM2470mmF2.8

Lake Mathesonに移動

朝9時半ぐらいにLake Mathesonに移動。スポットの順番が失敗しちゃったと思うのはここからでした…。Lake Mathesonは遠いよって撮影に同行してくれたいずみさんに何度も言われて最初は諦めたのですが、やっぱり諦め切れずに(笑)

地図でみたら、その次の目的地であるMount Cookとめちゃ近くて、行こう行こうって無理を言ってご迷惑を…結果ちょーーーーーー遠かったです(泣) 現地に着いたのはもう夜。いずみさんごめんなさい><

私も運転できればとすごく後悔した出来事…そして疲れたいずみさんは夜8時半に就寝。寝る前に天気予報を見たら、次の朝は雨のち曇りとのこと…ガーン。

四日目、またもや奇跡が!?

悪天候の朝

Lake Mathesonから片道一時間のところ(Fox Glacier)に一泊し、朝4時半起きでチェックアウト。Mathesonの入り口から一時間のハイキングコース(難易度ほぼ0の徒歩コース)があるから早めの出発。車から降りた時に空を見るとやはり曇天。そして天気予報通りの小雨が降りはじめました。せっかく来たしせめて撮影スポットに辿り着いて次に活かそう…という気持ちで目的地にやって来たら、こんな感じの空でした。

うーん暗いですね。それでも綺麗なリフレクションが撮れるし、いいかって思ったらおやおや…!!!

豪華な朝日が出現

厚い雲の中から隙間が現れ出しました。これはもしかして…もしかして…とドキドキ待っていると朝焼けのピンク色が再び出現!なぜか満遍なく曇天の空から、Mount CookとMount Tasmanのピークの部分の、雲と雲の間にマジックアワーの独特なピンクの光が照らされました。

Sonyα7R2/GM2470mmF2.8

ロマンチックな雰囲気でなんと美しい!と感動しながら早速連写。鳥や昆虫の朝の囁きを聴きながら、目の前の大自然が醸し出す美しい光景に感嘆!空が明るくなりつつあるのとともに、湖面に風が軽く吹きはじめ、カモの群れも奥から近くにまで泳いできました。なんとも素敵な朝でした!

動画も撮影

撮影場所で動画も撮ってみました。撮りたいところだけ晴れてくれてなんというミラクル!

おまけスポット紹介

ニュージーランドの国立公園の中ではこういった、日本だと「顔はめ看板」のような表示ボード?をよく見かけます。

9時半頃からMount Cookに移動

また長時間の移動になるため、急ぎでMathesonを出てMount Cookに向かいました。地図だと目の前にあるのに、U字型ルートでまさかのQueenstown、Wanaka経由!戻ってるじゃん!(笑)

夕方ぐらいには到着したのですが、曇天のためそのままホテルに。天気予報は雨×強風。(南島は本当に恐ろしいぐらい道が少なく、環境破壊をしたくないのでトンネルも少なく電柱も勿論ないのです…)

変動の五日目

撮影を断念

Mount Cook公園内で連日の雨×強風予告があったためHooker Lakeにいくことを断念…!その撮影したかったスポットは、Hooker Lakeという、公園の入り口(Campground)から往復三時間のハイキングコース(Hooker Valley Track)の終点にある湖です。

連日雨と強風予告で撮影は難しいのと、大きい吊り橋が3つあるため強風になるとそもそも危険ということで、やむを得ませんでした。この日の朝は隣のTasman Lakeを見に行くことにしました。数キロしか離れていないのですが、天気は全く異なって雨のち曇り→曇りのち晴れ(同時にMount Cook公園内は嵐)。特にこれといった写真は撮れなかったのですが、代わりに大きい虹が見れて満足!

小ネタとしては、ビジターセンターの手書き天気予報が分かりやすかったです(笑)

Tasman Glacier Lake

隣のTasman Glacier Lakeは少し朝日を見ることが出来ました!その後、30分ぐらいのプチ登山をして山の上に到着。

晴れているLake Tekapoへ!

空を見たら逆方向のLake Tekapoは晴れていそうな気がしたので、急遽撮影プランを変更し、夕方はTekapoへ向かうことに。でも着いた途端、観光客の激混みとカメラマンの多さに驚きのあまり今回が最初で最後のTekapoとしようと心に決めました…。

定番の「天の川×教会」スポットがありましたが、nightscapeに興味がないのでそのままホテルに戻り、いずみさんと最後の晩餐を食べてお別れしました(涙)

天使の去った六日目

強風と嵐の中「Mount Cook」へ

移動手段は「徒歩」しか(笑)終日Mount Cook強風と嵐
「最近の一番荒れている日」とホテルスタッフに言われているぐらいの嵐でした笑

ホテルの部屋からこんな感じ

終日ホテル待機になってしまい、暇つぶしでロシアのドローン動画を編集して1日過ごしました。ちなみに、ベランダには動物のうんちいっぱい落ちています(笑)

悪天候続きの七日目

嵐の中でロケハン

本日も同じく雨!強風!ああああああ!でも明日の午後にQueenstownに戻らないといけないため、チャンスは明日の朝のみ。そして明日の天気予報がやっと「晴れマーク」に!これは勝利の予感です。

嵐の中でもロケハンは必須なので、覚悟を決めて雨が少し止んだ午後3時に一人で出発。ホテルから入り口まで片道徒歩40分。入り口から目的地まで少なくても片道1.5時間。車があれば10分で入り口までにいけるのですが…再び無免許の自分に深く嘆きました。

ハイキングトラックの状態は常に公開されている

なんとか到着

40分歩いて、やっと入り口に辿り着きました。

途中のMueller Lake風景

途中のMueller Lakeもこんな状態です。後ろを振り向いてみたら、逆方向のLake Tekapo方面は晴れ…むむむ…上手くいかないものです。

逆方向のLake Tekapo方面

雨のため、園内はもちろんほぼ人が居なかったです。ただ道は整理整頓されているのでとても歩きやすくて良かったです。吊り橋は強風の中で揺れすぎて目眩までしてしまいました…(笑)

4時を過ぎると空が一気に暗くなり始めたため二つ目の吊り橋を諦めて折り返しました。来た時はまだ大丈夫だったけど、やっぱり暗くて不気味すぎる森の中を一人で帰るのは怖いっ!

怖い帰り道

再び天使が舞い降りる

朝日を撮るとなると朝4時半にホテルを出なければいけません。しかしそれは「真っ暗でもっと怖い!」ので、一緒にいく仲間を集めようという発想に至り、中国語と日本語と英語を活用しまくって一緒にいく仲間を募集した結果…なんとホテルの中国人スタッフが行く!と言ってくれ、最終的にはスタッフ3人と共にHooker Lakeへ行くことになりました♫

ホッとしたのと同時に、天使たちに感謝!

仲間と楽しい八日目

雲ひとつない空

4人一同で5時ちょいに出発。会話しながら歩いていると一時間半があっという間に過ぎ去りました。そして、Hooker Lakeに日が昇る前に到着!

すでに3人のカメラマンがいたのですが、あれれ?これ、湖??と思うぐらいの激しい波でした(笑)これだとリフレクションを断念するしかないか…と諦めます。しかも肝心の空、快晴すぎて全く焼くこともなければ雲一つもない!記念ショットを撮って帰りました…(笑)

これはリベンジにもう一回、来るしかないようですね。

海のようなHooker Lake..lol

海見たいな湖!晴れたらホテルの前にうさぎちゃんも出てきました。

泣く泣くQueenstownへ

本来であれば、Mount CookからChristchurchに行けばすぐなのですが、「Wanakaの木が撮れるまでに撮る」という予備プランがあったため、Queenstown発の便をとってしまい、一回Queenstownに戻らざるを得なくなりました。(Queenstown→Christchurch→オークランド→東京の便を一つでも乗らなかったら全部キャンセルになるという航空会社のルールにやられた!涙)

念のための予備プランが、とんでもない無駄という事になってしまいました(笑) ホテルから出発したバスに乗り、夜Queenstownに到着。そこで一泊しました。

最後の九日目

QueenstownからChristchurchへ

東京帰りの便は次の朝6時だったので、コスト優先で一番安いカプセルホテル「JUCY Snooze Christchurch」@空港近く(徒歩10分)にしました!

なんとここは、ニュージーランド唯一のカプセルホテルみたいです!それぞれのポッド(ベッド)にはカーテンがついていて、下ろしたら独立した空間になります。空港送迎(8am~)もあるため、まぁまぁ綺麗で便利でコスパも抜群(3千円ちょい/泊)でおすすめです。この日の午後は、隣ポッドに寝る21歳のフィンランドの女の子と二人でぶらぶら街観光しました。夜3時半に起きたら、もともと2人しかいなかった部屋が、5人も寝ている状況になっていたので静かにカプセルホテルを後にし。空港まで10分程歩いてニュージーランドとお別れしました!

3カ国目終了!

こんな感じでニュージーランド撮影旅が無事に終了しました!ツアーに間に合わず、最初はどうしようかと心配しましたが、友人が助けてくれたおかげで撮りたいシーンも撮れて、コスト節約にも大きくつながりました。自分の計画がむちゃくちゃで無駄もいっぱいありましたが、次には活かしていけそうな予感なので何よりです(笑)

予算が少し浮いた分、予定の四カ国以外にも中国の武陵源に行くことができるようになりました。改めて、クラウドファンディングで応援してくれた方に感謝を申し上げます。

では、次の武陵源レポートもお楽しみに!♪

バックナンバー

世界を旅する風景フォトグラファーが追い求める「感動」とは。

SONY Α7R IIIを持って−40度の極寒バイカル湖に挑んだフォトグラファー体験記

風景フォトグラファーが過ごすアメリカ・サウスウェストの9日間。ホワイトポケット、砂漠、そして雪国!?体験記

最終更新日:2021年8月12日
Pocket
LINEで送る

0 replies on “奇跡の絶景を求めて、世界各国を旅するフォトグラファーが9日間のニュージーランド撮影旅行”