写真、好きですか。私は好きです！どうもこんにちは写真愛を声を大にして叫びたい、ヒーコ編集部です。今回も写真を愛する多数の読者様から寄せられた選りすぐりの作品が揃っていますよ〜！ヒーコセレクションの第6回の結果発表です！どの作品も納得の一枚！何故選ばれたのかをはっき言語化されていることでより理解と納得が深まること間違いなし。何故選ばれたかまでわかるのって嬉しいですよね！
第6回
あと一歩な一枚
すごく好きな写真です。現像もフィルムライクで押し付けがましくなく、いつまでも見てたくなるような一枚です。「あと一歩」としたのは、下の方にある割と露骨な「土」というか「砂」というか、なんかゴツゴツしたやつらの存在で、それが全体の穏やかでノスタルジックな感情と齟齬を起こしているような気がしないでもないんですね。いや、もしかしたら意図的に入れられたのかもしれませんが、そうだったらごめんなさい。
https://twitter.com/any_glw/status/1030082492269654018
フォーカスしたい一枚
今年、めっちゃ遠くから花火撮ってたんですね。20キロとか30キロとかから。いやってほど遠くから花火を撮ってると、目がやけどするくらい近い場所で花火見たかったと思うんですよ。でも、寄りすぎると目がほんとに焦げるじゃないですか。まつげとか焦げたら、ただでさえ少なくなってきた髪が辛い感じです。そこで登場するのがカメラと写真というわけです。こんな風に繊細な色合いで、こんな風に素敵なボケで撮れるなら、僕も絶対に山登って鹿とか野犬とかに追われるような撮影はしないだろうなあという永遠の憧れを込めて、フォーカスの一枚とさせて頂きました。
https://twitter.com/yzmcam/status/1032121873566457856
グッドな一枚
ベスト・オブ・ヒーコ
永遠の憧れ、低彩度風景写真です。もうそれだけで僕は土下座したくなる一枚です。「彩度低くしたらクールだし今風だしオッケーよね」という安易な表現ではなく、白から緑、黄色までの階調表現の美しさと統一感や、見せる木を選択して配置している構図感覚、大胆に白を大きく上に持ってくるセンスが素晴らしいです。特にやはり霧の中に徐々に消えていく木のグラデーション表現が素晴らしく、まるでこの白の後ろには指輪物語のエントの森のような壮大な樹々が続いているような錯覚を覚えるほどです。そこに加えて、ダークに寄せたエモい赤の存在！見事なまでのバランス感覚でうなりました。構図から現像まで含めて、風景写真として感嘆すべき一枚でした。今月のベストに選ばせて頂きました。
総評
今月の選者を拝命しました別所です。そして投稿写真を見させていただいてすぐに、断ったら良かったと後悔しました。大半の写真が、僕の撮る写真などより圧倒的にクオリティの高い写真ばかりで、「選ぶ」などという上から目線の行為がおこがましい気持ちになりました。ですが拝命したからには責務を果たします。基本風景系で選ばせて頂くことにしました。すべての写真をベストに選びたくなるほど好きな写真ばかりです。気持ちとしては「大好きって言うなら、大大好きって返すよ」という感じです。これからも皆さんヒーコをよろしくね♡
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