初心者が風景写真の撮り方からPhotoshopでのレタッチ方法まで教えてもらった話

こんにちは!毎度おなじみヒーコイベントに行ってきましたすーちゃん(@iamnildotcom)です。今回は長瀬正太(@syouta0002)先生による「10/14(土) 感動を写真に乗せよう!長瀬流・風景写真セミナー!撮影&レタッチ基本編」に行って学んできた事をお届けします!^^

初心者が風景写真の撮り方からPhotoshopでのレタッチ方法まで教えてもらった話

待ちに待ったセミナー

ついに長瀬流・風景写真セミナーの日がやってきました!
場所は、前回行われたトークショーと同じ会場でした♫隠れ家的でオシャレな雰囲気です^^

セミナー会場前には司会を務める勝海麻衣(@katsumi0411m)さんが描いたイラストが!長瀬先生がとても可愛らしく描かれています^^
イラストにほっこりした気分になりながら、会場に入るとそこには既に沢山の人が集まっていました!

プロジェクターに長瀬さんの作られた資料がプロジェクターで投影されながら、いよいよセミナー開始!

基本準備編

まず最初は、撮影に持っていく機材について解説をされていました。
それぞれこの機材を持っていくにはどういった意味・理由があるのかを丁寧にお話しされていたのですが、例えばD800Eを使う理由の一つは写真をプリントする事を考えて画素数の多い方が良いからや、三脚・タイマーレリーズ・水準器を使う理由はブレ対策も勿論のこと、長秒露光撮影を行うことが多いからなのと単純に重いカメラを支えてくれるので楽であるなど、あとズームレンズが動きづらい場所での撮影でとても便利というお話がありました。
確かに、風景となると自然の中や道路があったりと動きづらい場面はとても多そうですね…!

長瀬先生が三脚について記事を書いているので気になる方は読んでみてください♫

風景撮影はじめの一歩!今すぐ使いたい三脚の使い方のすすめ。

撮影編

撮影地選び

撮影地を選ぶ際には、「この日のこの時間帯がこの天気だから行こう」と長瀬先生は決めているとお話されていました。
この場所に行きたい!ではなく、天候に合わせて場所を選び向かわれるんですね。ここは冷静さが重要ですね…(行きたい場所にすぐ行っちゃう人)。

被写体の探し方

撮影場所に着いてからも「まずカメラは出さない」と仰っていた長瀬先生。
まずは歩いて良い場所、良い光を探していくとの事。
場合によっては何往復もして、良い場所と良い光のタイミングを探していくそうです。
また、被写体の探し方については、まず広めに撮ってその一枚を見て「あ、ここが良さそうだな」という場所に当たりをつけるのがコツだとか。

なるほど…!自分はほとんど風景は撮りませんが、撮ろうと思った時もどこをどう撮ったらいいのか、ポイントが絞れずに撮れなかったりします。
でも視界には見渡す限り風景があったりして情報が多すぎたりしますし、一度広めに撮って液晶の中の写真を眺めたら気が散らずに、冷静にポイントも見つけやすそうですね!^^

写真の撮り方

写真の撮り方についても説明されていましたが、こちらの記事にも書かれているので興味がある方は参考にしてみてくださいね♫

カメラ初心者に贈る「何をどう撮っていいか分からない」時の対処法。

カメラ初級編!風景の撮影時に2つのポイントを心掛けるだけで変わる写真

悩んだら全部撮る!

屋外では液晶でちゃんと画像が見れなかったりする事もあるし、落ち着いて後でPCで見たときに良いと思ってた写真の答えが変わる可能性もある。
どっちがいいかなと迷った時は全部撮っておくのをオススメされていました。
長瀬先生は同じ撮影地で414枚も撮っている例を、会場でプロジェクターに投影して画像ごと見せてくれました。
こうして枚数を撮っているうちに、鳥が通ったり、光芒が出てきたり…と状況が変化してきてはまた撮って、また撮って、の繰り返しになるようです。
サッとすぐに場所を移動してしまうのではなく、写真にはいい場面が来るように粘る事がとても大事なんだな…と聞いていて感じました♫

構図について

長瀬先生の写真には「オープン」と「クローズ」という2タイプの写真があるそうで、それは一体どういうものなのかホワイトボードを使って解説いただきました。
この2タイプは、写真の先にどう風景が広がっていっているのか、「写真の外」をどう想像させるかで分けているものだそうです。
私の力では説明するのが難しいのですが、オープンは写真の「外」にも広がっていくようなイメージ、クローズは写真の外ではなく、写真の真ん中に目がいくようにして写真の中だけの「舞台」で風景が完結するようなイメージみたいです。

いやあ風景においても、木の配置だけで奥に広がっていくようにも、平面な写真にもなってしまうから深いですね…。
長瀬先生は全てを考えて自分で演出していってるんだなあ…と思いました!凄すぎる…!震

とにかく全部撮る

風景を撮る際は、その場で背伸びをしたり、しゃがんだり、スクワットをするように色んなアングルを撮ったり試すためにとてもよく動くという長瀬先生。
絞りも色んな数値を試してどんどん撮っていくそうです。
もうとにかくなんでも試しては撮るの繰り返しで先ほども書きましたが「全部撮る!」精神を徹底されているようですね!^^

風景レタッチ編

実践!

撮影の基本編が終了し、次に風景写真のレタッチ方法についてお教えいただきました。
会場では実際に長瀬先生のPC画面をプリジェクターに投影しPhotoshopでレタッチしていく様子を見る事ができました!
いつも先生が行なっている木への影の付け方や、その影の濃淡の調整などを解説して頂きながら実際にレタッチが行われていきました。感動〜!
他にもごみ取りの方法や、焼き込み・覆い焼きを使って写真にコントラストをつけていく方法、ここではお教えできませんが長瀬流の秘密のテクニックをご紹介頂きました♫

レタッチはどこまでやればいいのか

レタッチにおいてどこまでやればいいのかは、「自分の感性」のまま、良いと思ったものが良いんだよと仰っていたのが印象深かったです。
明確な答えがあるわけではなくレタッチという作業は一人一人の中で落ち着く答えを探していく作業なんだなと感じました。

トリミングで写真の引き算

写真のトリミングをする意図や写真の引き算について教えていただきましたが、こちらの記事にもそのポイントが書かれているので気になる方は読んでみてくださいね♫

風景写真の引き算と足し算とは?基本にして最も重要な3つのポイント

今回のまとめ

今回長瀬先生のセミナーを受けて、私自身はあまり風景写真を撮りませんが(撮れない)このやり方なら私もチャレンジできるかもしれない…!と希望が見えた気がします!
初級者に向けた内容ということもあり、こちらに手を差し伸べてくれているのが伝わる分かりやすくて優しいセミナーでした^^

お話から感じたのは、とにかく「挑戦」という事。
いろんなアングルや場所や設定を試して撮って撮って撮っていく長瀬先生の姿勢を自分ももっと大事にしようと思いました。
諦めない気持ちというか、「良い写真を撮るぞ」と泥臭くてもひたむきに良い写真を探していった果てに長瀬先生は素晴らしい写真を撮られていることがよく分かり、良い写真というものは簡単に撮れるわけではなく、良い画を探し追い求めた者にだけが手に入れることができる境地なんだなぁ…としみじみ勉強になりました。
ジャンル問わず、全ての写真に繋がる、そんなセミナーでした!

それでは、ここまで読んでくださったみなさま、セミナー講師の長瀬先生、誠にありがとうございました。

次回のイベント

次回のイベントは伊藤公一(@co1)先生の「11/4(土)みる・撮る・みせる。SNS時代に「自分の写真」を制作し続けるための戦略論」ですね!
このセミナーを受けると、”流行る写真と撮りたい写真が違ってて迷う”、”自分はどんな写真を撮りたいのか分からない”、SNS写真にまつわるそんなもやもやした悩みの答えが見つかるかも!?すーちゃん、いっきまーす!

写真制作において「本当に大事なこと」。興味がある方は要チェックです♫

11/4(土)みる・撮る・みせる。SNS時代に「自分の写真」を制作し続けるための戦略論

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