相沢亮| MY PERSPECTIVE
プロフィール
相沢亮
2017年にカメラに出逢い、東京を拠点に活動中。主に都市の情景をオールドシネマのような空気感で撮影。SNSを通じ、企業のPR案件や雑誌への寄稿等、近年活動の幅を広げる。
7つのキーワード
被写体
機材
主に使用している機材は、NIKON Z7ですね。どこにでもいつでも持ち歩きたくなるようなカメラが好みです。街中が被写体だと不意に魅力的なシーンに出会うことがあるので、「今日、カメラ持ってなかった…。」というのは、素直に悔しいです。なので、常に持ち歩ける軽さのものは重宝します。
機材以外に、光(主に自然光)は必須ですね。曇りや雨の雰囲気の写真も好きなのですが、被写体本来の色をより魅力的に引き出すのは、やはり光だと考えています。人物撮影で光の当て方を考慮するように風景でもできる限り同じことをすれば好みの雰囲気に演出できたり、綺麗に写すことができると感じています。
理由
理想
これからの目標のひとつに、日本全国を写し続けるということがあります。SNSで主に東京の風景を載せているため、あまり地方の写真の印象はないかもしれませんが、地方の魅力を写真を通じて発信するということにとても興味があります。「主に東京の写真を撮っている相沢が地方に呼ばれたら、どんな写真を撮ってくれるのだろうか」という期待を持たせることができたら良いなと思っています。SNSで写真が溢れている時代の中で新鮮さというものを常に提供できるようになりたいですね。
自分の中にあるコンセプトの一つとして「日常を綺麗に残すこと」というのがあります。特別に綺麗な日でなくても、少しだけ綺麗な瞬間があればその風景を日記のように残したいです。絶景の写真も大好きなのですが、日常の写真もあれば、お互いの魅力を引き出し合うと思っています。
発信
SNSがなかったら、他の方からの刺激というものが少なくなりそうですね。そのことが自分にどのような影響を及ぼすか考えたこともなかったです。SNSは、能動的に必要な情報を取捨選択することのできるツールの一つだと思っていますので、良い刺激を集めて、自分の作品に影響を与えることは、頭の中で常に行われていると思います。好きな本を買って、影響を受けることと近い感覚ですかね。そういった意味で、SNSがなければ今の自分のスタイルは確立されてなかったかもしれません。
また、ある行為に対して対外的な評価を受けて自分の地位を確認することは、試験など人生の節目などで経験することだと思います。「写真家としてSNSというツールで作品を発信して評価を受ける」ということは、それに近いもので仕事などで自分以外の誰かと関わる時に対外的な評価は常に行われるものだと考えています。その評価をしてくれる方々のおかげで、今の自分が目指すべきものを確認できたり、自信に繋がったりしているのかなと感じています。さらに、魅力的な方と繋がることができたというのは、自分の活動の支えになっています。