こんばんは、ジャックダニエルこと鈴木悠介(@monocolors_)です。ヒーコが新たに監修した書籍が出版されることになりました!私はディレクターという立場でこのプロジェクトに携わらせてもらい準備を重ねてきたのですが、無事こうして皆さんにお知らせすることができ、とても嬉しく思います。
書籍のタイトルは、「ヒーコフォトグラファー2.0ファイル」。
文字通り、本書はフォトグラファーを紹介するセレクションファイルとなっています。ヒーコが独自にフォトグラファーを選定し、キャリアにとらわれることなく次世代的な活動をするフォトグラファーにスポットを当てています。本記事では、本書で語られている部分にも触れつつ、その魅力をお伝えします。
ヒーコフォトグラファー2.0ファイル
はじめに
フォトグラファー2.0
フォトグラファー2.0とは、ヒーコが提唱している新たなフォトグラファー像です。世代を問わず、いくつかの特徴を備えたフォトグラファーを指しており、具体的な点としては、SNSやインターネットを活用して自身のスタンスを表明している方やクロスボーダーな活躍をしている方などがその一例に上げられます。
今回の掲載フォトグラファーは、まさにそのフォトグラファー2.0の特徴を備えた方たちが多く参加しています。その存在は、一億総フォトグラファー時代において高いクリエイティビティを持った次世代型フォトグラファーといえるのではないでしょうか。
SHOOTING フォトグラファー + レタッチャーファイル

本書は、株式会社ツナガリが毎年出版している「SHOOTING フォトグラファー + レタッチャーファイル 2020」との二本立てで、一つの書籍としてパッケージングして販売されます。
この「SHOOTING フォトグラファー + レタッチャーファイル」とは、雑誌、広告、音楽などのジャンルで活躍中、及び今後活躍が期待されるフォトグラファーやレタッチャーを厳選して紹介している歴史ある書籍となります。
目的
ヒーコフォトグラファー2.0ファイルは、こうした書籍のいわば別冊版として同封されることになるわけですが、これは掲載者の写真を商業写真業界におけるキーパーソンに直接届けるまたとない機会となっており、今回のようにフォトグラファー2.0という枠組みでお届けすることにヒーコは価値を感じています。
そもそも「SHOOTING フォトグラファー + レタッチャーファイル 」を実際ご覧になる方の多くは、クリエイティブ業界の関係者の方がメインといわれています。アートディレクター、デザイナー、編集者の方々がその一例に上げられ、案件のイメージに合うフォトグラファーやレタッチャーがいないかキャスティング資料の一つとして、この書籍を利用するわけです。
こうした書籍にヒーコフォトグラファー2.0ファイルが同封されることは、掲載フォトグラファーの作品、及び作家性が業界関係者の目に触れる直接的な機会となる新たなチャレンジといえます。本書を出版する目的はこうした側面を考慮してもその実、将来性のある役割を担っているといえるのではないでしょうか。
ページレイアウト
本書は、掲載フォトグラファーが自らの作家性を感じてもらえるよう吟味した作品が掲載されています。レイアウトの特徴は、とりわけ見開き左ページにあります。Instagamを想像させるスクエア9枚の作品が共通フォーマットとして並んでいます。総勢67名のフォトグラファーによるページは圧巻の内容です。ぜひお手に取ってご覧いただけたらと思います!
本書をきっかけに

掲載フォトグラファー67名
相武えつ子、Ai Horikawa、秋岡英太朗、アキラ・タカウエ、浅岡省一、阿部駿、伊藤公一、井上浩輝、岩田量自、氏原正智、内村円、eam、鬼澤礼門、omi、加藤光、Kana Kurata、鹿野真里菜、柄木孝志、木下昂一、クロカワリュート、黒田明臣、小林修士、斎藤朱門、酒井貴弘、Sachie、SamAlive、澤村洋兵、柴崎まどか、柴田祥、shabon、Shohki Eno、鈴木悠介、Taishi Arashida、髙木慎平、高橋伸哉、高橋優里、武井宏員、タケシタトモヒロ、谷田洋史、丹野徹、tsunekawa、ディギー、テラウチギョウ、富久浩二、Nasu Sayaka、Nana、nandinyuan、haruna kikuchi、haru wagnus、半田菜摘 、日出木りんご、Hiroki Nose、fukuzoフクゾー、藤原嘉騎、別所隆弘、MasaHiroIKEDA、増田元太、もろんのん、八木千賀子、保井崇志、Yasuhiro Kurata、Yuto Ikeda、yuria、横田裕市、Riho Tanai (monchouchou)、6151、若林満(あいうえお順)
監修:ヒーコ
進行管理:鈴木悠介
デザイン:テラウチギョウ