光のポートレートに完全密着!! !プロフォトグラファー浅岡省一の撮影現場、全部見せます。

今日も元気にヒーコハッピー!♪
皆さんこんにちは、XICOスタッフのすーちゃんです。
カメラマンになるために日々勉強中なのですが、どうしたらもっと近づけるのでしょう?
そう考えていたら閃きました。

そうだ、プロの現場を見に行こう!

というわけでプロ写真家、浅岡省一さんに土下座でお願いをして撮影に
ついていっちゃいました!!!

夕陽で撮る光のポートレート

浅岡さんといえば、夕陽を背景にして人物をストロボで美しくライティングするポートレートで有名ですよね。
今回はそのポートレート撮影に同行して撮影レポートをしていきたいと思います!

川に到着、ソッコー撮影開始

モデルと合流し浅岡さんの車で撮影現場まで連れて行ってもらい、到着したらすぐ撮影開始!
あまり空が焼けていなかったのでまずはASAOKA第一形態 ポートレートから。

白のレフ板を使って太陽の光をモデルの顔に反射させて顔を明るくし、
顔へ反射する光が強すぎないようにレフの角度ずらしたりと光の調整をしていました。
レフで反射させた光を顔にそのまま当てると強すぎてフラッシュをたいたような少し自然ではない光になってしまったりするので、
そこを考慮しているのですね。

画像の矢印を移動させると、撮影風景とその写真が見れます♪

※使った機材は白のレフ板のみです。

撮影風景を撮ろうと私がカメラを向けた瞬間には、もう撮り終わっていました。
その一瞬でこのモデルのこの表情を引き出すとは・・・!目にも止まらぬ早業でした。

岩に乗ってみよう!

だんだん日が沈んできて、夕陽が見えてきました。
すると浅岡さんがヒョイヒョイと川にある大きい岩にカメラを抱えて飛び移り、そしてモデルさんも岩の上に。
これはASAOKA第二形態 ポートレート。始まってますね!

そして浅岡さんの代名詞と言っても過言ではない、ストロボが登場!
画像のように、モデルの斜め前頭上からストロボをセット。ストロボの光量は一分の一。

x20161021_DSC6508イラスト付き

そして撮った写真がこちら。

_DSF3156

こちらもソッコー撮ってハイ終わり!てな感じでした。
早すぎて撮影風景撮り損ねるところでしたよ・・・日が暮れる前に撮る必要があるためスピード勝負なのですね!
一瞬でこの画が撮れるようになれれば浅岡マスターという事か・・・道のりは長い・・・(浅岡マスターって何)

これぞ浅岡省一、光のポートレート

だいぶ日が落ちてきたとき、雲が晴れて空が出てきました!天は我々に味方をしてくれたようです。
ここでASAOKA最終形態 ポートレート。かなりフォームチェンジしましたね。
今だ〜!と夕陽が沈む前にダッシュで移動しカシャッ

_DSF3416

これは・・・思わず名前を聞いてしまいそうなドラマチックで美しいポートレートが完成。
このモデルに当たっている光はどうなっているかというと・・・

_DSF3411

※土を耕している訳ではありません。
私が後ろでストロボを持っていました。すみません、必死すぎて光量は覚えていません。※おそらく一分の一

スタンドが見えないようにモデルの真後ろに居る必要があり、
傾けてしまうとモデルからはみ出してスタンドが見えてしまう・・・調整が結構難しい!

横から見た図。

illustration-shooting

このように坂があったから出来た技なんですね。
もちろんそれに加え私自身がモデルからはみ出して写真に写ってしまわないように、低くしゃがんで隠れております。
美しい写真の裏ではこのような努力が潜んでいるのですね・・・。

おまけカットでジャンプver

_DSF3422

觔斗雲(きんとうん)でしょうか?
モデルの身体能力が高すぎて光を飛び越えてしまいました。

今回使った機材まとめ

・HAKUBA レフ板 プロ 32インチ シルバー/ホワイト KRF-P32SW
・ニッシン MG8000(生産終了品)
・Cactus V6
・Cactus トランスルーセントアンブレラ C-451
・Manfrotto ナノポールKIT スナップティルトヘッド MKSTRO1-1

今回使ったアンブレラは使用されるのが初めてとの事!
「結構良かったので今後も使っていきたい」とおっしゃっていました。

気づいたら撮影終了

夕陽が沈むのはあっと言う間で、光の速度で撮影が過ぎていきました。
白レフの使い方ひとつでこうも違うのかと驚愕したり、未知との遭遇(トランスルーセントアンブレラとか言うやつ)をしたり、
撮影のテンポが早くてついて行くので必死で目まぐるしい撮影でした!

今回は浅岡さんとモデルさんがなんと初めましての撮影だったようなのですが、
その印象を全く感じさせない終始笑いの絶えない楽しい現場となっていました。
私は人見知りなので初めましての人と撮影するなんて考えただけで動機・息切れ・発汗が止まらなくなるのですが・・・さすがプロ。
いや、浅岡さんだからこそ成せる技なのかもしれませんね。
この初めましての方との撮影の仕方については「99人撮ってわかった初めましてのポートレート撮影」セミナーで詳しくお話しされるようです。

最後にひとつ自慢させてください。

撮ってもらっちゃいました!

_DSF3323

ただライト持ってるだけなのに何かすごいかっこ良くなってるぅ〜〜〜〜〜!
とてもとてもうれしいです。後生大事にしていきます。

浅岡さん、
このたびはお忙しい中誠にありがとうございました!!

浅岡省一氏の撮影術・思考法を学びたい方はこちら

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One reply on “光のポートレートに完全密着!! !プロフォトグラファー浅岡省一の撮影現場、全部見せます。”

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