Lightroom/Photoshopでベストな画質を得るためのワークフロー

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2年に一度のPhotokina開催年、魅力いっぱいの新機種リリースが止まらないデジカメ界隈ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
フラグシップ機、中級機はもちろん入門機的な位置づけのデジタルカメラからコンパクトデジタルカメラに至るまで、多くの機種でセンサーの画素数は増える一方です。
「カメラ買い替えた♪ 」
そんな喜びの聲を散見しつつパソコン環境は大丈夫なのか?、と。
簡単ですけど表を作ってみました。

画素数によるデータ量の例

カメラの画素数RAWで記録した場合のデータサイズRAW現像後のPSDファイルのデータサイズ(16bit/チャンネル)RAW現像後のPSDファイルのデータサイズ(8bit/チャンネル)
1600万画素(12bit圧縮RAW)約14MB約95MB約47MB
4200万画素(14bit非圧縮RAW)約85MB約253MB約113MB

データ量の違いは作業環境を直撃します。
1600万画素くらいならそこそこイケてたハードディスクも4200万画素くらいになるともうダメ。SDカードを読み込んでLightroomでカタログつくってなんて事をやってる間にお風呂入ってメシ食って爪切って… それでもまだプレビューされない。(実話)
撮影終わったらバックアップとって寝たいじゃないですか。
素早く確実なバックアップ、整理された作業用データはクリエイティブな作業を円滑に行うための第一歩です。

RAWデータにおけるデータ量の問題

多くのカメラではRAW、あるはJPEGという記録の選択肢があると思います。
RAWで撮ることの様々なメリットはある程度RAWデータの仕組みを理解する必要がありますので、ここでは一旦消去法、JPEGが不向きな状況と利用法を考えてみましょう。

  • 構図内の明暗差が激しい(色深度8bitで記録される)
  • エッジの明確な色の境界線、直線(8×8ピクセルのブロック単位で圧縮される)
  • 拡大リサイズをする場合(ブロックノイズも拡大される)
  • 画像に変更を加えて保存し直す(保存するたびに劣化する)

代表的なものをいくつか挙げましたが、これはすべてデータ量を少なく(軽く)するための圧縮方法(非可逆圧縮)によるものです。

逆にRAWデータで記録した場合のデメリットですが、記録されるデータ量も大きいのですが… 現像後のデータはさらに大きくなり作業環境によってはセレクトするのも苦痛なサイズになることも考えられます。
RAWというとセンサーに入った光を全て記録しているように思うかもしれませんが、RAWもセンサーからの情報を取捨選択、あるいは圧縮して記録しています。

こういったファイルフォーマットの特徴を理解し作業/出力に合わせた保存形式を選択することで、例えば連写が必要でJPEGで撮影した場合でも圧縮による劣化を抑えて高品質な大判プリント用のデータを作成することが可能です。

ベストな画質を得よう

レタッチ/色調補正を施してフィニッシュすることが前提のRAW現像では素材からできるだけ多くの情報/ディテールを引き出すように処理します。

RAW 現像作業前(ピクチャースタイルはフラットなものを使用) ※Adobe Lightroomを使用

_DSC4057_RAW

RAW現像作業済(コントラストを下げ階調をフラットにする) ※Adobe Lightroomを使用

色相を調整して木の葉の塊感を和らげ、できるだけ葉っぱ一枚一枚が分離して見えるようにする)

_DSC4057_RAW development

Photoshopへ

[Photoshopでスマートオブジェクトとして開く…]でPhotoshopに持って行きます。

T-06-01

レタッチを行う

ディテールを潰さないように注意して… 実際の風景、あるいは求める印象に近いルックになるよう色調補正&トリミングを施して使用サイズに合わせてから、最後に仕上げシャープネスと明暗補正をします。

T-04-01

※ファイルフォーマット psd / 16bitモード

セミナーを開催します。

あれ? ストレージの話は?と思った方へ。

実は、こういった具体的な過程を通して画像データ(フォーマット)特徴や構造をつかんでいくことで
自分自身に最適なワークフローをつくれるようなカリキュラムを御用意致しました。
XICOセミナーを開催予定です! 詳細は近日中にご報告致します。

Coming soon!!!!!!!!!!!!!

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