初心者でもかんたんな海外風レタッチ Photoshopでモノクロ写真!SNSでも目を惹く建築ファインアートに挑戦してみよう

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皆様、初めまして。この度初めて寄稿させていただきます、Naoki Fujihara(@Naoki_Fujihara)です。当方は、建築を主な被写体としたファインアートを写真の主体としています。

ファインアートを始める前は、風景や星景、ポートレートを撮影していました。ただ、アキラ・タカウエさんの作品を拝見した際に衝撃を受け、そこからファインアート、撮影手法、レタッチテクニック等を学び始めました。

まだ写真枚数は少ないのですが、Instagram500pxYour Shotにまとめていますので、ご覧いただけたら嬉しいです。

10分で出来る!?初心者向けモノクロレタッチテクニック!ファインアートに挑戦してみよう

さて、ここから本稿の本題となる、モノクロの話題に入ります。

古くからの写真表現手段の1つとして、モノクロが挙げられます。カラーフィルムやデジタルカメラの台頭後も継承され続けている手法ですが、当方もファインアート写真作品を制作する際には、多用するアプローチの1つです。

今回は、モノクロを利用した当方の写真をご紹介します。

カラーよりもモノクロを利用することで、被写体の力強さが一層引き立つことがあります。本稿では、モノクロ初心者の方を対象としたモノクロレタッチテクニックについて、その手順をご紹介します。Photoshop初心者の方でも簡単にできる工程ですので、是非お試しください。

レタッチ解説前の前提条件

本レタッチは、以下の前提条件があります。

・Photoshopを利用できる環境がある。
・Photoshopにおいて、レイヤーとマスクを理解している。
・Photoshopにおいて、選択範囲を作成できる。

大変申し訳ありませんが、以上の条件を前提として、本レタッチをご紹介します。

ただ、レイヤーやマスクの知識が無くとも、後ほどご紹介するレタッチ手順に沿って作業することは可能です。

レタッチ前後の画像

レタッチ手順をご紹介する前に、まずはレタッチ前後(Before/After)の画像をご紹介します。ここでは、Afterのイメージを掴んでいただきたいと思います。

Before/After

本稿のモノクロレタッチテクニックを実践することで、特に強調したい被写体(ここでは建物)の陰影を強調し、更に空の輝度を極端に下げることで、被写体を際立たせることができます。

レタッチ手順

ここから、具体的なレタッチ手順をご紹介します。
Photoshopを起動し、画像ファイルを開いた状態から解説します。

レベル補正

調整レイヤーとしてレベル補正を追加します。

 

追加後、中間調を調整する三角のスライダーを右方向に動かし、写真全体の輝度を下げます。

レイヤーのコピー

最下層に配置された画像を複製します。

複製後、最上位に移動します。

レイヤーマスクを追加

最上位の画像を選択し、レイヤーマスクを追加します。

選択範囲の作成

モノクロで強調したい被写体(ここでは建物)について、選択範囲を作成します。選択範囲の作成は、クイック選択ツールや自動選択ツールを利用します。

グラデーションツールの選択

作成した選択範囲を保ったまま、グラデーションツールを選択します。選択後、「線形グラデーション」が選択されていることを確認します。

グラデーションで合成

レイヤーマスクを追加で追加したレイヤーマスクを、マウスクリックで選択します。

その後、選択範囲に対して、上から下へマウスをドラッグして、グラデーションを作成します。

レイヤーは下図のようになります。

ここまでの手順で、上位レイヤーと下位レイヤーの画像が合成され、Indexの「1.3.1 レベル補正」で設定したレベル補正の内容が反映されます。

選択範囲の作成

建物以外の被写体(ここでは空)について、選択範囲を作成します。

レベル補正

作成した選択範囲を保ったまま、調整レイヤーとしてレベル補正を追加します。レイヤーは下図のようになります。

追加後、中間調を調整する三角のスライダーを右方向に動かし、空の輝度を下げます。
スライダーの調整範囲は任意ですが、空の輝度が十分に低くなるように、画像を見ながら調整するのがポイントです。

白黒を追加

調整レイヤーとして白黒を追加し、最上位にレイヤーを移動します。

 

完成

完成です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、初心者の方を対象としたモノクロレタッチテクニックとして手順をご紹介致しました。

モノクロ変換については、Nik CollectionやTopaz Studio等、外部のプラグインを利用することも可能です。

また、選択範囲の作成方法も、クイック選択ツールや自動選択ツールではなく、ペンツールを利用する方がより選択範囲の精度が高く、その分最終的な写真のクオリティを上げることができます。輝度の調整についても、レベル補正ではなくトーンカーブを利用することで、更に精度の高い輝度調整ができます。

その他、色々と最終的な写真のクオリティを上げる方法はあります。皆様が納得のいく仕上がりとなるよう、様々な方法を模索されることをお勧めします。

もし本稿のモノクロレタッチをお試しになりましたら、ぜひ #xico 又は #ヒーコ とタグをつけて、SNSにご投稿いただけると嬉しいです。

それでは、良きモノクロ、良きファインアートを。

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