カメラ女子流!!ゼロからポートレート作品撮りをする方法とススメ。

こんにちは!
ただいまダイエット中のすーちゃん(@iamnildotcom)、おにぎりもお菓子も持たずにお送りしたいと思います!(涙)
今回は趣味で行う「作品撮り」の作り方について私なりのやり方をご紹介できればと思います♫

ゼロから作品撮りをする方法とススメ。

作品撮りってなに?

作品撮りが何かわからない方もいるかもしれませんので、軽く触れて行きますね!
お仕事としての撮影ではなくて、自己表現・ポートフォリオ用・宣材用・作家活動の一環として・自分が作った作品を写真に撮る、といったように作品作りのための撮影、もしくは作品を記録するための撮影という意味合いが強いかと思います。
作品撮りは個人であったり、複数のクリエイターと一緒になって一つの作品を制作したり、または作った作品の撮影を頼まれたり等、やり方は多岐に渡ります。
ちなみに、私は複数のクリエイターと一緒になって複数人で作品撮りをする事が多いですね。

今回紹介する作撮りはコチラ

今回は、恐れ多くも私が作品撮りをおこなうときのプロセスを、この作品を例にしてご紹介したいと思います。
ゆる〜くご参考までに見てもらえましたら幸いです(土下座)。

撮影のプロセス

この時の作品撮りはこういう流れでした。

  1. 撮りたいイメージを決める(ざっくり)
  2. モデル・ヘアメイク・プロップスタイリストの方の手配
  3. 衣装の用意
  4. 撮影場所探し
  5. イメージの共有
  6. 撮影

では、それぞれ詳しくご紹介していきますね♫

撮りたいイメージを決める

この時は超ざっくりですが「シースルーファッションの女の子が撮りたい」というイメージというか願望がありました。
あとは、

  • エロでは無いランジェリーを着た気だるげな女の子が撮りたい
  • お洒落な写真が撮りたい
  • 自分なりのKAWAII(カワイイ)を表現してみたい
  • ヘアメイクも撮影セットもがっつりと作り込んだ作品を撮りたい

という思いもちょうどあったので合体した感じで、シースルーファッションとランジェリーのコーディネートで、自分なりのKAWAIIを爆発させたお洒落なセットの中写真を撮るというわがままなイメージが誕生しました。

イメージを実現させるには。

さて、イメージがだいたい固まったところで、それを実現するにはなにが必要か。そもそも何が足りていないのか。を考えます。
私はシースルーもランジェリーの撮影衣装も持ってないし、そもそもモデルいないし、ヘアメイクもできないし、撮影のセットは場所も小道具も自分のセンスも足りてません。
うん、何も揃って無い!!!!(絶望)
という事で、必須事項がこちらになりますね。

  • モデル
  • ヘアメイク
  • プロップスタイリスト(空間デザインができる人)
  • 衣装、小道具
  • 撮影場所

ここから自分の運とツテとアシと仲間の力を借りてどうにか実現へ進んでいきます!

モデル・ヘアメイク・プロップスタイリストの方の手配

これからモデル・ヘアメイク・プロップスタイリストの方にどうにか撮影をお願いできないか考えていくところなんですが、幸運な事に友達がヘアメイクを本業としている方で趣味も合う子だったのでこれは・・・と思いイメージを伝えたらノリノリで応じてくださりました。感謝。
次に、作品に合いそうな女の子をSNSで探しまくりました。
そしてインスタグラムでイメージにぴったりなモデルの方が見つかり、幸運な事に撮影の了承をいただけました。さらに感謝。
その次にプロップスタイリストの方は、偶然ツイッターで空間デザインの作品展示の告知を見て行ってみたら作品に一目惚れしてその展示されていた主をナンパ・・・幸運の女神がついてるとしか思えないですが、作品撮りを承諾して頂きました。

こうして撮影のメンバーが全て揃いました。世の中には優しい人がたくさん居るようです。

衣装の用意

次に衣装と撮影で使う小道具の用意です。
衣装はヘアメイクの友達と下北沢・原宿・渋谷辺りの古着屋やセレクトショップや可愛い系ブランドのお店を周り倒しました。
そしてなんとか理想に近いシースルーのワンピースとランジェリーをゲッチュ。
これがその時合わせてみた写メです。


さらにこの服を理想に近づけるためにヘアメイクの子がレースを縫ってアレンジしてくれたので変化は完成した作品撮りと比べて見てください・・・。本当にありがたい。

衣装によっては借りる事もある

今回の撮影では全て自分たちで購入しましたが、服の系統によってはデザイナーをしている知り合いや友達から洋服をリースしたり、お洒落な友達に洋服を借りたりもしています。
そういう出会いはどこであるの?と聞かれたりするのですが、デザインフェスタに行った時に服を展示していた方と仲良くなったり、服飾の学生と友達になったらそこから何人も服を作っている人と知り合えたりとかです。
そんなに知り合いがいる方じゃ無いんですが、外出ればそれだけ知り合いも増えますね。
もっと出ればもっと知り合えるんだろうなあと思いつつ今日も暇さえあれば寿司の画像を眺めています(救いようが無い)。

撮影場所探し

すごく難航するだろうなあと思った撮影場所探し。
撮影セットをその場で作るとなると、時間がまずかかるので長時間その場所を押さえなければいけません。なのでスタジオだった場合、かなりお金がかかってしまいます。
しかも、撮影セット+ライトを置けるだけの広さと天井の高さが必要になるのです。
どうしようかな〜と悩んでいたら、プロップスタイリストの方がいつもセットを作っているアトリエがあるから撮影で使っていいよ言ってくれ、即座に撮影場所も決定しました。
そこはすごい広くて天井も高い異空間なアトリエだったのですが、こんないい場所サクッと使えるとかありえるんかって開いた口が塞がりませんでした。

一応言っておきますが、普段はもっと撮影場所探しに苦労しています。笑 この時は例外中の例外レベルですね。
普段はとにかくインターネットでスタジオ・レンタルスペース・ホテルを検索しまくったり、知り合いに聞きまくっていく感じです。
一回母校にアポ取って使わせて頂いた事もあります。笑
そのくらい、撮影場所を探すのはいつも苦労しています。

イメージの共有

今回はヘアメイクの友達と先にイメージがかなり固められていたので(というかヘアメイクの友達が率先してアイディアをまとめてくれた)それを今度はプロップスタイリストの方とイメージのすり合わせを行いました。

一例

一例で言うと、プロップスタイリストの方が持って居る小道具の写メを送ってくださり、その写メに対してこれが使いたい!と、写真に枠を囲って(写真のピンクの線を参照)わかりやすく見えるようにするとともに、箇条書きでもっとこうしたいという事を伝えます。

  • もっと暖色系のピンクとか黄色とか水色とかの色があると嬉しい
  • 今の物がアンティークよりな印象だけど、もっと明度の高い色でポップなものが欲しい

    というような感じですね。
    予算があまり無かったのでみんなの持っているものでいかに完成度高くできるかみたいな勝負だったのですが、そこはプロップスタイリストの方のセンスとありえん量の小道具で難なくカバーして頂きました。(神か)

撮影

あ、やばい。この写真、この日履いてた私のダサい靴下が写ってる!!!!!(恥)
まあそんな死活問題は置いておいて、朝私のお腹が荒れ狂ってトイレから出られないというアクシデントがありましたがなんとか撮影は無事にできました!
撮影当日の流れはこんな感じでした。

撮影当日の流れ。

  • 9:00 プロップスタイリスト入り・セット準備
  • 11:30 ヘアメイク入り
  • 11:30 ヘアメイク入り
  • 12:00 モデル入り
  • 12:30 カメラマン入り
  • 14:30 撮影開始
  • 17:30 撮影終了・撤収作業
  • 18:30 完全撤収

撮影中にもけっこうセットを変えてもらったりモデルさんに少し休憩して頂いたりとしながら、メンバーが全員女性という事もあり終始キャッキャウフフと女子戦闘力の高い撮影となりました。

完成した写真がこちら

そして完成した写真がこちらです。控えめに見積もって女子戦闘力500000くらいありそう。
性格のダークさが写真に出てるような気がしますが、私の思う「KAWAII」がきっとこういう感じなんでしょうね。

まとめ

以上、私なりの作品撮りの作り方をご紹介させて頂きました♫
自分なりに作品撮りをしてみての感想やまとめを書いていきたいと思います。

作品撮りの面白さ

作品撮りをして毎回面白いと感じるのは、撮りたいものをイメージするコト・イメージを具体的にしていくコト・撮影メンバーとの化学反応で作品の完成度が十倍にも二十倍にもなったりするというコト、です。
私は最初にもお伝えしましたがポートレートを専門に撮っています。人対人。その中で一緒にアイディアを出し合って作品を作っていきます。
またはざっくりイメージは自分が決めていくけど、撮影当日に自分やモデル、他のメンバーが思いついた事をどんどんやるようにしています。そうする事によって、もっと自由な発想の写真が生まれて、作品の幅が広がるように感じるからです。
あんまり想像力もないので、人のチカラもどんどんおすそ分けしてもらっちゃいます。

人と作品を作るというコト

全部一人でやったほうがやりやすい・イメージが完璧に固まっている人も勿論いると思いますし、人それぞれだとは思いますが、ポートレートを撮っている限り一人で撮っている事は絶対にないと思っています。
相手が絶対にいるものなので、自分一人の狭い世界じゃなく、モデルと二人なら、二人ぶんの広い視野とアイディアで写真が撮れると思っています。
かといって作品の「」は自分で決めておかないと全ての言われた意見を取り入れていってしまったが故にブレブレになって何がしたいのか分からないものになってしまう可能性があると思います。
なのでそこは気をつけつつ、相手のアイディアを自分のものにしてもっとブラッシュアップしていくような気持ちでやるようにしています。
こうやっていく事が人と作品を作るというコトなのかな、と自分なりに解釈しています。

どんな撮影かによってやり方は様々

ただ、今まで書いてきた作品撮りの仕方はあくまで趣味の、そして結構「自由な形」の作品撮りなのでそうしてますが、もっと繊細な動きをモデルに要求するものだったり、1mm単位の動きが影響するような撮影の場合はそうもいってられないと思うので本当にものによります。笑
一例として、こんな楽しくワイワイ撮ってる作品撮りもあるんだな〜という感じで見てもらえたら嬉しいです^^

最後に

かなり私がラッキーで撮影ができているコトが判明したところで、そろそろ失礼したいと思います。
作品撮りをやってみたいなあ〜と思っている方の背中を少しでも押せるような、参考になるような内容になっていたら幸いです。
ではでは、ここまで読んで下さりありがとうございました!^^

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