ご飯写真を彩る「名脇役」5選!撮ってみて初めて気づいた、あると映えるお手軽な食器やインテリア類

どうも、すー(@iamnildotcom)です。すっかりポートレートからご飯写真を撮ることに転向している私ですが、今日はそんなごはん写真を撮っていく中で発見していった、メインではないけれど実はとっても大事な引き立て役である「名脇役」たちを写真と一緒に紹介していこうと思います。

そもそも私は、撮り始めた頃はご飯写真を撮る際にメインの料理やお皿ばかりかんがえていたのですが、そこでない脇役も同じくらい大事なんだ、とすら感じるほど、全体の構成でかかせないもの、ということも最近は感じています。

写真を例に、どんな風に使ったらいいかな、と考えてみるとより楽しめるかもしれません。それではどうぞ。

ご飯写真を彩る「名脇役」5選!撮ってみて初めて気づいた、あると映えるお手軽な食器やインテリア類

ガラスやプラスチックなどの透明食器

購入元:Seria 100円ショップ

二の次三の次どころではなく、最初全く頭になかった透明の食器。グラスは役にたつなあと思ってたのですが、それ以外の透明食器には興味もありませんでした。

ところがどっこい。これがメインの引き立て役にめちゃくちゃなるんですよね。ご飯写真を色々撮って行ってぶちあたったのが「渾身の一皿の他に、もう一品足したい」という時。個性あるどれもメイン級の器たちばかりで、バランスが難しいという壁にぶつかり、結果透明に行き着いたわけです。透明、すごい。器が喧嘩しない。特にサラダやヨーグルトやカルパッチョなど前菜や副菜やデザートなどなどに役に立ちすぎる。

また、ワンプレートで大きい器の上にいろんな料理をのせたい時にも、小さな透明の食器をさりげなくのせて使うこともでき、とても便利です。

しかも、「お高いんでしょう?」という気持ちで、焼き物の器を揃えているだけで精一杯!と見向きもしていなかったわけですが、チャレンジ気分で100円均一のお店にて透明食器をいくつか購入したところ、見栄えもまったく問題ありませんでした!上の写真はプラスチックなのですが、まるでガラスのようです。

意識してみてみると、透明の食器を使いこなしている素敵なご飯写真を撮る方がたくさんいることも気がつくことができると思います。

使用例

あくまで一例として。

このカレーが盛り付けられている青い器。これ自体はとても色も形もお気に入りなのですが、この器に合う他のものを全く見つけられず、ずっとこの器を使うときは、この青い器だけ。というソロ活動を続けざるをえませんでした。

ですが、透明の食器をGETした今や、こうして自然にもう一品加えることができています。

シンプルな食器だからこそ、洋食器や和食器など選ばずに組み合わせられるのも強みだと感じます。

箸置き・カトラリーレスト類

購入元:無印良品

あるのとないのじゃ大違い。箸置き。またはナイフやフォークを置く用の、カトラリーレストとも言うようです。これは、デザインによっても大きく印象を変えます。箸置きがあると、ご飯写真がうまく締まる感じがして、私は箸を使用する際は、今や必ずと言っていいほど使っています。

撮り始めた頃はそのまま置いていたりもしたのですが、今以前の写真を見ると「野生の 箸が あらわれた!」と草から出てくるポケモン感が否めません。そのまま置くって、普通にしていると違和感がないかもしれませんが、写真だと意外と気になるものだったりします。

※もちろんそのまま置くスタイルの方もいらっしゃると思いますし、そのままでも全く問題ないと思います。ただ…私は箸置きを使ってしまったあと、箸置きの無い世界線に戻れなくなってしまったというだけです。

箸置きがあると、そこに箸を置く「理由」ができ「どこに置こうか位置が納得しないな…」などと悩むことも減り、そして画面にきっちりした感もでて、品数の少ない時にも少し画面に華を与えてくれる存在として重宝しています。

使用例

あくまで一例として。

サイズはいくつか持っていると、箸のみの時はコンパクトなもの・スプーンやナイフも置く時は大きいもの、と使い分けもできてオススメです。私は箸を使うケースが多いので、箸のみがのる程度のコンパクトなものを頻繁に使っています。

シンプルな黒などはとても使いやすいですが、遊び心のあるデザインもたくさん出ているので、ここは価格もお手頃ですし色んなタイプを買ってみて、その日の気分で変えてみても楽しいと思います。食べ物の形とか、木の形とか、探してみると無限にかわいいものが見つかると思います。

小皿

購入元:Seria 100円ショップ

シンプルに一皿メインでドーン!という献立が物足りなくなってきてしまった欲深い私が手を出した、「小皿」。ほんとに超ミニサイズのもの。これすごいんです。こんなに少しなのに、これだけで一品増えたように見せられるんです。人参を切ったものにゴマを振るくらいのシンプルなものでも、ここにほうりこんだら立派な一品に早代わり。

中くらいの小皿だったらある程度なにか作ったものを乗せないと…とか、盛り付けをきちんとしないと。となって時間がかかりそうなのですが、こんなにミニ皿サイズだと量がのせられないので「手の凝った料理を作ってもなあ…」という気分にもさせられて、こだわりたい気持ちも抑えられるために、ちゃちゃっとすませられます。

また、メイン料理に色があまり無い時なんかにも、色を足すために気軽に小皿を活用できます。

論より証拠、使用例をみてみて下さい。

使用例

あくまで一例ですが。メインの器でお金の体力が瀕死となった私が、100円ショップで掘り出したものですが、普通に馴染みます。

そしてこれ、本当に野菜を切ってゴマを振っただけですね、はい。手の凝ったことしてないんですが、手が凝っているようにも見えなくもない料理写真の完成です。

100円ショップは、探せばたくさん便利なものがあることを日々学びます…。

ミニ観葉植物

購入元:左 青山フラワーマーケット・右 無印良品

観葉植物、これもテーブルに乗るミニサイズのものがおすすめです。控えめにいって革命でした。写真映えが全く違う!単品で映えるようなバラなどのお花でなくて良く、ただただグリーンであるだけで、それだけで良いんです。

勿論お花をもともと活けるのが好きでご飯写真などにいれて綺麗に撮られている方もいると思うのですが、そのあたりに全く興味がなくなにも置いてないよーという方に試してみてほしい。

かくいう私は全く興味がなかったわけですが、ある時ふといれてみたら、見違えるほど写真に広がりがでまして、食べ物との一騎打ちよりも、こうやって雰囲気を足したほうが世界観が広がる…!と感動したことを今でも覚えています。

使用例

あくまで一例として。

シンプルな布の上に置かれた朝食。その横にそっと見切れる観葉植物。はっきり映らなくてもいい、少しあるだけで、雰囲気をやわらげる効果抜群です。なんかバランスが難しいなーという時や、色を足したい時も大活躍。

ご飯写真は、ご飯以外の要素でもおいしさを増幅できるのも、面白さの一つに感じます。

キッチンタオル・マット類

購入元:H&M 通販

キッチンタオル、マット類。これがあると「テーブルがそもそも絵にならないから何を置いても…」って時にもご安心。てなわけで大活躍します。あと、マンネリ解消!にも一役買ってくれるので、器が一緒でも、献立が似通ったりしても、シンプルな食べ物でも!こういったアイテムを使うことで絵的にまとめやすくなったりします。

折ってテーブルも見せつつ使うのも良し、写真に写る全面に使って背景とするも良し、くしゃくしゃっと置いて動きを出したりもアレンジし放題。生地でもだいぶ雰囲気が変わるので、できれば実際にいろんな生地を見たりすると良いと思います。

と言いつつ、この購入した布はとても安いセットだったのでとりあえずネットでポチッとしました。そういう冒険も、届いてからのお楽しみとして、運試しが好きな方はありかもしれません(笑)

使用例

あくまで一例として。

朝食としてオープンサンドを作った時の一枚。品数も少ないので、こういった時にアクセントを加えてくれるキッチンタオルはとてもありがたい存在でした。

おやつなんかを撮る時にも、とても向いています。キッチンタオルで検索すると手頃な金額でたくさん出てくるので、見てみると自分のお気に入りを見つけられるかもしれません。

今回のまとめ

「何かが足りない」を追求する

まだまだ「これだ〜!」と写真で納得できる日は遠いですが、これからもどんどんなんだかピンとこないな〜という原因を研究して、色々と楽しく試せていけたらいいなと思っています。

ご飯写真は、冗談抜きで「食欲との戦い」であり「美味しく食べることをおろそかにしない」というマイルールもあることで、時間制限に追われながらの平常心じゃ無い撮影が常。

もはや自分は、食の戦士とも言えるのでは?と思えてきたので、今後はイーティングソルジャーと名乗った方がいいかもしれません。検討しておきます。

初めは「映え」から、そして「愛着」に

なんだか、最近は自分の写真から「意識高い系」みたいな印象を受けられることも増えてきたのですが、とても光栄で恐縮と思いつつ(褒めてない場合もあるかもしれませんが全力で褒めと捉えます)、そもそも発端は「映え」なんです、ほとんど。

ですが、そこで手を出し始めると、どんどん好きになってくる。観葉植物も、はじめは写真映えのためにとおもっていたけれど、毎日見ているとかわいいし癒されるし、良さがじわじわと染み込んでくる。

器も日に日に愛情が増して、毎日お気に入りの器を入れている棚を眺めたり、キッチンタオルを今日はどれを使おうと選ぶ楽しみや、お店で面白いデザインの箸置きをみては、テンションが上がったり。

結果的に、今まで紹介したものは、揃えたことで、自分の理想としている写真に近づけていることもそうですが、そもそもそれぞれの「良さ」に気がつくことができて、なにげない暮らしに潜む魅力に、魅了されていっていることは間違いありません。つまりは、生活を楽しむことに繋がったということです。

ということは、ご飯写真は、写真にして、写真だけに留まらず。自分の趣味の幅を広げてくれる窓口となってくれたことに気がつきます。

そんなわけで…この記事を読んで気になってきた、という方がいれば、ぜひ一緒に沼へ。と両手を広げてお待ちしています。

ご飯写真が生きがいになりつつあるので、また色々と書いていけたらと思います。写真はInstagramにどんどんアップロードしているので見てみてください♫

ではまた。

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