私生活でも写真を楽しもう。ライフスタイルを撮るときに知っておきたいインテリアや小物の選び方

みなさん、こんにちわ。Sachie(@satieee6)です。この度、ありがたいことにヒーコさんに寄稿させていただくこととなりました。「私生活での物撮り」をテーマに、今回は思考の部分について書かせていただきます。あくまで「Sachieの場合」ですので、参考程度にゆる〜く読んでいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

まずは、私生活での物撮りについて考えたとき、前提として「テーブルフォトや物撮りを見るのも撮るのも好きで、それを趣味としている、または趣味にしたい」といったベースがあるかどうかが結構重要になってきます。そういったベースがないと、私生活での延長線上での撮影というのは中々腰が重くなるかなと思うからです。

私生活でも写真を楽しもう。ライフスタイルを撮るときに知っておきたいインテリアや小物の選び方

自分の「好き」と「ライフスタイル」について考える

自分がどういったテイストが好きか分析することが大切です。ここでのテイストというのは、小物や写真の世界観のことを指します。私生活での物撮りということは、趣味での物撮りです。マネタイズ関係なく、自分の好きなものを好きなように撮影できることに楽しさの醍醐味があると思うのです。

私の場合ですが、いくら物撮りが好きでも、好きなものじゃなかったり、自分がおしゃれと思えなければ、趣味で撮影する上での撮影意欲が湧くことは少ないと思うので、自分がどういったものを素敵と思うのか、撮りたい!と思うのか。そこをはっきりさせることが大切です。

そして、自分のライフスタイルをそこにプラスすることでさらに私生活を絡めた自分の個性が出る物撮りやテーブルフォトが撮影できると思います。例を出すと、美大生ならイラストやデザインの要素を入れたり、料理が好きな人だったら料理を撮影対象にしたり、本が好きならお気に入りの本を合わせて撮影してみたりといった感じです。私はバリが好きなのでそういう雰囲気を出してみたり、色味を拘ったりして楽しんでいます。

自分の「好き」を大切にする

撮影してもおしゃれにならない、素敵に見えない、テーブルフォト難しい…となるのは、ただ単に身の回りにあるものを集めてなんとなく撮影しているからかもしれません。その中に自分の好きが無ければ、素敵に見えないし楽しめないのは至極当然のことではないのでしょうか。日常で使う物を自分の好きなテイストで買い揃えてみる。そうすれば、自然と撮りたくなる瞬間が増えるし、統一感も出ておしゃれに見えると思います。何より、日々の生活が楽しくなります。

でも、だからと言って、物撮りのためにインテリアや小物を買うのかというわけではありません。私の場合は、好きなものに囲まれていたい、そしてそれを好きな様に組み合わせておしゃれな写真を撮って愛でたい。コレクションしたフィギュアを写真に収める、そういった感覚に似ているかもしれません。もちろん、物撮りのために小物を揃えるのもありだと思いますが、物も余計に増えてしまいますし、作業感が出てくるかな?と思うので腰が重くなりそうな気がします。

ライフスタイルを撮影するために

撮りたくなる環境をつくる、部屋をきれいにしておく事が大切。

皆さんが写真を撮りたくなる瞬間とは、自分が素敵!と思う環境だったり、瞬間だと思うのですが、物撮りでも同じことだと思うのです。撮りたくなる環境で無ければ撮影意欲は湧きません。仕事であれば別かもしれませんが、私生活ならまず撮りません…。私がそうでした。

撮りたくなる環境=意欲がわく部屋=綺麗な部屋。ということで、部屋を綺麗にしておくことが大切です。いい光が入るとか、ここが綺麗に撮れるといったことも散らかっていてはわかりませんし、いちいち物を片付けてから撮影することになるからです。

お気に入りのインテリアゾーンを2~3作る。

光が綺麗な場所にフラワーベースを置いたり、お気に入りのアクセサリースペースやドレッサーを作ったりと、そういった小さなことで大丈夫です。ある程度セッティングされている状態にしておき、日々の生活の中でふとそこに目に止まったとき、素敵だなと心が動いてカメラを手にする。私生活での物撮りなのでもちろん光もその時々の天気や時間帯の味を生かしたものになります。自分の部屋の表情の変化も楽しめるのでオススメです。

撮影に使える小物やインテリアのスタメンリストを作っておく

自分の好きなテイスト、撮りたい世界観を崩さないで使える小物のリストを作っておくことがオススメです。私の場合だと、ボーホースタイルやボタニカルな雰囲気が好きなので、その世界観を崩さずに使用できる小物をリストにしています。

撮影する際に一番ネックになるのが「わからない」「迷い」だと思うので、リストがあれば何を使うか迷うことも無くなりますし、撮影した後に「あ、あっちの方が良かった…」とか「なんかテイストがバラバラ?」なんてことも無くなります。お気に入りゾーンでの撮影で、さらにちょっと演出して撮影したいときも、リストがあればイメージも湧きやすく、あれこれ置いたりしないですぐに撮影することができます。また、スタメンの小物を使用することで、それが目印となり、自分らしさを出すこともできます。

さいごに

いかがでしたでしょうか。私生活に物撮りを取り入れていくには、写真のテクニックだけではなく、兎にも角にもインテリアに興味を持つことが大切です。自分がどういったインテリアのテイストが好きなのかを知るには、どういったインテリアがあるのか知らなくては分かりません。

なんとなく買った物に囲まれての生活より、自分の好きで溢れた空間での生活はそれだけで心を豊にしてくれます。お洒落な棚やテーブルと言った大掛かりなものである必要はなく、マグカップやよく使う食器、ノートやメガネといった身近な物で全然OKです。自分の好きなものに囲まれた空間で、ふと心が動いてシャッターを切る。そんな素敵体験とともに、もっと写真を身近な物にしてみるのはいかがでしょうか。

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