シャッタースピードの芸術流し撮り!一味違う撮影テクニックで目立つ写真を生み出そう!

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流しのカメラマンUzzyこと氏原正智と申します。皆さまはじめまして。
平日は都内でITエンジニアとして働きながら、週末はサーキットでアマチュアレースや走行会で走るクルマをひたすら流し撮るという仕事をしています。また、秘密結社日本流し撮り研究所に所属し日々流し撮りの研究に励みつつ、近年は息子が始めた自転車競技に同行し自転車レースを撮影することも多くなり、その自転車の写真で昨年東京カメラ部10選に選出いただきました。

流し撮りはスポーツだ!

流し撮りってなに?

私の基本撮影スタイルはもちろん流し撮りです。皆さんは流し撮りに挑戦したことはありますか?そもそも流し撮りってなんでしょう?

学術的に明確な基準はなく、流し撮り写真と流し撮りではない写真の線引きは曖昧であったりしますが、まず大前提としては動いている被写体を撮影する必要があります。

そしてその動いている被写体をファインダーの中のどこか一点に捕え続けながらシャッターを切る、そしてその時に被写体だけが止まって、背景がブレて流れていれば流し撮りが成立しています。

被写体をファインダーに捕え続けるには、被写体の動きに合わせてカメラ・レンズを動かす必要があります。左右に振ったり縦に振ったり、時に回したり、はたまた被写体と一緒に走ったりとそのシチュエーションにより撮り方も様々です。

そして背景の流れるブレとの大きさの差が大きければ大きいほど、被写体のスピード感躍動感が強調される写真となります。もし被写体の速度とカメラからの距離が同じならば、よりシャッター速度を遅くした方がより背景が流れスピード感がでます。そうなるとどこまで遅いシャッター速度で被写体がブレずに撮ることができるか、なんだか記録に挑戦したくなってきた・・・かな?

サーキットを周回するクルマなどを撮っていても、隣の人がシャッター速度1/125秒で撮ってれば自分は1/60秒で撮ってみる。

お、俺の写真の方が速く見えるじゃん、となれば1/30秒、1/20秒、1/10秒、とエキサイトし、やがて1/8秒、1/4秒とこのあたりではもはや被写体はその原型を留めていないこと確実です。それもアートだと自分に言い聞かせてやがて1/2秒、1/1秒なんて撮り始めるともう病気です(笑)

しかしそんなスローシャッターでバッチリ被写体とシンクロした写真が撮れた瞬間の爽快感は病みつきになります。

自分の限界を少しでも引き上げたい。そのために何度も何度も繰り返しトライする。失敗しても失敗してもくじけずに撮り続ける。100枚撮ってだめならば1000枚撮ってみればよい。そう流し撮りは自分の限界を超えるスローシャッターでの同調という高みを目指すスポーツなのです!

スローシャッター選手権 in 筑波

では、私が普段行っている健気なトレーニング。どれだけ遅く撮れるのか?一番遅いヤツが本当にエライのか?機材と腕の限界を超えて不毛な戦いに挑むスローシャッター選手権です(笑)

シャッター速度 1/30秒
シャッター速度 1/20秒
シャッター速度 1/10秒
シャッター速度 1/4秒
  • 使用機材:Body/CANON EOS5Dmark3 Lens/CANON EF400mmF5.6L

はい、優勝はシャッター速度1/4秒(パチパチパチ)

1/30秒はギリギリバイクとライダーがしっかり止まっていますが、1/20秒ではタイヤが変形し始めます。1/10秒ではライダーが完全にブレてしまったんですが、1/4秒では見事シンクロして最後におまけで尾を引く撮り方でまとめてみました。

どの写真がいい写真か?全く好みの問題なので優劣は付けがたいですが、自己満足的には1/4秒が撮れた時が一番「やったった感」が大きかったです。プハァー、これで今日も旨いビールが飲めるゾ♪みたいな。流し撮りばかりしているとついこんな風にスローシャッター至上主義に陥りがちなので気を付けましょう(笑)

最後に

というわけで、これからここヒーコにて流し撮りの魅力や成功体験、失敗談、撮影のコツから機材やセッティングなど少しずつ紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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