広光 | MY PERSPECTIVE

広光 | MY PERSPECTIVE

プロフィール

広光

1989年富山県生まれ。2015年広告制作会社のamanaに入社し、現在UN.incにフォトグラファーとして所属。広告写真を軸にしつつも新しい職域をもった一歩先のフォトグラファーを常に目指す。名前には「光」があり、「広」は空間を表し、アルファベットにするとH”iro”MITSUから「色」が現れている。光と空間と色の三要素を兼ね備えたフォトグラファー。絵を描く鈴木彩加とOOUU(おーゆー)というアーティストユニットを組んでいる。

今回掲載する写真はすべて、OOUUで制作したものになります。

7つのキーワード

被写体

眼に視えないものを写すことはできるのか。不可視の可視化が、私のキャリアのスタート時から一貫したテーマです。だから全ての事象や物質が私にとっての被写体です。私の特徴としては、身体感覚で撮ったスナップをそのままストレートに作品として公開することは今のところないです。誰にも真似できず、真似されても超えれない強度をもった作品作りを心掛けています。

機材

仕事で使うメインカメラは、Canon 5D Mark4です。一時期、Sonyのαシリーズや富士フイルムのGFXシリーズをよく使ったりしていましたが、色々使った結果、彩度高くコッテリした絵がつくりやすい点や、あえてハイライトやシャドーを潰して、データを削って仕上げていく私の作風にも合っているためCanon 5D Mark4に帰ってきました。作品のときは、スタジオだとMamiya RZにデジタルバックP45+のセットで撮影しています。日常的には、富士フイルムのGF670にKodak EktarやPORTRAで撮っています。
他に作風を維持するためにやっていることは、自然の中に一人で身を置くことです。私は海より山派で、キャンプや登山が好きです。自然に触れあって美味しい空気を吸えばOKというわけではなく、できるだけ整っていない環境がより望ましいです。慣れない自然の中で疲れや痛みをともなって思考するとアイデアの種みたいなものが出来ます。それを大事に逃さないようにして、家に持ち帰り、頭の隅っこに常に置いときます。次第に芽が出て、育てて、半年ぐらい経つとインスピレーションに昇華している実感があります。

理由

写真を撮り続けてきた理由は、誰でも写真が撮れる時代に自分にしか撮れないものを追い求めているからです。カッコよく言ってしまえば、なんですが。ライバルの母数がどの職業よりも多いと思っています。その中で一番を目指すということにワクワクしていて、写真ほど民主的で参入の障壁が低いカルチャーってないと考えています。機動性が高くアウトプットのスピードも早い自己完結的な部分がありながら、他の多くの才能あるクリエイターと刺激し合いながら共に仕事ができるのが自分には合っています。

理想

生涯現役で生きてゆくことが理想で、新たな写真表現の可能性や美しさを追求することに生きがいを感じています。

これから行いたいこととして、写真集をつくったり個展を開きたいです。SNSで発表することも大事ですが、五感をともなうリアルな場を作ることが何より大事だと思います。作品の物理的側面と体験による精神的な残し方を考えて、2021年に開くことを目指しています。

発信

写真は自然科学からはじまり、メディアやテクノロジーの進化に寄り添ってきました。5年後には、実際に現場で撮影するフォトグラファーが少なくなると思いますし、Instagramに代わる新たなプラットホームができていると思います。
撮影することと発信することは、私にとってイコールだと思っています。ただタイミングやどこに発信するかは大事だなと思います。WEB上だとiPhoneサイズの写真にしか触れ合うことができないので、やはりリアルな場での作品との出会いを大事にしたいと思います。

仕事

建築や映画の仕事がしてみたいです。 建築家と映画監督の方々を本当のアーティストだと尊敬しています。 写真と同等、いやそれ以上に建築と映画から刺激を受け、生活の糧にしてきました。自由に渡航できるようになったら、世界の巨匠たちの作品を撮って回りたいです。そこは私の視点で解釈し、その建築に新しい息吹を吹き込めれば最高です。

未来

今後挑戦してみたいことは、個展です。2015年からの5年間の作品が溜まり山となっているので、これらを世に出したいと思っています。

私がずっと意識している「私の作品の観客」は10代の頃の自分です。先達がつくった素晴らしい作品に感動して、救われて、この世界で生きていくことを全力で肯定できました。あの頃の自分にハマるかどうか、正直にカッコイイものを作りたい、と常に考えています。そして、いつか私の作品が未だ見ぬ誰かの心を震わせられるなら、私が作り続ける意味があります。

広光氏 作品ギャラリー

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2020年、夏。あるはずだったスポーツの祭典の開催期間に合わせて、写真やイラストで彩られた空想の競技の物語をお届けします。

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