国分真央 | MY PERSPECTIVE

国分真央 | MY PERSPECTIVE

プロフィール

国分真央

東京都出身のフォトグラファー。instagramを中心に活動中。美しい色合いと自然が溶け込む様な写真が特徴的であり、美しい世界観を確立させている。書籍や広告写真、CDジャケット等活動は多岐に渡る。 近年はフィルム写真での活動も幅広く活動。

7つのキーワード

被写体

主な「被写体」というのは実はありません。自然も撮りますし、人も撮ります。あとは身の回りの物も撮るので、撮りたい時に撮るのがその時の主な被写体になるのかなあ…と思います。言葉にするのであれば、生きていれば気持ちも揺らいだり、たくましくなれたり、日々心のあり方は流れていくので、その時の自分にとって魅力的に映るものがその時の一番の被写体と言えます。

機材

機材は撮影スタイルや撮るイメージに合わせて使い分けます。デジタルは主にLeica M8でレンズをSUMMILUX 50mm F1.4 / NOKTON Classic 35mm F1.4 SCを使い分けます。フィルムはminolta SR101/OLYMPUS PEN EES/ Canon Autoboyなど、フィルムを沢山持っているので挙げきれないです。

欠かせないカメラ以外の機材は特に無いですが小道具(アイテム)は結構あります。曲がったネジとか、水晶の塊とか、拾った石とかです(笑)なので現地調達もあります。状況はマイナスから楽しむのが好きですね。その時々を楽しむのでこだわりは無いんです。仕事で撮る時はスタジオが多いので、スタジオのものをふんだんに使う、位でしょうか。

理由

私が撮る理由は沢山ありますが、強いてこの場で言うのならば「好奇心」ですかね。昔から好奇心旺盛で、リスクより面白さを求めている所があります。普段から色んな事に興味があるので、好奇心が色んなところに向いている限り、撮り続けられると思います。それを写真に昇華するのが続ける源ですね。

あとは自分の精神の根幹をより具現化したくて、追求し続けているのもあるかもしれません。

理想

私の理想の方は写真家ではないのですが、自分が写真を撮り続ける限りは何事も表現を怠らない事かなあと思います。それは勿論写真を撮る事だけでなく、日々発信する言葉や、ファッションなども含めてです。

自分のために生きている写真家が良いですね。写真を撮り始めてから、自分のために撮っている事って実は他の人のためにもなると気付いたからです。

発信

SNSが無かったら今の様な出会いは無くはないですが、少し狭いものになっていたかもしれません。その為写真も撮影スタイルも、少なからず影響は及ぼされると思います。人は視覚から情報を吸収する事が多いと思うので、見ている写真や言葉などが少なければ、考え方も変わるのは必然かなあと。その時に身を置いた環境によって変化すると思います。なので日々吸収する事や気付きが少ない分、大いにスタイルは変わっていると言えます。

私にとって撮ることと発信することはイコールでは無いです。実は撮った瞬間が一番気分が高まっていて、心が弾むピークかなと。その瞬間瞬間が一番好きです。発信する際は大方俯瞰した気持ちですが、全く気持ちがなくなる訳ではなく、自分を表現するためのスパイスは現像や色補正で残しておく感覚です。仕事となればまた話は別ですが…。

仕事

違う感覚から写真(視覚)に訴える仕事はこれからもしたいですね。写真と美容を絡めた事がやりたいと昔からTwitterで呟いています(笑)まだ美容に関わるパッケージの案件はした事が無くて。もともと美容学校出なのもあり、美容が昔から好きなのでそれと写真を絡められたらなと。

具体的に言うとアロマオイルのパッケージとか、香水のパッケージなど、その香りに沿った写真を撮ってみたいですね。嗅覚から連想する写真とか面白そうです。あとは音楽も好きなので、音楽でいうなら聴覚から連想させる写真は今後も撮りたいです。何度か音楽にかかわる案件はしてきましたがとても楽しかったです。

音楽とか美容って確実な表現が無いと思っています。そういったお仕事はとてもやりがいがあり、惹かれますね。

未来

毎年この時期によく言っているのですが、土砂降りの中(ゲリラ豪雨とか)でポートレートを撮りたいです。なかなか雨のタイミングが合わないのと、ずぶ濡れになってくれるモデルさんが見つかりません(笑)男女問わずなので、どなたか居ないかなと探しています。

国分真央氏 作品ギャラリー

国分真央氏が参加している「空想競技2020」はこちら

2020年、夏。あるはずだったスポーツの祭典の開催期間に合わせて、写真やイラストで彩られた空想の競技の物語をお届けします。

空想競技2020

ヒコノートで「空想競技2020」への想いも公開中!

あるはずだったスポーツの祭典を空想する。空想競技2020 参加クリエイター 国分真央氏の想像。

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