保井崇志 | MY PERSPECTIVE
プロフィール
保井崇志
1980年生まれ。2010年に趣味で写真を始める。Insagramとの出会いがキッカケで、2015年にフリーランスフォトグラファーに転身。lnstagramを通じての企業案件やアーティストの撮影など、新しいフォトグラファー像を追求している。
7つのキーワード
被写体
機材
理由
理想
理想の写真家になるためにおこなっていることは、あんまりないかもしれません。上記のような継続、今の連続という感覚です。あえていうなら、いろんな写真を撮って、最終的には自宅でのんびりと犬を撮影するような写真家になりたいですね。
ただお金を稼ぐこと、プロであることに関しては、社会的責任ある正しい行動をするよう心がけています。今年、3月下旬の東京に大雪が降り、折しも桜の季節で一歩外に出れば素晴らしい写真が撮れたが、社会情勢を鑑みて外に出ることはなかったですね。
発信
SNSに発信することは、根本的に今の自分が消失します。「発信があってこその写真」というのが土台なので。撮影するだけで現像しなかったヴィヴィアン・マイヤーの気持ちが全くわからないですが、ただ一方で強烈にそこに憧れるようなところもあるんですよね。
自分のように「発信あってこその写真」、という人は写真家と呼ぶに値しないかもしれないです。ヴィヴィアン・マイヤーへの憧れはそこから起因するのではないかと考えています。ただ、この先10年、20年たった時に、そういった古い価値観はゆるやかになくなっていくのではと考えています。同じように「発信あってこその写真」もまた、古い価値観になっていくだろう。それはそれで良いと思っていて、自分のスタイルと周りを重ね合わせて同時代性のようなものを感じています。いまはただ、それが心地良いと感じていますね。
仕事
未来
今までこの質問に、それらしいことを格好つけて答えていたじぶんを反省したいです。
今後挑戦してみたいことや抱負として、この数ヶ月あまりにも大きな価値観の変化がありました。今となっては、未来はモラトリアムだと強く感じます。そんなことではいけない。今この瞬間の日常を大事にして、それを残していきたい、継続していきたいと考えています。