写真を楽しむすべての方にむけたイベント「ヒーコラウンジ」を限定開催した話。

天王洲運河周辺で年に4回、毎回異なるテーマで行われる天王洲キャナルフェス。そこ中のメインイベントでもある「PHOTO CAMP」にヒーコが初参加!「ヒーコラウンジ」というより広い層の方々に写真を楽しんでいただけるようなイベントをおこないました!

写真を楽しむのに機材や経験は関係ない!をテーマに、老若男女楽しめるようなイベントを目指して開催したイベント内容を、本記事ではご紹介します。

写真を楽しむすべての方にむけたイベント「ヒーコラウンジ」を二日間限定開催した話。

地域の方に寄り添った写真体験

今までのヒーコでは、写真愛好家に向けたイベントとして再現と復習が可能なセミナーや写真体験型のフェスなどを開催してきました。

今回のイベントでは、ヒーコが大切にしている撮影体験をより多くの方に広く楽しんでいただくため、スマホから一眼レフまで日常的に写真を撮っているすべての方が集まって楽しめるような「ヒーコラウンジ」をオープンしました。

写真への、はじめの一歩。

普段あまり写真と密に触れていない方々でも楽しめるように、クリームソーダを飲みながら「ただ記念用にスマホで撮る」の一歩先に踏み込んだ光や背景などを意識するフォトスポットだったり。子供も楽しんで撮れるような、おばけのいるフォトスポットだったり。暗いようにも見える室内も、光が差し込んでいる場所で撮ると雰囲気良く撮れることをレクチャーして、普段意識しない光に気づくことができたり。

そんな、写真へ興味を持つきっかけやはじめの一歩となるような、目で見るものと写真で撮ったものの見え方の違いなどを自然と知ることができるようなヒントをヒーコラウンジに散りばめました。

想い出を持ち帰る

クリームソーダを写真に撮ることで「想い出ごと持ち帰る」ことができるところにもフォーカスしました。

どこかに遊びにいったり、食べたりしても「写真を撮るの忘れちゃった」ということはよくあることかと思います。そんな時に、自然と写真を撮るような仕組みがあれば、無意識に記憶がセットになった記録を手に入れられる。そんな、想い出にちょっとだけ寄り添えるような内容になっていました。

ヒーコラウンジ

左:コブネ / 右:T-LOTUS M

「ヒーコラウンジ」の場所は、天王洲運河に浮かぶ「T-LOTUS M」の横にある「コブネ」。それを「ヒーコブネ」と名付け、その中の空間を 「ヒーコラウンジ」として無料開放しました。

ひとつが「クリームソーダフォトスポット」もうひとつが「ヒーコ クリエイターのフォトフリマ」。そして、クリームソーダ喫茶をウッドデッキでオープンし、テイクアウトでもお楽しみいただけるような導線にしました。

秋のクリームソーダ テイクアウト

クリームソーダ職人(@tsunekawa_)が作る秋のクリームソーダ2種類をテイクアウトで販売。いつもは予約制での販売が多くキャンセル待ちも出るクリームソーダが、今回は予約不要でどなたでも飲めるようにしていました。一口飲むと甘く広がるクリームソーダは、どこか懐かしい気持ちになるような味。大人から子供までゆっくりと楽しんで頂ける時間となりました。

実はこの提供したクリームソーダ、今夏発売された「空色のクリームソーダRecipe」の中に作り方が掲載されているもの。秋らしい味覚をご家庭でも楽しみいただくためのレシピブックも同時販売。

お子様連れのファミリーやカップルなど、多くの方がデッキにあるパラソルの下で、クリームソーダを撮ったり飲んだり、お楽しみいただけるブースとなりました。

クリームソーダ フォトスポット

ヒーコブネの中には、2種類のフォトスポットをご用意。1つはインテリアに合わせた秋らしいテーブルのスタイリングと、もう1つはハロウィンをテーマにした、記念撮影もできるようなユニークなスタイリングになっていました。スタイリングはテーブルフォトグラファーのNana*(@necozalenky)氏が担当。

どちらのスタイリングも、この時期にぴったりな身近な材料によって作られており、写真を撮るだけじゃなく、パーティのデコレーションなどの参考にもなるようなフォトスポットに。

大人はクリームソーダをインテリアと合わせて撮影し、子供は風船で遊びながらおばけと一緒に撮影し、これまでのヒーコとは一風違う和やかな空気に。

このヒーコブネでは、Nana*氏による15分間程度のフォトレクチャーが一日に二回開催。ヒーコセミナーでは約200名を動員したNana*氏が、普段写真をあまり撮っていない方にむけた簡単な光のコツやどこをどう見せて撮るかという話など、スマホでも一眼レフでも綺麗に撮れるコツをわかりやすくレクチャー。

そして、その場にいる方々全員で一緒にわいわいクリームソーダを撮影。ヒーコ初、無料参加型のお得すぎる内容!

運河沿いのキラキラした海を背景に撮影する方も。こういった楽しみ方も、船上ならではですね。歩くところすべてがフォトジェニックな空間で、ヒーコはじめての船上イベントにスタッフも大興奮 & 船酔い。

ヒーコクリエイターのフォトフリマ

さらにもう一つのヒーコブネでは、ヒーコクリエイターのフォトフリマを開催。こちらは、クリエイターの私物や撮影衣装、プリントなどを販売するなど、これまでにない取り組みに。

販売されていた撮影衣装は、実際に衣装を使用した写真をテレビ画面に流して、ユースケースを提示したり、プリントを並べたりしました。ポートレート撮影が好きな方から、写真は普段あまり撮らない方も購入されたり、興味深く見ていただきました。

今回のまとめ

他にも見所たくさん!

ヒーコラウンジは、PHOTO CAMPの運河沿いエリアで開催されていましたが、会期中は他にも映画上映をはじめ、多くの出店やイベントが開催されていました。

「PHOTO MARKET」という写真プリント、映像、書籍、プロダクトなど、一般公募で集まった写真家自身が販売する新しいかたちのアートフォトフェアや、「LUMIX MEETS BEYOND 2020」という日本人若手写真家の支援と育成を目指す展覧会、国内外で活躍するアートフォトグラファーの「屋外展示」などの写真の催しまで、まさに写真尽くしの二日間!

写真だけに限定しない楽しみ方

今までのヒーコイベントでは、写真愛好家、とくにハイアマチュア層が参加されることが多かったのですが、今回開催したイベントではファミリー・キッズ・グループ層といった方々がたくさん訪れ、今まで一眼レフカメラを利用したことがないという方たちに向けて、写真をもっと楽しんでみたい!と思っていただけるような新しい形のヒーコイベントとなりました。

多くの方に構えずに楽しんでいただけるよう、大掛かりなセットではなく身近なセットで、写真の身近さを知っていただくことに成功!子供から大人まで興味をもっていただいてたくさんの笑顔が溢れる空間に。開催前はスタッフ一同不安もありましたが、秋のはじまりにふさわしいイベントで何よりでした。

次回のヒーコ イベントもお楽しみに!

次回のヒーコ イベントは、写真セミナーをいくつか予定しています。近日公開予定なので、お楽しみに!

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