SNS写真時代 フォトグラファー像の「今とこれから」第一部「写真と仕事」トークパーティレポート!!

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2月20日に開催されたヒーコスペシャルトークパーティーSNS写真時代 フォトグラファー像の「今とこれから」!超絶豪華な内容から倍率三倍!超プレミアムチケットのトークパーティのトークセッション内容を公開しちゃいます!

#SNS写真時代2019のタグもとんでもなく沢山の方に使っていただけて嬉しいです!残念ながらご参加できなかった皆さんは勿論、当日ご参加いただいたヒーコ読者の皆さんも振り返りお楽しみ下さい!

今回は第一部の「写真と仕事」の内容をお届けします。様々な立場の写真にまつわる活動を行っている方をゲストにお招きし、写真家はどのように仕事としての写真を捉えているのか、語っていただきました!

SNS写真時代 フォトグラファー像の今とこれから「写真と仕事」

豪華絢爛!2月20日(水) ヒーコスペシャルトークパーティー開催決定!SNS写真時代 フォトグラファー像の「今とこれから」

イベント概要はこちら

登壇者一覧

  • co1

    暗闇の魔術師

    平日は理系のエンジニアとして働いており、休日に趣味で写真を撮るアマチュアのおっさん。機材の話はあまりしないものの意外とカメラヲタクな一面もある。

  • 齋藤 朱門

    斎藤 朱門

    Dynamic Landscape Photographer

    斎藤 朱門(さいとう しゅもん) 2013年、あるランドスケープ・フォトグラファーとの出会いがきっかけで、自身もカメラを手に取り、風景写真を撮り始める。"EquipmentよりもExperiences"をモットーにしたいと思っているが、ガジェット好きな性分なので新しい機材に目がない。2017年から webサイト shumonphotography.com をリニューアル、ブログ等を通じて写真を撮る楽しさを伝え続けている。

  • すー

    食欲の擬人化

    カメラ女子の申し子。ヒーコで記事を書いたり運営スタッフをしている傍、少食のフードファイターとして名を馳せていない。スナップ・ポートレート・テーブルフォトを中心に撮影。

  • 松野正也

    アマナイメージズ クリエイティブディレクター

    株式会社アマナイメージズ取締役/クリエイティブディレクター。1995年桑沢デザイン研究所卒業。デザインプロダクションで研鑽を積んだ後、アマナグループ入社。2016年より現職に就き、クリエイティブディレクターとしてコンテンツの調達とWEBデザインを統括する。

登壇者紹介

[松野]

みなさん、大変お待たせいたしました。今日はヒーコ2019ということで、わざわざ遠いところまで来ていただきまして、本当に有り難うございます。今日は第一部、第二部といった形でお送りさせていただきたいと思います。少し長くなりますけれども是非、最後までお付き合いいただければと思います。よろしくお願いします。

それでは第一部を早速進めていきたいと思います。最初にご登壇者をご紹介させていただきます。まずはco1さんです。よろしくお願いします。

co1

[co1]

よろしくお願いします。co1(@co1)です。今日は写真と仕事ということで、私は専業のフォトグラファーではなくて、平日は朝9時から夜5時まで。時々は夜9時とかまで仕事をして、休日は家で寝ていて、力が残ったら写真を撮りに行くという感じでやっています。

あまり仕事というか、お金になるような写真という風にはあまり考えないで、好きな人が見ると好き。そうじゃない人は何を撮っているのかよくわからないなとか、何が写っているのかなというような写真を、趣味で撮るというようなことをやっています。

[松野]

趣味フォトグラファーですね。

[co1]

趣味フォトグラファーですね。この3人の中でおそらく一番、趣味の割合が大きいかなと思います。

[松野]

その辺のお話もいろいろとお伺いさせていただければと思います。

今日は作品があるんですね。

[co1]

こういうような黒い、目を凝らしていただくとうっすら顔が見えるか、見えないかなというような写真です。Photoshopでトーンカーブを持ち上げたりとか、100%に拡大するとようやく見えてくるような写真を撮っています。

なので、あまりSNSでバズりはしません。サムネイルで写っていても何が写っているのかよくわからなくて、こういう形で拡大していくと「あ!馬だったんだ」とか「人がいる!」とか、そういうような写真を撮っています。

[松野]

ありがとうございます。それでは次に真ん中にいらっしゃるのが斎藤朱門さんです。よろしくお願いします。

斎藤朱門

[朱門]

よろしくお願いします。斎藤朱門(@shumonphoto)です。風景を専門に撮っています。私は2013年から趣味で写真を始めてかれこれ6年ぐらい経つんですけれども、基本的には普段の平日は普通に仕事をしていて、有給を使ったりとか週末とかに風景を撮りに行くという撮影スタイルです。

ただ最近は割と記事の執筆依頼ですとか、何かしら作品をウェブなりいろいろな商材に使いたいというご依頼も多くなってきましたので、完全に趣味というよりは、ある程度は販売とか仕事で使用してもらうということを、前提に撮ることも半分半分ぐらいになってきたというような感じでやっています。

基本的にはダイナミックな風景を日本のみならず、海外のヨーロッパやアメリカにも行きながら撮っているような形で、軽く紹介すると左上が青森で去年撮ったもの。右上と左下が去年の夏にイタリアに行った時に撮ったもの。右下はすごく最近なんですけど先月、北海道で撮ったもの。このようにいろいろと各地を飛び回って風景を撮っている感じですね。

[松野]

有給を使って撮りに行っているというレベルではないような気もしますね。

[朱門]

スケジュールをしっかり組んで撮れ高高めになるよう撮っているような形です。

[松野]

ありがとうございます。最後に本日の紅一点、すーちゃんです。よろしくお願いします。

すー

[すー]

よろしくお願いします。カメラ女子界のフードファイターこと、すーちゃん(@iamnildotcom)です。

ヒーコでは主にメディア事業の企画、編集、ライターなどを行っており、他にビジュアル制作事業の方でも企画、撮影を行っております。少し説明をすると、ヒーコのウェブマガジンは皆さんご存知の通りだと思うんですが、実は別軸でビジュアル制作の事業も行っております。

こちらはあまりSNSなどで公にしていないので知らない方がほとんどだと思うんですが、ビジュアル制作事業は企業の案件とか雑誌等の撮影や場合によってはディレクションも含めた案件を受けていて、私も実際に撮影を行ったり、撮影のアシスタントをしたりしています。

ヒーコのビジュアル制作事業

実際にヒーコのビジュアル事業で私が撮影させていただいたものの例だと、商品のイメージカットや、アパレルの人物着用写真や、ウェブ広告用のビジネス撮影が多いですね。たまに雑誌も撮ったりするかなという感じです。

[松野]

フードもグッズもなんでも撮影するということですね。

[すー]

はい。もう自分が撮れるものはなんでも撮ります。

[松野]

ありがとうございます。

[すー]

よろしくお願いします。

松野正也

[松野]

さて、私の自己紹介をさせていただきたいと思います。今日、MCとしてやらせていただく、天王洲アイルから参りました、パシャッとストック(ポーズ)。アマナイメージズの松野正也(@maznode)と申します。よろしくお願いいたします!(拍手)ありがとうございます!昨日の夜に印象に残ることをやりたいと思いつきまして、先ほど黒田さんにも承認にいただいてやらせていだきました。

普段は、写真作品をフォトグラファーの方からお預かりして、デザイナーなどのクリエイターに販売するアマナイメージズというストックフォトサービスを運営しています。

アマナイメージズでは、クリエイティブディレクターとして、作品の仕入れ方針やデザインなどブランディングに関わるところを監督しています。

私はずっとデザイン業をやってきていまして、例えば本日ご来場いただいたこのオフィスのロゴデザインや、写真展示のキュレーションや展示ディレクションなどもやらせていただいています。

これまでデザイナーとして、沢山のフォトグラファーの方々とお仕事させていただきました。今日はデザイナーという立場でみなさんとお話ができればいいなと思っています。よろしくお願いいたします。

ハッシュタグは、#SNS写真時代2019です。是非、みなさん、写真を撮ってシェアしていただいて結構ですのでよろしくお願いいたします。

私の写真との向き合い方

[松野]

さて、お待たせいたしました。本題に入っていきたいと思います。今日のテーマは「写真と仕事」です。先ほどみなさんのご紹介の中にもありましたけれども、写真をやられている方の中にはいろいろなタイプの方がいらっしゃって、写真を仕事にして食っているよという人もいらっしゃれば、普段は全く写真とは関係ないお仕事をしているのに、趣味で写真を突き詰めている方だったりとか。うまく両立させている方もいらっしゃるんですよね。

どれが正解かというのはないと思うんですけれども、今日はみなさんのいろいろなお話を伺いながら、これからのフォトグラファーの生き方、生き様をみなさんと一緒に考えていけたらいいな、と思っています。

まずみなさんに伺っていきたいのは「私の写真との向き合い方」を聞いていきたいと思います。みなさん写真に携われていらっしゃると思いますが、普段どういった活動をされていて、どういったお考えを持っているのか、ざっくばらんにお伺いできればと思います。まずはco1さんからお願いします。

趣味からはじまった写真との出会いから写真を見られる喜びに気付く

[co1]

僕はまず中学校の時にカメラのスペックを追い、最新の情報を追い、でもお金がないからエントリーの一眼レフをお年玉を貯めて買って、カメラオタクとしてやっていました。

そこからだんだんカメラが趣味というより写真が趣味に変わってきて、写真を見た人から「いいね」と言われたり、高校の時に「お前の写真を見てちょっと悲しくなった」と言われたりして、自分の写真を撮って見せることで見た人の心を動かせるんだという風なことを思うようになって写真を趣味としてやっていたんです。

大学生ぐらいの時に、当時mixiで、ある会社の方からメールをいただいて、そこからアルバムのジャケットイメージをつくったりとか、そういう風なことでたくさんいろいろな人に写真を見てもらうということが楽しいなと思うようになりました。

ただやはり最近はSNSで逆にすごくいろいろな人の写真が見られるようになったので、逆に見てもらうというところに注力しすぎるというデメリットも出てくるなと考えるようになってきました。写真の原点に戻るということではないですけど、写真を見て、感じてもらうというところのプロセスが一番、重要になってきているのかなと最近は考えるようになってきています。

[松野]

確かに先ほどの作品、暗闇の魔術師ということで、かなりエモーショナルな表現というか、心が動く作品だと思います。

それでは朱門さんの写真への向き合い方はどうでしょうか。

写真を見て自分の作品を使ってもらう喜び

[朱門]

もともと写真は趣味で始めました。きっかけはアメリカに住んでいた当時、アメリカではアートフェアが頻繁に小さい町の中で開かれるんですけど、そこでいつも販売されていた写真が風景写真だったんです。それを見てすごく綺麗だなと思って、それで自分でもそういう写真を撮ってみたいなと思ったのが風景写真を撮るようになったきっかけです。

アートフェアみたいなところで自分の写真をお客さんに見てもらって、購入して、家に飾っていただくというのが自分の中でのゴールではあるんですけれども、そういうことを目指しながらひたすらいろいろなところを撮っています。

co1さんと同じなんですけど、ある時にSNSを通じてすごく怪しいスピリチュアルな、瞑想とかをやるような若干宗教っぽいことをやられるような人から「今度本を出すんだけど表紙に使いたいです」というお話をいただいたことがあって、まだまだ自分の中ではレベルが低い写真だったんですけど、使っていただけるなら是非どうぞということでそれを提供しました。

見ていただいて他の人の作品に使っていただくという活動を続けているとすごく自分の中での満足があったので、そういったことがベースになっているんですね。今はそういう活動を続けながら作品を見ていただいた人から「いろいろ使いたい」という話がくるので続けています。

向き合い方という面では、自分も本職があって少し副業的に写真をやっているというのがあるんですけれども、金銭的な面でいくと風景写真はいろいろなところに行かなければいけないので交通費がかかりますよね。あとはもちろん新しい機材が欲しくなったり、使いたくなったりするのでその運用が全部ペイできるかというのは自分なりに到達できていると思ってやっています。

[松野]

それ以上儲けたいとは思っていますか。

[朱門]

儲けられればいいですけど、なかなかそこまでは難しいです。フルタイムでやっていればもしかしたら儲けられるかもしれませんが、限られた時間の中でやっていく中で、消費した部分を取り戻すというところができればイーブンにはなるかなと思ってやっています。

[松野]

先ほどのco1さんのお話と一緒だと思うんですけど、mixiやSNSを通じてどんどん作品を出しているからこそ人の目に留めることができる。それできっかけができていたりだとか、観てもらった人から「いいですね」という言葉をもらって次につなげていくというような感覚なんですかね。

[朱門]

そうですね。

[松野]

わかりました。ありがとうございます。ではすーちゃんはどうですか。

クリエイティブな写真との関わりで写真の面白さを知った

[すー]

私は写真歴自体があまり長くないんですが、まずそもそも写真を始めたベースからco1さんも朱門さんもお話されていたので私も便乗すると、私は漫画家を目指していて、最初は漫画を書いていました。漫画雑誌の編集者に実際持って行って見てもらっていたんですが、その絵を書いていたつながりで、まず制作会社に一回入って仕事をすることになりました。

そこでは絵が描けるということを活かした仕事をするはずだったんですが、急遽人手不足のような感じになって、その制作会社の撮影班に入ることになりました。そこでいきなり何も経験がないのにディレクションとかキャスティング、フォトグラファーとモデルのスケジュールを押さえて進行を管理するという仕事をしていました。

本当にうまくいかないことばかりで、今思ってもちゃんとできていたかどうかは怪しいんですけど、そうこうしているうちに段々写真というものに興味がわいてきた時に黒田さんと知り合って、ヒーコの方も手伝わせていただくようになって、そこから2年間ぐらい黒田さんのアシスタントをさせていただいて、ヒーコも同時に記事とかどんどんやるようになっていって気づいたら今に至るという感じなんですね。

なので、何かきっかけがあったとかというよりは目の前にあるものに興味を全力で費やした結果、今が来たという感じなので、やっと最近、写真と向き合ってきたという感じですかね。

[松野]

余裕ができたという感じですか。

[すー]

余裕ができたというよりは、後追いで色んな写真を見てこういったものがあるんだということを学んでいくことで、写真の面白さがどんどんわかるようになっていきました。最初は仕事のつながりで入っていったので、その時の制作会社の仕事だとお客さんに合うような写真を撮るためにアート的にいいものというよりかは、本当にニーズにお応えする写真を撮っていたので打算的というか、クリエイティブなものはあまり扱っていなかったんですね。

一方で、ヒーコではクリエイティブな写真と関わるようになって、そこで一気に写真が面白いなと思って、売れるように仕事をやるというよりかは写真のクリエイティブな面白さに向き合うような感じになりましたね。

[松野]

自分のカメラを使う技術力も上がってきて、自分がやりたいことが少しずつ形にできるようになったということですかね。

[すー]

そうかもしれないですね。前だったらイメージしたものをどう撮ったらいいかがわからなかったんですけど、でも今だったら「こうしたらこう撮れるな」というイメージと撮ったものがそんなに違うものではなくなってきたのかなと思います。

[松野]

いろいろなお話を伺いましたが、なんのために写真を撮っているのか。いわゆる承認欲求ということにもなりますでしょうか。

[朱門]

先ほどお話をしたんですけど、やはり自分が目指しているものは、自分が見た感動するような景色、絶景みたいなものがあったとして、それを自分の写真を通じて写真を見ている人に伝えたいという想いがあるんですね。

最初に、自分が人の写真を見てそれを感じたので同じことをやっているんですけれども、一番やりたいことはそれで、別に承認欲求とかSNSでバズりたいとかは全く考えていなくて、基本的には自分が感銘を受けたものを写真を通じて伝えられたらなと思ってやっているので、あまり必要以上に「いいね」をいっぱいもらうためというよりは、本当はマーケティング的な観点でやった方がいいのかもしれないんですけれども、あまり積極的にはやっていないですね。

[松野]

co1さんはどうですか。

[co1]

もちろんただ座っていたらすごくたくさんバズってどんどんファンが増えたりするといいなと思うんですけれども、また言葉にするとすごく恥ずかしいというか、格好良く聞こえてしまうんですけれども、どうしても今の気持ちを写真に撮って出したくなる時があるんですよ。

僕は割とメンタルが弱くて波が激しいんですけど、落ち込んだ時とかはずっと写真を撮っていて見せる時もあるし、見せない時もあって、基本的に誰も見ていなくても写真は撮っている感じです。

調子が良ければみんなに見てもらって共感してほしいなとか、自分が出した写真で(周りの)美意識に対して問いかけていきたいなと思う時があったりとかな感じになっているので、自分の気持ちをどこかにアウトプットしたいなというのが一つあるという感じですね。

[松野]

ある一定の人には見てほしいし、感じてもらいたいということですね。

[co1]

そうですね。見て感じ取ってくれる人には伝わればいい。見ている人のうちの一人でもすごく共感してもらえるんだったらいいのかなという感じですね。

[松野]

すーちゃんは、今はいろいろなお仕事という形で写真をやってきているところもあると思うんですけれども、表現者としてこうしていきたいとか、先ほどの朱門さんやco1さんのお話にもあったような感動を表現できるかというような想いは仕事の中で活かせていますか。

[すー]

影響されますね。ショーウィンドウがきらびやかなところで配置が綺麗だなと思ったらそれを写真に活かしていると思います。

[松野]

クライアントワークなんだけれども、その中で感動を絵として残したいということですね。

[すー]

そうですね。結構「お任せで」みたいな時もあるので、その時は自分の趣味全開で好きなお花を入れちゃおうとか、なんでもいいから面白そうなことはやってみようという感じで、自分が普段好きなものとかデザインを取り入れたりとかはありますね。

[松野]

僕もデザインをやっている中でいろいろ撮影をフォトグラファーにお願いして、現場にディレクションという形で入ることもあるんですけど、提案型のフォトグラファーと、言われたまましかやらない人がいます。もちろん、言われたまま撮影していただければベターなのですが、デザイナーも同じくその感動をベストな形で表現したいという思いがあります。提案型のフォトグラファーとコラボという形でお仕事できると、新たな発見もあり、仕事が非常に楽しくなります。

[すー]

よかったです!

[松野]

是非、続けていっていただきたいなと思います。

[すー]

精進します。

写真を仕事にしたいか

[松野]

写真との向き合い方のお話や、写真が一部仕事になったというお話もありました。みなさんの捉え方も違うと思うんですけれども、改めて写真を仕事にしていきたいかをズバリ聞いてみたいなと思うんですが、本音はどうなんですかね。

“好きな写真を好きに撮りたい”が写真を仕事にしたくない理由

[co1]

僕はあまり写真を仕事にしたくないんです。本業は別に機械の設計をしていて、そっちを仕事にして写真は本当に好きな写真だけを好きな時に好きなように撮りたいというところは曲げたくないというか、それだけやりたいなという感じがあります。

写真を仕事にしてしまうと自分が撮りたくない写真も飯のために撮るとか、僕は割と頼まれて撮影をする時は忖度して撮っちゃうんですよね。この人はこういう写真が好きだろうからこういうテイストにしようとかという感じで、あとはバランスを考えてしまうとか。

普段、趣味で撮っている時のように撮ってしまうと暗すぎちゃうので、これはお金をもらう写真には使えないから明るくしちゃおうといって撮ってしまうと自分の良さも殺すし、クオリティは低いしといったような駄目な写真で申し訳ないなと思いながら買ってもらう感じになってしまうので、中途半端な使いにくいプロになるんだったら趣味の領域で留まって、プロの領域はプロに任せたいという感じでやっているところがあります。

[松野]

言うことを聞いてくれるというと上から目線なんですけど、うまく仕事として進めたいという気持ちがあればデザイナーとしては嬉しいですけどね。

[co1]

ついついこの人が好きそうな写真を撮ろうと思って撮ってしまうので。

[松野]

それって仕事として当たり前かなという気はしますけどね。

[co1]

写真は自分が撮りたいものを撮りたいなという感じですね。

[松野]

なるほど。朱門さんどうですか。

モチベーションを保ちながら撮り続けるための写真との向き合い方

[朱門]

例えば自分の作品が飛ぶように売れるとか、高値でどんどん毎月売れていくような状態になれば写真に一本化して、それで食っていきたいという想いはあります。

でも実際はそうはいくわけもなくて、自分が写真を始めたのが遅いというのもあるのですが、どうしても収入面で考えても、既に本業の収入の方がかなり上回っているという状況の中、いきなりそれをチェンジできるかというとかなりの覚悟が必要で難しいと思っています。

[松野]

朱門さんは本業ですごく稼いでいるんですか。

[朱門]

そんなことはありません。普通にサラリーマンをやっているんですけれども、実際、写真にどんどんのめり込んでいく中で、これを仕事にしたいなと思ったことはあるんですね。

周りの専業でやられている方のお話とか、特に風景をやられている方のお話とかも聞いたんですけどやはりそんなに甘い世界じゃない。撮りたくない写真ももちろん撮らなきゃいけないこともたくさんあるし、モチベーションを保つのが大変だということを言われました。

両立できている方ももちろんたくさんいらっしゃると思うんですけれども、それだったら自分のモチベーションをキープするためにも作品撮りのところに集中して撮っている方が合っているんじゃないかなと思っています。

なので、あまり写真を本業にしようという考えはないんですけれども、一方で去年、松野さんからお声掛けをいただいて、アマナイメージズさんと契約をさせてもらって、ストックフォトの販売に力を入れようかなと思っています。そこで副収入として定期的に自分の作品を気に入っていただいた方とか企業の方とかに使っていただくという二本柱でやっていきたいなという風に思っていますね。

「朱門さんはストックフォト用に写真を撮らないでください」とその場で言われたのがすごく嬉しかったです。「自分の作品性を活かして撮ってくださいね」と言われたんですね。それがすごく嬉しくて是非続けたいと思っています。

[松野]

ありがたいお話をいただきましてありがとうございます。是非、大成功モデルとなっていただきたいと思います。

ストックフォトが副業というお話がありましたけれども、副業の一つとして選んでいただく手段としてとても効率的だと思います。みなさんが作品撮りをして、自分のサイトにアップしたけどそのままだったらもったいないと思うんですよね。

写真は見る人によって捉え方が全然変わりますし、もしかしたらそれは商業的な写真につながる可能性もあるし、人によってはアートフォトとして飾りたいなという人もいるかもしれない。本当に捉え方はいろいろあると思うので、ストックフォトが、自身の作品の有効手段となることを是非みなさんに覚えて帰っていただければなと思います。

直接的な撮影以外の方法でも写真にクリエイティブを発揮する

すーちゃんはどうですか。先ほどもお話がありましたけれども、今後、例えば写真を仕事にしていくんですか。

[すー]

写真を仕事にしていきたいと思っています。最初にご紹介したヒーコのビジュアル制作事業でどんどん受けていきたいなというのがあるのですが、でも必ずしも自分がフォトグラファーでなくても撮影に携われたらないいという思いもありつつ、どんどん自分でも撮っていきたいなという気持ちはすごくあります。

[松野]

自分が手を動かして撮影をしなくてもいいということですか?

[すー]

そうですね。今、ヒーコのビジュアル制作事業ではディレクションも一緒に受けるというようなこともあるので、「こういう商品があってこういうイメージがあるんだけど、具体的な撮影内容は決めてほしい」というような感じで言われたら、私の場合だと、こちらでその商品を元にイラストでデザインを書いて、こういうのはどうですかというデザインカンプをつくって提出をして、そこですり合わせていってというような、撮影というよりかは、もはや撮影準備の方が多いというか、力を入れて、撮影の当日はもう本当に決めた通りに撮って、その時のジャストアイデアでまた変わる時もあるんですけれども、そういった準備が本当に大事だなと思います。

また自分は写真を撮るのがすごく好きなんですけど、クライアントワークで喜んでもらうことがすごく嬉しかったり、楽しかったりというのがあるなと最近気づいたので、最終的に、本当にいいフォトグラファーがいたらと言ったら微妙なんですけど、適合するフォトグラファーの方に撮影をお願いして、それまでのディレクションは自分が向いてそうであれば自分がやってというスタイルでもいいのかなという考えもありますね。

[松野]

最終的なアウトプットは、得意な人に任せるんだけれども、自分のクリエイティビティは活かせるということですね。

[すー]

はい。なので、撮影だと今後はわかりませんが、写真を仕事にしたいかというと今後はわかりませんが、「イエス」という回答になります。

[松野]

僕も考えは一緒で、もともとデザイナーとして手を動かしていました。しかしながら自分の役どころがアートディレクターやクリエイティブディレクターとなり、いわゆる現場から遠ざかっていったとしても、伝えたい事や自分のクリエイティビティが活きたアウトプットであれば、良いと思っています。もちろんスタッフィングはこだわりますが。

いろいろなご意見がありましたが、やはり大切なものは写真を仕事にしすぎてしまうと自分のクリエイティビティがコントロールできなくなってくる面がどうしても出てくるということなんですかね。

仕事をやるということ自体は自分を認めてもらう手段の一つでもあるのかなという気もするんですけど、それもあるんですかね。

[co1]

お金をいただく写真というと自分が納得すればいいんじゃなくて相手が納得しないといけないし、みんなが納得しなきゃいけないというところでいうと、撮影の本気度がちょっと違ってくる。きちんと詰めてしょうもないミスは絶対にやってはいけないと思いますし、作品に瑕疵があってはいけないと思います。僕は割とその辺を気にしすぎてしまって、若干ピントが合わなかったりとか、少しでもゴミが付いているとか、そういうような写真は絶対に気に入りません。

お金をいただく仕事となると、そこで一段、自分の中でハードルが上がるし、趣味で写真を撮っていてもこれがお金をいただく仕事につながるかもしれないとなると、趣味の写真であっても売れるレベルにはしないといけないというようなところにつながっていくかなというのがあります。

「奇特な人が自分の写真を買ってくれたらどうしよう」というようなことをふわふわと考えながら写真を追い込むと、時間はかかるんですけどクオリティが少し上がっていくというか(作品の)粒は揃っていくのかなという面はあるのかなと思います。

朱門さんはそんなお話をされていましたよね。

[朱門]

自分の場合は割と自分の作品性を見てもらって、それを使いたいとか欲しいということを言っていただくことが多いので自分のクレジットが入る前提が念頭にあります。

なので、どうしても自分の名前が入って自分の作品として販売するとか使っていただくという時に恥ずかしくないものということがあって、それを言葉にすると大変ですけど自分の中の線引きがあって、ここから上じゃないと自分の名前を付けられないというものもあります。

実際に依頼されて撮りに行くこともそうじゃない時も多いんですけれども、そうじゃない時も常に「これは将来的に使いたいとか欲しいと言われる時にちゃんと作品として販売できるクオリティなのか」というところは頭の片隅にあって、常に自分のある一定レベル以上のものを撮ろうと思ってそれをゴールにして撮影に臨むという感じですね。

[松野]

ある意味、「金になるかも」レベルという感じで、そこの決めなんですかね。

[朱門]

そうですね。これなら大丈夫だなというのはあるので。

[松野]

そのレベルって人によって違うんですかね。

[朱門]

これは難しいですね。金になるレベルプラス自分の作品としてというもう一段ある感じがあります。おそらくクオリティというよりは「これは販売に使えるんじゃないかな」というレベルがきっとあると思うんですけど、標準的なレベルで普通に作品として使用できるレベルはあるんだけど、自分の作品を整理しているとさらに自分が許せるかどうかというところで一段上がるんだと思います。

[松野]

なるほど。自分が許せるレベルというのはフォトグラファー誰もががお持ちなんですかね。仕事を通してフォトグラファーの方は成長していくものなんですか。

[朱門]

僕はそうですね。自分の過去の作品で許せないものはどんどん廃棄していっていますね。だいたい1年に1回くらい自分でポートフォリオをつくるんですけど、過去のポートフォリオを見ると許せないものが何点かあるのでそういうのは外していって、自分の中で敷居がどんどん上がっていっているんだなというのは思いますが、逆に言うとまだまだ発展途上でまだ上にあがりきっていないと思います。

[松野]

上には上がいるということですね。

[朱門]

そうですね。

[松野]

co1さんは先ほど楽屋で自分の中におじさんがいるという話をしていましたね。

[co1]

自分の中に小さいおじさんがいて自分の写真をチェックしているんですよ。「お前、これ出すの?」とダメ出しをしてくるんです。「いや、お前、それは出しちゃダメだよ」とか、ダメ出ししかしないんですけど(笑)、このおじさんが「悪くないね」と言わないと写真を出せない、そういうおじさんがいるという話を楽屋でしていました。写真でお金をもらう時には「それはお金をもらえないレベルだよね」という別のおじさんが出てきたりとか、ヒーコで記事を書く時に「お前がその記事出すの?」と言ってくるおじさんもいたりするんですけど、写真の時はそういうおじさんがいて、そのおじさんは、割と先ほどおっしゃったような話でいくと変わっていきますね。

それはおそらく、僕が歳をとるにつれて考えていることが変わったりとか、美意識が変わってきたりとかするので、おじさんも変わってくる場合と、純粋にその写真の物理的なクオリティというか、スキルレベルで上がっていくとどんどんおじさんの目が肥えてきてしまったりとか。
他の人の写真をSNSとかで見ていると良い写真が多くてだんだんむしゃくしゃしてくる場合があって「あの写真が並んでいるタイムラインにお前、この写真を出すの?」と言ってくるようになるんですよ。

[松野]

なるほど。周りを気にしだすんですね。

[co1]

そうです。周りを気にしだすんです。最近はそいつがSNSを気にして「そんな地味な写真を載せても大丈夫なの?」と言ってくるのでうるさいなと思うんですけどね。今度はおじさんを飼いならしていかないといけないというところで変わっていきますね。

[松野]

自分のものを出して、人と比べるわけではないですけど、周りはどうなのかというのを見ながら成長させていっているということですかね。

[co1]

そうですね。負けず嫌いじゃないですけど、自分以外の人がいい写真を出しているのが僕は許せないタイプなので、僕は他の人がいい写真を撮らなくなれば僕の写真の価値がどんどん上がっていくという考えをもってて、僕以外のみんなが写真をやめればいいのに思っているので(笑)、他の人の写真はやはり気にはなりますね。

こういった写真を撮りたいという感じではないんですけど、こういうクオリティのいい写真がいっぱいあるんだというのはすごく気になっています。

[松野]

わかりました。ありがとうございます。

写真を仕事で撮るということ

[松野]

写真を仕事で撮っていくということがどういうことなのか。先ほどもお話が出たんですけど単純にフォトグラファーの働き方としては写真を撮るだけではなくて、執筆とか、タイアップとか、セミナーに出るとか、昔に比べて選択肢が増えてきたということもあると思うんですけど、例えばすーちゃんはそこについてもう少し突っ込んだ考え方はあったりしますか。

写真を仕事にするようになってから写真との付き合い方も変わった

[すー]

突っ込んだ考え方かどうかはわからないんですけど、自分の中にもco1さんが仰っていたようなおじさんがいて、そのおじさんをどれだけ飼いならせるかが写真を仕事にするということかなという風に自分なりに思っています。と、いうのも写真を仕事にするようになってからの方が、自分の写真を自分が認められなくても世に出せるというか、ポンポンTwitterとかでも上げられるようになったんですね。

なので、あまり最近、自分の写真を自分が認められなくても上げられるようにハードルが下がったというか、自分が好きな写真じゃなくても仕事で撮る場合は多くて(勿論そこに一定のクオリティは必要なんですが)、需要があるというのがわかったので、自分のこだわりのような、アーティストのような面はもしかしたらどんどんなくなっているのかもしれないです(笑)。

元々そういう面があるのかも分からないんですが、自分で好きな写真とか自分が認められる写真というのがはっきりあるにはあるんですけど、それとは別でおじさんの門をくぐらないでいけるような思考回路ができたというか、仕事によってそれができたかなというのはあります。

[松野]

テクニックですよね。技術力が上がって別の手段が得られたと。

[すー]

そうかもしれないですね。

[松野]

なるほど。先ほどの話とかぶるんですが、広告制作では、フォトグラファーを案件によって選ぶんですね。その選ぶポイントっていうのが、もちろんブツ撮りであればブツ撮りに長けた人の中から選ぶというところもあるんですけど、その上でさらに作風というか、表現力が重要で、先ほどのコラボしていい作品に仕上げていくというのはもちろんあるんですけど、まず一番重要なのがその人の作風とは何か、要するにわかりやすい作風があるというのが一つあるんですよ。

もう一つは広告写真として押さえるべき技術力とかテクニックみたいなところ、押さえるべきところはしっかり押さえているとか、クライアントの要望を聞いてくれて、柔軟にそれをうまく料理してくれるような方、言ってしまえばわがままを聞いてくれるような人にお願いするんですよね。

自分が持っているおじさんレベルがちゃんと上がっていてくれないと仕事を発注したくないし、カメラが好きで写真を撮っていますという人は星の数ほどいらっしゃいますが、おじさんのレベルが高く、わかりやすく自分の作風をプレゼンテーションできている人に関しては何かしらのお仕事を一緒にやってみたいなというのがあったりします。

[co1]

それは苦手分野を持っていることは多少、苦慮されるイメージはあるんですか。

[松野]

あると思います。一つ特化しているというのがわかりやすいですね。

[co1]

なんでも撮りますというよりは、これがすごいとかという方がいいということですか。

[松野]

やはりデザイナーはデザイナーで自分のポートフォリオとして仕事を仕上げていきたいわけなので、やはり個性的で、表現力が優れている方と沢山お仕事をしたいと思います。

[co1]

なるほど。

写真を撮るゴールとは / 最終的な写真と仕事のカタチ

[松野]

さて、最後のトピック「最終的な写真と仕事の形」ですが、写真を撮るということのゴールを改めて整理できたらいいかなと思っています。

今までのお話を聞いている中で、写真が仕事になるということに関しては、重要なファクターになっているのかなという気もしているんですけれどもどうでしょうか。

[co1]

いい面があるのは間違いないですね。自分の写真のレベルが上がっていくと思いますし、純粋に仕事で写真を撮る現場に行って写真を撮ってとか自分の写真の要望を出すというのはすごく勉強になるし、学びもあります。

一方であまり考えなしに突っ込んでしまうと撮りたくない写真をたくさん撮って何が撮りたいのかわからなくなってしまうというところがあるかなと思っていて、それも含めて写真を仕事にしていくんだという覚悟がなければ、自分は趣味とか作品作りという分野の写真を撮るということを大事に考えた方がいいという風に僕は思うんですよね。

そうするとお金を稼ぎたいばかりではなくて、お金は生活で稼いで、朱門さんが言ったように、自分の写真機材代ぐらいは稼げるとかっていうのは素敵な話になるじゃないですか。そういう風なところにして、自分が写真を撮る時に大事にしているものを大事にし続けて、ずっと写真を嫌にならずに撮りに行けるということが守れるかどうかというところを、「仕事を受けるか、受けないか」「どこまで仕事として突っ込んでいくか」のバロメータにしていくとか、ジャッジポイントにしていくというのがいいかなという風には、ここ10年ぐらいはずっとそれぐらいの感じでやっていますね。

とはいえ頼まれると「はいはい」とつまらない写真を撮ってしまうんですけど、心がけとしてはそれぐらいの感じです。カメラ代を稼げたら一番素敵だなと思うんですよね。なかなかそれは難しいですけどね。朱門はすごくたくさん高級機材を買っているので追いつかないんじゃないですか。

[朱門]

売っているので大丈夫です。

今、co1さんが言ったようなお話とほとんど同じなんですけど、やはり本業があって写真を、専業の人ほどではないにしてもある程度仕事としてやっているということを続けていくというスタイルもあるのかなと思っていて、なかなかそのバランス調整は難しい部分だと思うんですけれども、1回、自分の作品をSNSとかだけではなくて販売するだとか、展示もいいと思うんですけど、出版物にするということを何度か繰り返していくとどんどんどんどんクオリティも上がっていくと思うんですね。別に求めていなくてもどんどん上がっていくし、プラスになることも多いかなと思います。

自分の場合はあまり忖度というところはあまりなくて、おそらく自分に依頼してくるということは自分の作品性を求めているんだろうという風に割り切っているところがあるので、逆にそういうところを発揮しようと思っています。

[松野]

すーちゃんはどうですか。

[すー]

いい写真を撮るということが単純明快なゴールです。自分の趣味で撮るのもそうですし、仕事で撮影するのもチームでいい写真をつくろうという感じなので、もし仮に自分が撮影する担当じゃなかったとしてもディレクターで関わっているとか、そういったことで関わっているのであればそれはいい写真を撮るゴールになるかなと思っていて、そのゴールはもうたくさん設置されているのでずっとゴールし続けるといった感じになると思います。

「最終的な写真と仕事の形」だとまた少し違ったものがあって、私は今ヒーコ三年目で、立ち上げ当初から一緒にいろいろとやらせていただいて、本当にヒーコを駆け抜けてきたようなものがあるので、どこまでヒーコの中で走れるのか。自分の個性も、フォトグラファーとしての力もそうなんですけど、ヒーコで関わっているco1さんも朱門さんもですが、たくさんのフォトグラファーの方とかクリエイターの方がいらっしゃるので、みんなでどれだけ盛り上がれるのかなというのが今は一番の楽しみというか、頑張っていきたいなというところですね。

[松野]

なかなかない機会ですね。

[すー]

本当に貴重です。こんなにフードファイターのカメラ女子が暴れられる場所はそうないので、今のうちに存分に暴れないと絶対、死に際に後悔するなと思ってやっています。

[松野]

写真の良さ、面白さというのは、商業的な面でも、ご自身の作品としても、いろいろな角度から認められるものですよね。それに向けてフォトグラファーのみなさんはどんどん作品を出すべきというところなんですかね。

今はSNSとか、ストックフォトなどアウトプットの手段が沢山あると思うので、そこにどんどん出していくというところなのでしょうか。

先ほど、co1さんのお話にもありましたけど、ずっと写真が好きでいたいという想いがみなさんにはあると思います。極論はそこなのかなという気がします。趣味として捉える写真を究極化させていくというところなんですかね。

例えば僕はバンドをやっているんですけど、他人に音楽性とかとやかく言われたくないんですよね。本当に自分がやりたいことをやり続けたいし、おそらくそれを究極化させていくプロセスと同じなんだろうなという気がしますね。

[co1]

必ずしもオリコンチャートで1位を取る必要はないですもんね。

[松野]

そうですね。一人でも「いいね」と言ってくれる人がいれば嬉しいですしね。

第一部、改めて興味深い内容だったと思いました。個人の表現力を高めていく。そのためにはやはり技術力も上げていかないといけないということも理解できました。

ありがとうございました。

[一同]

ありがとうございました。

おわりに

様々なジャンルで立場は違えど写真と共に活動する方をゲストにお招きし、写真を仕事と結びつけて、どう写真活動を行っているのか掘り下げました!

どういう思いで写真を撮っているのか、何故写真を仕事にしたいのか、はたまた何故写真を仕事にはしたくないのか?どの話にも写真に対する熱い思いが込められていましたね…! 「今とこれから」の時代を写真と共に生きていくことの答えは自分への写真愛の問いかけの中にあるのかも!?

好きな写真を好きなまま撮り続ける為に大切にしたいヒントを沢山感じました!

ヒーコはこれからも写真を愛する方々へ向けて、有益で面白いイベントをたくさんお届けします!どうぞお楽しみに〜!

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