今回は、Photoshopのアクションを作成して作業を効率化しましょうということで、基本的なテクニックですがご紹介します。よく使う機能はアクションにしておくとすごく便利ですよ。
アクションとは
アクションとは、Photoshop上での連続した作業を記憶しておき、ボタン一つで必要な時にその作業を再現する機能です。いつも毎回同じことをやるのは面倒!という人にはうってつけです。(写真ごとに考えて手を加えるような作業には当然向いていませんが。)
ちなみに黒田は、アクションをけっこう作っては効率化しています。少しでも時間が惜しいので、かんたんな写真であればあまりレタッチに時間をかけても仕方ないので、よく使う設定であったりベースとなるレイヤーなんかをアクションで作っておく事が多いです。
作成しているアクション一覧
例えばこちらは、これまでに作成したアクションの一覧です。
例えば、定期的に仕事をする雑誌などクライアントごとに納品のフォーマットが異なったりするケースなんかには、それぞれアクションを作ってボタン一つで納品フォーマットに出来るようにしたりしています。
(ちょっとクライアント名が入っていたりするのでボカしています笑)
それでは、以前ご紹介したPhotoshopで写真に白枠のフレームを作る方法!かんたん2STEPでおしゃれな白枠ができちゃう。という記事で説明した内容をアクションにしてみましょう。
アクションを作る方法。
アクションパレットを確認
こちらがアクションパレットです。右下の新規アクション作成ボタンから作ります。
新規アクション作成
こちらのようなダイアログが出てくるので、適切なアクション名を入力しましょう。
今回は、アスペクト比3:2の白枠作成なので、Frame 3:2としています。
記録中であることを確認
作成すると、アクションパレットのレコーディングボタン(◯)が赤くなります。
作業を行う。
- STEP 1. 描画色を設定(好きな色に。)
- STEP 2. カンバスサイズをアスペクト比に合わせて設定。
詳しくはこちらの記事をみてください。
http://xico.media/tutorials/white-frame/
作業を終了する。
作業が終了したら、レコーディングボタン左の再生 / 記録を中止ボタン(■)を押して終了しましょう。
設定を確認
縦写真版で作ってみました。
これは、カンバスサイズの縦横アスペクト比を逆にするだけですね。
地球温暖化を防ぐよりも簡単です。
アクションをみてみると、行った作業が記録されていることが確認できます。
バッチ処理をする方法。
おまけですが、バッチ処理として、写真に複数アクションをあてる方法もご紹介します。
こちらからバッチ処理ダイアログをひらきます。
こちらから、Photoshopでひらいたファイル全体であったり、フォルダを選択して選択したアクションを一括であてることができます。
まとめ
こんな感じで実際に自分はアクションを作って取り込んだフィルム写真を一括で白枠をつけたりしています。
参考にしてみてくださいな。