お散歩ポートレート撮影でどう撮ったらいいかわからなかったカメラ女子が、たった2つのコツをおさえて写真が楽しくなった話。

こんにちは、すーちゃん(@iamnildotcom)です。今回は、お散歩ポートレートが大の苦手だった私がなんとか「ここをおさえるといい感じになる!」ということが分かった、コツ的なサムシングを書いていきたいと思います。

お散歩ポートレート撮影でどう撮ったらいいかわからなかったカメラ女子が、たった2つのコツをおさえて写真が楽しくなった話。

お散歩ポートレートが苦手だった理由

まずコツを書いていく前に、私が滅茶苦茶お散歩ポートレート撮影が苦手で大嫌いだった理由を列挙します。

  • そもそもロケ撮影が苦手で、どう構図を決めたらいいかもわからない
  • 天候で大きく左右される、晴れなかったら終わり
  • ぶっつけ本番でフラフラ歩いて撮るとか運ゲーで怖すぎる
  • 撮れ高が安定しない
  • 森とかならまだストーリーつけやすいけど、その辺の街で撮るとか無理
  • ただの記念撮影になる、とにかく無理すぎる

こんな感じで、外で撮るイメージが皆無でした。無理みが強い。

ですが、今となっては全部杞憂でした。安心しろ自分、処方箋はある!という訳で、数ある処方箋の中の2つをご紹介したいと思います。

なるべくシンプルな構図にする

構図を決められないのは、欲張りすぎているから

私の数ある悩みの内の1つ、

そもそもロケ撮影が苦手で、どう構図を決めたらいいかもわからない

というもの。これ、なんで決められないか、私がたどり着いた答えは「入れたい対象がありすぎるからメインが決まらない」という事でした。

そんな迷いが生じたままシャッターを押しても、ごちゃごちゃしてどれをメインにしたいか分からないような、優柔不断な心をそのまま写し出した写真になってしまうんです。欲張りすぎはアウト…。

良い写真は、写真を見た「瞬間」に良い!と思える。それって何にも引っかからずに良いと思えるよう、邪魔なものが無く「良いへの道」の交通整備がされている状態なんだと思います。

メインを1つに絞ってみる

真っ直ぐメインに目をいかせる為に、なるべくメインを1つになるようシンプルな構図にします。上の写真なんかはそうする為に工夫をしています。

写真右側が黒くなってると思うんですが、これ、壁なんですよね。本当はこの黒い部分に入り口があってそこから光が入ってきているんですが、その入り口を壁で丸々隠した事で、被写体周りだけが画面の中で最も明るく、目立つように演出できました。

他にも応用した例

他にも、メインが目立つよう極力シンプルに切り取ったものがこういったものです。

色んな天気で撮影するアイディアを貯めておく

そもそも撮る想定をしていなかった

私の数ある悩みの内の2つ目、

天候で大きく左右される、晴れなかったら終わり

というもの。

本当に前は晴れた時しか撮りたくないし晴れないと自分が良いと思える写真を撮れなかったのですが、これは自分の中の「晴れ以外に撮るアイディアが全く無かった」からなんです。

もっと言うと「晴れ以外の天候の良さを見つけられなかった」ということにもなります。

好きを広げる、受け入れる

それは自分の視野の狭さが原因していたかなと思います。これは「好き」を広げることでだんだんとアイディアが蓄積・生まれました。

いつも晴れた光が眩しいようなポートレートばかりInstagramで見ていたのを、ダークな写真やリアルな写真、ポートレートに限らずスナップや物撮りなど見ていくと、沢山のアイディアにあふれていて、どんどん撮りたい天候や状況が広がりました。

どう撮るかのアイディアや想定がなければ、そりゃ撮るのは難しいですよね…。今は逆に雨も降ってほしいし、曇りのほうが今日のイメージには合ったな、なんて時もあります。

天気別、好きなところ

例えば、バッと思いつくだけでもこのような天候別に良いなと思う点があります。

  1. 晴れ
    1. 光と影の明暗差が強く、コントラストが強く印象的な写真になりやすい
    2. はっきりと出る影で遊べる
    3. 影の中に差し込む光を見つけるのが楽しい
    4. 光の反射がわかりやすく、レフ板を活用しやすい
  2. 曇り
    1. 光と影の明暗差が弱く、ニュートラルで「やわらか」「アンニュイ」な雰囲気を出しやすい
    2. 光が回って影が薄くなるため、肌の凹凸が目立ちにくく肌レタッチに苦労しない
    3. 明暗が極端でなくグラーデーションになっているため繊細な表現ができる
    4. 白とびしにくい
    1. 雨による反射で遊べる
    2. 傘という絵になるアイテムが登場する
    3. ガラスやプラスチックと雨の相性が半端じゃない
    4. 「切ない」雰囲気を出しやすい
    1. 周りが暗い分、光を見つけやすい
    2. 周りが暗い分、メインを引き立てやすい
    3. 光の色で遊べる
    4. 光の玉ボケを作れる

色んな天候・状況で撮った写真例

晴れ・夕日・曇り・雨・夜といった状況で撮った写真の一例をここにピックアップしました。

今回のまとめ

引き算する事が、苦手から抜け出す1歩になった

構図を決める時に、すぐに撮ってしまわず、一旦引き算をするという癖をつけるようになってからだいぶ写真がまとまるようになりました。数学が苦手な私でも、流石に引き算はできたようです。

色んな方法があるうちの1つに過ぎない

私は今回ご紹介した2つのコツを意識したことで、さらにお散歩ポートレートが楽しくなっていきましたが、人それぞれ撮りたいもの・苦手なもの・得意なものは違うと思うので(逆に要素を引き過ぎてしまって悩んでいる人は、今回のシンプルに〜は該当しないと思いますし)なぜ苦手なのかを考えると解決への糸口になるのではないかな。と思います!

スーパーアドバイザー

最後に、今回絶望的にお散歩ポートレートが撮れなかった私が克服に到るまでのコツを2つ紹介しましたが、これは一人でこの答えにたどり着いた訳ではありません。

このスーパーアドバイザー3名のお陰で、お散歩ポートレートの呪縛から抜け出す事が出来ました。3名とも、ヒーコで滅茶苦茶為になる記事を書いているので、そちらを読むことをオススメします!

黒田 明臣氏の記事はこちら

co1氏の記事はこちら

Kouji Tomihisa氏の記事はこちら

本当に周りに恵まれすぎている…。この環境を最大限享受して、もっともっと苦手を克服していきたいと思います。それでは、また!アッデュデュ!

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