カメラとドローンで日本遺産を切り取る!「やばけい遊覧」の圧倒的な存在感。

こんにちは、市川 渚(@nagiko)と申します。

大分県の耶馬渓(やばけい)に行ってきました。旅のお供は愛機のSONY「α7ii」とDJIのドローン「Mavic Air」です。

カメラとドローンで日本遺産を切り取る!「やばけい遊覧」の圧倒的な存在感。

今回は空と地上の2つの視点から耶馬渓の雄大な自然をご紹介します。

耶馬渓(やばけい)とは?

耶馬渓とは「日本新三景」のひとつで、大分県中津市を流れる山国川が溶岩の大地を侵食してつくりだした奇岩が連なる景勝地です。この一帯は「やばけい遊覧」として、文化庁が認定する「日本遺産」にも選ばれています。

耶馬渓には奇峰、岩窟、渓流といった見どころが点在しており、どの場所を切り取っても、まるで山水画のような美しい景色がファインダーに広がります。

逞しい岩肌と木々の緑からなる独特な景観を見つめていると、まるでどこか外国に来たかのような感覚になります。

カメラを片手に博多から中津・耶馬渓へ

さて、耶馬渓のある中津市へは、博多から特急「ソニック」に80分ほどで到着します。

「たどり着いた先には、雄大な自然が待っているんだ」と耶馬渓に思いをめぐらせながら、降り立った最寄りの中津駅は想像よりもずっと都会でした。

突然現れる奇峰、古羅漢

地域に精通した中津市教育委員会の方のご案内で、まず向かったのは本耶馬渓にある「古羅漢」。

耶馬渓を南北に貫く国道500号線をクルマで走っていると、突然、屏風を広げたような形の巨大な岩山が現れます。

この古羅漢は、ふもとから雄大な姿を楽しむのもおすすめですが、この岩山を登って、よりアクティブに楽しむことも醍醐味の1つです。

道中は遊歩道が整備されており、往復1時間もあれば、山登りから下山までできるので気軽に挑戦してみるといいと思います。

道中はチェーンを伝って断崖絶壁を上っていくこともあるので、ちょっとした冒険気分を味わえます。

ただ、それなりの登山用の服装で挑まないと、怪我する可能性もありますので準備は大切です。

岩窟部分にはその昔、この岩山で修行していた方達が使っていた木造の堂宇が残っています。ぽっかりと穴があいた岩窟上部の橋は「天人橋」と呼び、これは自然の力で出来たそうです。

頂上まで登り終え、雄大な自然を見渡すと、崖を掘って作られた岩窟に五輪塔が並んでいました。

ここまでどうやって持ってきたのかとても不思議です。

次に場所を移して上の写真の岩窟を抜けた先にある「国東塔」を目指します。この塔は室町時代につくられたものだそうです。

厳かな空気漂う、羅漢寺

古羅漢を満喫し羅漢寺へ向かいます。前出の古羅漢にはトンネルがあり、そのトンネルは「羅漢寺」に向かうための山門のような役割を果たしています。

羅漢寺では、お寺の方に「折角きて頂いたので是非」とご案内をしていただきました。ただ、お寺での写真撮影は禁止だったのが心残りです。

レトロな一人乗りのリフトに乗って、お寺へ向かいます。

こちらは別ルートから、徒歩で上がることもできるそうです。

リフトを降り森の中を進んでいくと、岩のトンネルがありました。

明らかに周囲に漂う空気が変わります。ここから先は撮影禁止ゾーンです。

ここには羅漢山の岩腹に張り付くように山門や本堂があります。境内に入ると、五百羅漢や千体地蔵など、3700体もの石仏が安置されており、手彫りの岩窟にズラリと並ぶ姿は圧巻です。

この独特な地形は中国の羅漢の聖地「天台山」にその姿を重ねられ、信仰の場として大切にされてきたそうです。写真でご紹介できないのが残念ではありますが、ファインダーを覗くことができなかったからこそ、その景色は今も脳裏に鮮明に焼き付いています。

白い岩と青い渓流が美しいく、猿飛千壺峡羅漢寺から少し車を走らせて、市内を流れる山国川の上流へいきました。

猿飛千壺峡の由来

「猿飛千壺峡」は、自然の激しい渓流が長い年月をかけて、岩を削りできた甌穴群です。猿飛千壺という変わった名前は、山猿が岩から岩へと飛び回っていたことが由来だそうです。

白い岩と蒼い清流のコントラストがとても美しいです。

また、紅葉の季節には周囲の木々が鮮やかに色づき、紅葉の名所となっています。他の名所に比べて人が少ない穴場スポットのようで紅葉をゆっくり堪能することができるそうです。

渓流の周囲には遊歩道が整備されており、下流へお散歩しながら下っていくことも楽しいと思います。

もちろん駐車場も整備されているので、近くまで車で行くこともできます。

猿飛千壺峡から600メートルほど下流へ行きます。

自然の力を感じれる場所、魔林峡

こちらは「魔林峡」という渓谷です。

先程紹介した、猿飛千壺峡よりもかなり高い所にあり、岩を削るほどの渓流の激しさと自然がもつ力の偉大さを感じることができます。

そして、とにかく水が綺麗です。

天然の一枚岩が生む清流、大谷渓谷

こちらは深耶馬渓にある「大谷渓谷」です。

天然の一枚岩が10km続く渓谷は、水深は5〜15cmほどなので、徒歩で水の中をお散歩することができおすすめです。

この日はみんなで長靴を履いて出かけました。

夏場は裸足でジャブジャブと水しぶきをあげて、お散歩するのも楽しそうです。

温泉付きのキャンプ場も近くに整備されてるのでもし、近場にあったら毎週来たいと思えるところでした。

まとめ

今回は少し時期が早かったため見ることができなかったのですが、初夏(6月初旬)の夕暮れには沢山のホタルが水辺を照らす幻想的な景色が楽しめるそうです。秋には紅葉、春には満開の桜。季節によって、全く違う表情を見せてくれるのも、耶馬渓の魅力です。

どのスポットも近隣に駐車場が整備されており、アクセスが容易なのもとても魅力的なポイントです。湯布院や別府といった大分の温泉地に向かう前に1日確保して立ち寄るのにもぴったりの場所だと思います。

今回はちょっと早い夏休みを満喫させていただいたので、また紅葉の時期にでも再訪したいと思っています。

こちらは、RECO(2017年6月11日)に掲載された記事です。

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