やっと暑い日々が終わりを告げたにも関わらず、一歩も家から出たくないという思いは終わりを告げない、どうもこんにちは明るい陰キャのすーちゃん(@iamnildotcom)です。風の噂で、実際の学校で美少女を撮影する青山裕企(@yukiao)講師による素敵セミナーが行われると聞いて陰キャも吹っ飛びダッシュで行ってきちゃいました。今回はその様子を少しだけ皆さんにおすそ分けしたいと思います!
フォトグラファーが作品でマネタイズする方法?スクールガールズコレクションでストックフォトにチャレンジしてみた
今回お邪魔したセミナー
今回突撃するセミナーは、ストックフォトサービスのamanaimages PLUS主催、スクールガールと言えばこの人な、青山裕企氏(以下、青山氏)によるなんと実際の学校を貸切ってモデルさんを一緒に撮影し、amanaimages PLUS内でストックフォトとして販売、青山氏から講評までもらえちゃうというもの!
- 座学
- 青山氏のライブシューティング
- 参加者も実際に撮影
- 青山氏による作品の講評
これはすごい!盛りだくさんですね!
このセミナーで実際に撮影するモデルさんは、モデルリリースの許可も取れているのでそのままストックフォトで販売経験までもできちゃうフルコースだそうです。
そもそもストックフォトって?
講義の前に簡単にamanaimages PLUSの方からストックフォトについて説明がありました。
ストックフォトというと写真を1枚単位で販売して、広告やWEB上の素材で使われギャランティがもらえるものというくらいの認識しかなかったのですが、売れる写真は明確に狙えるものなんだそうです!
- 写真はなんでもいいわけじゃない
- いつ、どういうところで使われそうか意識する
- どんなターゲット、媒体かを考える
- ナチュラル、リアルなものが受けている
- 使える、使いやすい写真が売れる
なるほどなるほど…。ストックフォトってなんとなく難しいイメージだったんですが、戦略次第でこれは私でも出来るのではないか!?と思えてきました(単純)
講義スタート!
amanaimages PLUSの特徴
今回の講義の舞台は実際の学校ということで、教室で青山氏の講義がスタートしました。教えて〜!先生〜!
「写真を買ったことがある人はいますか?ここで数を取るつもりはないですが、おそらく少ないでしょうね。写真集は多いでしょうが、プリント等で購入した人は少ないでしょう。」
そう青山氏が仰られていましたが、正直私もなんとなくハードルが高そうに見えて、写真単体をプリントで購入したことはありませんでした。ポストカードや写真集はまだ気軽に買えるんですけどね…。ましてや自分が写真を売ることなんてもっとハードルが高く感じちゃいます。
しかし、そんな懸念も吹っ飛ぶ情報が。amanaimages PLUSは1枚あたりの単価が安いので気軽にアップロードできて簡単に買ってもらえるのが特徴とのこと。
ヘぇ〜!気軽にできるなら一気に、売ることに対する心理的なハードルが下がりそうです!
ストックフォト≠ありきたりな写真
もう一つ私が抱いていたストックフォトへの印象で、ありきたりな写真、どこかで見たことあるような写真じゃなければならない(ごめんなさい)という印象を持っていました。が、全くもって!違うそうです。
- 素材的な写真だと相当埋もれてしまう。一歩抜けるのが難しい
- 大事なのは個性を出すこと
- 今まで見たことない写真であれば必ず使ってみたいと思う人が現れる
- 見たことない写真=目を引く写真
なるほど!大前提として素材的な写真は勿論重要。そこから一歩踏み込んで自分らしさ、個性を出せると写真が埋もれてしまわないんだそう。
そして、青山氏は「個性を推すのはあくまで一個人の意見ですが、最初から個性全開な写真を生み出すのは難しいので、少しだけ人と違う写真、例えば、学校シチュエーションだと”女学生”は多いが”鼻に鉛筆を載せている女学生”は少ない。よくあるシチュエーションの中から少しずつ自分を出していくとチャレンジしやすいでしょう。」と話されていました。
めっちゃ分かりやすい…!これはすぐにでも試してみたくなってきました!
いよいよ実践!モデルさんを撮ってみよう
講義の後半は校内に繰り出し、実際に女性モデルさんを撮ることになりました!実践編ですね!
撮影中は自分の好きに指示をして、時間内の中で各々の撮りたいものを撮らせてもらえました。
モデルさんだけが写っているような写真にならないよう意識して、学校要素(黒板等)を入れながら撮影していきます。
本格的なチームでの撮影
そして驚きだったのが今回のモデルさん、ヘアメイクさんもついてます!す、す、すごい…!豪華すぎます〜!
私も撮らせてもらっちゃいました
今回のモデルの一人である現役女子高生 未夜 さんを私も撮影させてもらいました!
教わった通り小物があると自然な実際の学校感を出せますね!
最初は調子よく撮っていたのですが、だんだんネタが尽きてきた…!頬杖?うたた寝?バリエーションを出すのが難しいい!こういうのをきっと事前になんとなくでも決めておくと、スムーズにパターンを多く撮れていいんでしょうね!
ここで私の撮影ターンの終盤にモデルさんが気を抜いてふ〜っと伸びをしたのでシャッターを押してみました。
おお〜!モデルさんの自然な笑みが溢れます。カワイイ!けど、こういうのはストックフォト的にアリなんだろうか?(笑)
青山氏曰く、あまり構図を決め込まずに実際に動いてもらうことで、また新たな構想が生まれたりするそうです。
色んな場所で撮影♫
教室、図書室、グラウンドで撮影してきました!それぞれの場所で青山氏のライブシューティングも見る事が出来る目から鱗な学校巡回ツアー気分でした(完全に観光客…)
青山氏に写真について空き時間に各自質問したり、参加者同士で和気あいあいと話したりと、講義や撮影の中で自由にできる時間もあり色んな事が充実していました!
そんな風景がこちら♫
講義終了!
あっという間に講義が終了!なんとなくストックフォトについて知ることができました。モデルさんに構図の思い切り端に寄ってもらったりして、余白を入れることで”文字を入れやすくする=購入者が使いやすい=売れる写真”なんて発想は盲点でした。奥が深い!
- 写真を販売するのって意外と気軽
- 人物撮影の場合はモデルリリース重要
- 事前にイメトレ必須
- 調和する写真が求められる
実際に撮影してみてやっぱりネタがすぐ尽きちゃうのが課題かなと思いました。勿論その場で動いてもらうのも大事だし、事前に撮るものをなんとなく頭で決めて、その場その場のアイディアを取り入れていくのがベスト!
その際に、背景、色のバランス、モデルがその場にそぐわしいか、クライアントを想像まで出来るとそこには売れる写真が残るはず!頭がパンクです…!
自分のイメージがブレない為にも事前準備は超重要ということですね!
写真の講評
参加者にビデオメッセージで講評?!
セミナーが終わり、撮影した写真を後日青山氏からご講評頂けるという話は伺っていましたが、それがなんと…参加者一人一人に向けて動画で各々が撮った写真について講評頂いたものを貰えるという衝撃的事実が発覚…!
恐れ多くも、私のセミナー中に撮影した2枚の写真も動画でご講評頂いちゃいました!!なので、その内容もここでおすそ分けしちゃいます!
1枚目
撮影テーマ:やる気のない女子高生・勉強が苦手。というテーマで撮影しました。
講評してほしいポイント:ストックフォトで売れそうかどうか、もっとこうしたら良い等。
青山氏動画コメント抜粋:
- 素材として良いポイントは、ノートが写ってるからここに文字が入れやすい。
- もう少し引いて撮った写真の方が素材として使いやすく売れやすい。
- 画面左側袖や画面上側髪が切れてるのは写ってた方がいい。
- これより広く使いたいと写真を買った人間が思った場合考慮し、もっと広く撮った方がいい。
- ペンは逆の方がいい。
- 売れやすいのは、寝てるんだけど何か書こうとしてるとか、何か書くという行為が写真に含まれてる方がタグ付けもしやすい。
- 他に撮影したカットで、ペン先がノートに向いている写真もあれば売れやすくなる。
- 写真を単体だけで売れるかどうか見極めるというより、バリエーションを増やしていけると売れる確率が上がると思う。
2枚目
撮影テーマ:あまりテーマを決めずに光と構図が好きだったので撮影しました。なんとなく居残りでめんどくさがりながらも勉強しているようなイメージです。
講評してほしいポイント:ストックフォトで売れそうかどうか、もっとこうしたら良い等
青山氏動画コメント抜粋:
- もう少し引いてスカートやローファーを入れた方がストックフォトとしては素材として使いやすく、売れやすい。
- 笑顔や真面目に取り組んでいるなど様々なバリエーション撮影すると吉。
- こういう雰囲気の女の子を撮影するのが好きなのかなって印象。
- ストックフォトで売れそうかは、写真1枚良いのがあれば良いというわけでなく、バリエーションが大事。
- 窓の向こうの風景が白飛びしつつ、少し風景が残ってるが、そういった写真は使いにくい。
- 風景を残すならしっかり残す、飛ばすなら真っ白に飛ばす方が文字が入れやすかったり素材的に使いやすい。
- やる気のない女子高生をシリーズ化して撮ってみるのはあり。
- マイナーだが需要が無いわけではない。
講評を聞いてみて
すーちゃんの野望
今回2枚の写真を青山氏にご講評頂きましたが、具体的かつ明確に「ストックフォト」としてのアドバイスを頂きとっっっても勉強になりました!撮る時に考えることが格段に増えそうです!
講義で色んな話を聞き、実際のライブシューティングも見ましたが、それでも講評してもらうとより深く自分の写真を売るには何が足りないかを知る事が出来ました。
うーん、ストックフォト、めちゃくちゃ興味出てきました…!!これは本格的にやってみたい…!
居ても立ってもいられないので早速、講義中に案内があったモデルリリースの方法なんかもちょっと調べてみました。課題だらけですが、それもひっくるめて面白そう〜〜!!
改めまして、青山裕企氏、amanaimages PLUS関係者の方々、そしてここまで読んでくださった方々、ありがとうございました!
それではまた来世!