こんにちは。日々近所を歩き倒している散歩マスターの写真家、KenTanahashi(@kentanahashi)です。
みなさんは散歩をしていますか?私はカメラ片手にあてもなく近所をぶらぶらしながらパシャパシャ撮影するのが大好きです。SNSなどで発信している写真の多くが家から遠くはない場所で撮った写真です。
こんなご時世ですから、電車や車で遠出する機会も減り、日々退屈している人も多いのではないでしょうか?「はやく旅行に行きたいな」「家の中にいても楽しくない」このような声がたくさん聞こえてきそうです。
そんなもどかしい状況が続く中で私がオススメしたいのは「今こそ身近な場所にフォーカスしてみる」ということです。
今回は散歩マスターの私が散歩の極意をお教えします。
身近な場所を撮って楽しもう!散歩のススメ
散歩って何?
そもそも散歩ってなんでしょう?「散って歩く?」
この機会に真剣に考えてみました。
散歩というの基本的には「自宅(今滞在している場所も含む)の周辺をこれといった理由もなく、ぶらぶらと歩くこと」です。しかし「〇〇散歩!」や「〇〇フォトウォーク」のように、友達同士で集まってその街をぶらぶら歩くことも散歩に含まれていると思っています。なので「場所に限らず、あてもなくぶらぶら歩くこと」と解釈しておけば散歩の可能性が広がります。
散歩の魅力
急に散歩をしましょうと言われても何が魅力かわからないと難しいですよね。そこで、私が感じる散歩の魅力についてお話しします。
- 運動不足解消
- 自分が住む街の魅力を発見できる
- 日々の変化を感じることができる
運動不足解消
1つめはなんといっても散歩は運動になる!ということです。
最近ではリモートワクーク、テレワーク導入で家の中で仕事をしている人が増えました。そこで気になるのが運動不足。私も絶賛テレワーク中なので、気づいたら3~4日間外に出ないなんてことも多いです。運動不足は身体面に限らず精神面のパフォーマンスが落ちてとても深刻な問題といえます。運動不足を解消するためにも積極的に外に出ることが大事です。
自分が住む街の魅力を発見できる
2つめは「自分が住む街の魅力を再発見できる」ということです。これは大きな魅力ではないでしょうか。
「こんなおしゃれなカフェが近所にあったんだ」「このケーキ屋さん今度行ってみよう」「この公園は子供たちでにぎわっている」。このように見落としていた街の魅力を探すことはとても楽しいです。
日々の変化を感じることができる
3つめは日々の変化を感じることができるということです。
日々散歩していると目で見える形で季節を感じる機会が増えました。近所の桜が咲き始めるのを見て「ああ、もう春か」と感じることができます。他にも街の小さな変化に気づくことができます。通るたびに撮影していたお気に入りの公園の木が切られてしまった、数か月前まで更地だった土地に新しい建物ができたなど、普段は全く意識をしない身近な情報を肌で感じることができます。
近所をふらっと散歩してみよう
まずは身近な場所からスタート!
ということで、まずは家の近所をぶらぶらしてみることから始めましょう。
散歩のポイントは以下の通り
- 目的地を決めずに通ったことのない道を積極的に歩いてみる
- 何がどこにあるのか注意深く観察してみる
- カメラはできればコンパクトなものを
目的地を決めずに通ったことのない道を積極的に歩いてみる
目的地を決めずに歩くのが散歩の醍醐味と言えます。まずは何も考えずに近所をぶらぶらしてみましょう。できれば自分がまだ通ったことのない道を歩いてみることをお勧めします。きっと新しい発見があるはずです。
何がどこにあるのか注意深く観察してみる
散歩の楽しみは見慣れた日常風景の中で何を見つけて、何を感じるかです。
「ご近所さんの梅の木が立派に育っている」
「近所の家で飼われている犬が窓から道行く人を眺めている」
「いつも同じ壁の上で猫が寝ている」
どんなに些細なことでも少しだけ意識を傾けることでさまざまなことに気づくことができます。
カメラはできればコンパクトなものを
近所を歩く際に持参するカメラは軽くてコンパクトなカメラがよいです。大きなカメラを首にぶら下げていると怪しまれることがあります。さっと撮ってすぐにその場から離れる。小さなコンデジやミラーレスカメラであればじろじろ見られる心配もありません。カメラを持っていない方はスマホでも良いと思います。今は面白いカメラアプリがたくさんでていますのでこの機会に使ってみましょう。
徒歩だけが散歩ではないポタリングのススメ
散歩と言えば徒歩!みなさんそういうイメージを持っていると思います。歩くことだけが散歩ではありません。そこでオススメなのが自転車での散歩です。
ポタリング=自転車×散歩
「ポタリング」という言葉は聴き馴染みがないと思うのですが、通常のサイクリングと違って、自転車で散歩をするように気楽にゆっくり走りながらサイクリングを楽しむことをことを「ポタリング」と言います。
私は徒歩の散歩よりもポタリングをすることの方が多いです。近所を歩くことに飽きたら自転車に乗って少しだけ離れた場所に移動しましょう。
ポタリングで写真を撮るときは必ず自転車を止めて撮影してください。乗りながら撮ることはとても危険です。駐輪場があればそこに止めて周辺を歩いてみると良いでしょう。
ポタリングで使える便利グッズ!!
私がよく使っている便利グッズを2つご紹介します。
ペットボトルホルダー
自転車に乗っているとわざわざカバンから飲み物を取り出すのが面倒な時があります。そのような状況で役に立つグッズはペットボトルホルダーです。いまは取り付け可能なものがたくさん売っていますので是非試してみてください。
スマホホルダー
スマホホルダーにスマホを装着することで簡易的なナビ代わりになります。自転車の散歩では自分が今どこにいるのか分からなくなることが多いので、スマホをナビ代わりにすることで迷わなくなります。
散歩撮影の注意点
散歩撮影するときにいくつか気を付けてほしいことがあります。
住所の写りこみに気をつける
近所を撮影するときは住所の写りこみに気をつけましょう。特に電柱やマンホールが写りこむ場所を撮るときには注意が必要です。
電柱には住所が書かれていることがあります。自分が住む地域が特定されてしまうリスクがあるので十分気をつけてください。マンホールも同様に詳しい人なら生活圏を特定されてしまうので意識して写さないようにしましょう。
どうしても住所が写ってしまっている写真をネットにアップしたい場合はフォトショップで住所を消してしまうなどの処理を忘れずに。
少し離れたエリアを散歩してみる
近所で撮影することに抵抗があるという方は電車や自転車で少し離れた場所に移動して撮るのもありだと思います。
歩きすぎには注意しましょう
カメラを持って散歩をしていると撮影に夢中になってついつい歩きすぎてしまいますが、歩きすぎると膝や足を痛めることもあるので注意が必要です。
長時間連続で歩かずに、こまめに休憩を挟みながら無理をせず十分に気をつけて歩きましょう。
まとめ
- 場所に限らず、あてもなくぶらぶら歩く
- 散歩は運動不足が解消できる
- 自分が住む街の魅力を発見できる
- 日々の変化を感じることができる
- 何がどこにあるのか注意深く観察してみる
- カメラはできればコンパクトなものがいい
- 自転車での散歩もオススメ
- ポタリングで写真を撮るときは必ず自転車を止める
- 住所の写りこみに気をつける
- 歩きすぎには注意する
最後に
ここまで読んでくださったあなたには散歩の魅力が十分伝わったと思います!散歩をすることは気分転換になりますし、運動不足解消にもなります。
身近な場所に注目することで少しだけ生活が豊かになります。
近所にも素敵な被写体はたくさんあります。自分が感じるままにシャッターを押してみましょう。
もしみなさんが退屈な日々を送っているのであれば、たまにはカメラ片手に外に出て、自由気ままに近所を散歩してみてはいかがでしょうか?