写真を一枚見て、全く知らない人や知らない場所が映っていても、そこに心が揺さぶられる事はありませんか?優しさや楽しさ、寂しさや懐かしさなど、映像と違って前後が無い一枚の写真だけにも関わらず、ストーリーが勝手に想像させられ感情移入してしまうのは何故なのでしょうか。今回は、そういった写真を撮るフォトグラファーの一人である富久浩二(@tomhati)氏の「ストリートスナップ写真」をご紹介します。
ストリートスナップ写真から生まれる、台本の無い偶然のドラマ。
富久浩二氏の撮影するストリートスナップ写真は日常の風景に溶け込んだ赤の他人のはずが、その人ですら意図していないであろうドラマチックな一瞬を捉えています。それは光と影と人物の融合であったり、他人同士がすれ違った瞬間だったり、何かしら二つ以上の偶然が重なり合った「偶然のドラマ」だと言えます。
偶然か…もしくは富久浩二氏に物事を引き寄せる「引力」、あるいは常人の力をはるかに超えた「予知能力」があるのかもしれませんね♬
[echo_characters]2011 SONYフォトコンテスト最優秀賞
2011 イギリスのマガジンCamerapixioにて日本人初の掲載
2012 ナッジオのDaily Dozen2回選出
2012 インドのAPF Magazine Street Photographyにて日本人初の掲載
2012 イラクでの国際写真展に展示