こんにちは。札幌を拠点とし活動中のNORD WORKSレタッチャーのオオタニ(@niepce356)です。今回のレタッチテクニックはPhotoshopを使用した色変更テクニックのご紹介です。
すぐ実践できる!Photoshopでサクッとカラバリ作成で大活躍!商品の色変更レタッチテクニック!!
はじめに
よく依頼されるのがネットショッピングやカタログ用商品の色変更。一つの商品からカラーバリエーションを作る依頼です。全ての商品を撮影するより安くすみますし、まだ製品1色しか完成していないけどカラバリが必要..なんてときにもPhotoshopで色変更をするという手はとても簡単なので覚えておくと便利ですよ!!
簡単3ステップの色変更
今回は車の画像を使用して、シルバーのボディをブルーに変更してみます。
まずはbefore / after を見てみましょう。
このように一枚の商品画像でカラーバリエーションが作れます!
やるべきこと
- 色を変えたいところのパスを作成する。
- 選択範囲を作成しの調整レイヤーをつける。
- 色をつける/色を変える
それでははじめましょう!
ステップ1|色を変えたいところのパスを作成する
今回もパスを使用し選択範囲を作ります。
切り抜きをする場合は1~2ドットの少し内側を切ることが多いですが、
色変更をする場合は境界線ギリギリをきるのがコツです。
このように色を変えたいシルバーのボディ部分をパスで囲みます。
ステップ2|選択範囲を作成し調整レイヤーをつける
1で作成したパスで選択範囲を作ります。
次にこの選択範囲を作成した状態で調整レイヤーをつけるアイコンをクリック
《色相・彩度》を選択
調整レイヤーをつける
《色相・彩度》を選択します。するとこのようにマスクがついた状態で調整レイヤーをつけることが出来ます。
ステップ3|色をつける/色を変える
ここまできたらあとは簡単。
作成した《色相・彩度》の設定を開き「色彩の統一」にチェックを入れることでボディに色をつけることが出来ます。あとは色相や彩度をお好みで調整し完成です。
これにて完成です。
色変更もいろんなやり方がありますので方法の一つとして覚えてくださいね。というわけで今回は商品の色変更についてでした。この方法を利用すれば画像の一部の色だけを変更することもできるのであらゆる場面で活用することも可能ですよ!
まとめ
- 色を変えたい部分のパスを作成
- 選択範囲を作成し調整レイヤーをつける
- 色相や彩度をお好みで調整し着色する
- いろんな方法を見つけて自分なりにマスターする
もっと実践的なテクニックを学びたい方はこちら
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