初めましてレタッチャーの大谷(@niepce356)です。普段は写真とPhotoshopで広告ビジュアルを制作しています。noteやYoutubeでレタッチテクニックを公開していますが、今回noteで書いていた記事の一つをヒーコでも掲載することになりました。Photoshopで誰でも簡単にできる雰囲気のいい写真にするレタッチテクニックをご紹介します。Photoshopで写真を仕上げる時によく使われるのがトーンカーブを使用した色補正ですが、今回はこのトーンカーブは使用しません。トーンカーブがよくわからなくて…なんて方はぜひ覚えてみてください!!
制作時間はなんとわずか30秒!!慣れれば10秒かもしれません!
簡単Photoshopテクニック!レイヤーを使用して30秒でできる雰囲気レタッチ!!
カフェ写真も一瞬でいい雰囲気に!!
ではどのように雰囲気のいい写真を作り出すのか実際の作業をご紹介します。まずは元の写真をPhotoshopで開きましょう。
周りの雰囲気を把握する
美味しそうなキャラメルラテです。このままでも悪くはないのですが、このラテがあるカフェは古い木造でできていて、おしゃれでちょっと渋くとても素敵な雰囲気の良いカフェです。
写真もそのカフェに合った、渋くておしゃれで素敵な雰囲気に加工してみたいと思います。では手順を説明していきます。
下の調整レイヤーマークから《色相・彩度》を選択する
一つ調整レイヤーができましたね。
作成した調整レイヤー《色相・彩度》の描画モードをオーバーレイに変更する
するとこのような濃いイメージになります。悪くはありませんがちょっと彩度とコントラストが強い場合があります。
《色相・彩度》の彩度を下げる
今回は[-60]にしましょう。この彩度の度合いは画像によってかわってくるのでいい感じに見える数値を入力してください。
《色相・彩度》の不透明度を落とす
今回は70%にしてみましょう。
これで完成です。


いかがでしょうか?ちょっと渋くていい雰囲気になりましたよね。このレタッチテクニックはよくビジュアル制作の仕上げで使うことがあります。いろいろ合成等をしたあと最後に一番上にこのレイヤーを作ってあげる事で、絵がまとまったり合成した部分をより馴染なじませたりする効果がありますよ。
また描画モードはオーバーレイだけではなくてソフトライトやその他の効果も試してみると面白いかもしれません。ぜひ試してみてくださいね!!
まとめ
- まずは周りの雰囲気を把握する
- 《色相・彩度》レイヤーを作りオーバーレイに
- 彩度と不透明度を落とす
- レイヤーどうしを馴染ませる効果も!
実は今回のこの写真
実はあるものが合成されてできているんです。どの部分がどのように合成されているでしょうか??
気になる方はnoteをチェック!
今回のレタッチテクニックの他にも役に立つ情報を公開しています。気になる方は是非チェックしてみてください。