Photoshopでも簡単確認!白飛びや黒つぶれを確認して写真のクオリティを高めよう

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こんにちは、座右の銘は健康のためなら死んでもいい、通り名は死にかけのフェニックスこと黒田明臣 @crypingraphy です。以後お見知り置きを。

今回は超基本にして写真のクオリティを高めるのに重要な「白飛び・黒つぶれ」のPhotoshopで行う確認方法をご紹介します。知っておくと今後便利だよって自分が言っていたので便利かもしれません。

白飛び黒つぶれは悪か?

大前提として一応お伝えしておくと、白飛びも黒つぶれも個人的にはそこまで気にする必要はないと思っています。それがあるから写真がアウトとかいう事は全くないはずで。ヒストグラム上もっとも暗いから駄目とか最も明るいから駄目なんてことは大した問題ではないと思います。ただ、白飛びしている領域が多いということは、階調がフラットな領域が多いということで、この究極は真っ白に白潰れされた写真。これはもはや写真というよりも画像なんですけど。そういうフラットな階調とのバランスはある程度意識したほうが良いだろう。程度の話です。

つまり、それを調整するにはRAWから現像を行うLightroom上で、個々人の感性で許容可能な白飛びと黒つぶれとなるように調整する必要がありますね。そういう意図もあり、Lightroomには白飛び黒つぶれのクリッピングが機能として備えられているのだと思います。

Photoshopでもヒストグラム上では確認できますが、そういった表示は特にありません。

今回のテクニックでは、Photoshop上でLightroomの用に白飛び黒つぶれを写真上で表現するためのものです。Photoshopでトーンカーブをいじりすぎて黒つぶれしたりしているのではないか?と心配な時に、こちらのテクニックを使用しながら試してみると幸せな人生を送られるかと思われます。

いまのデジタルカメラにおけるダイナミックレンジは大体12EVから14EVくらいだと思いますが、それ以上の輝度差となることは普通に考えられるので、ある程度の白飛びや黒つぶれは仕方ありません。例えば今回使用する写真一つを例にとっても、ヒストグラム上もっとも明るい明るさではなかったとしても階調がフラットになってしまっている点は否めません。それでもこの写真は良いと個人的に思えたからレタッチしているわけですし、しつこいようですが白飛びや黒つぶれに過剰反応せずに意志をもってやっていることであれば構わないというのが個人的見解です。

それでは。

Photoshopで簡単!白飛び・黒つぶれを確認して写真のクオリティを高めよう

Photoshopでレイヤーを作成

Lightroomやカメラ内ではヒストグラム上の白飛びや黒つぶれを写真上で確認することができますが、Photoshopでも同様の表示を実現するためのレイヤーを作成します。

調整レイヤー「ベタ塗り」を二つ作成

調整レイヤー「ベタ塗り」を二つ作成します。わかりやすいように、一つは「白飛び」、もう一つは「黒つぶれ」と命名しましょう。

レイヤーを色分け

このようにそれぞれのベタ塗り調整レイヤーを設定します。

ここでは、Lightroomの白飛び・黒つぶれの色合いに習って赤と青にしましょう。 「白飛び」と命名したベタ塗りレイヤーの色を赤(#ff0000)に設定。「黒つぶれ」と設定したベタ塗りレイヤーの色を青(#0000ff)に設定します。

レイヤー効果のブレンド条件を開く

赤と青に設定したレイヤーを一つずつ右クリックでレイヤー効果をひらきます。スタイルのレイヤー効果欄下に、ブレンド条件という項目があるので、こちらを設定します。

この項目では、レイヤーの効果を反映する階調を0から255まで設定することが可能です。

ブレンド条件の下になっているレイヤーを設定

ブレンド条件画面には、「このレイヤー」と「下になっているレイヤー」の二つ設定があります。

いずれも左から右にかけて、黒から白へのグレー階調が表示されており、下には三角のポインタが左(0)と右(255)に設定されています。ここでは「白飛び」レイヤーの「下になっているレイヤー」設定を、左下にあるポインタを右の255まで移動します。つぎに「黒つぶれ」レイヤーの「下になっているレイヤー」設定を、右下にあるポインタを左の0まで移動します。

この設定は、白飛びレイヤーは階調255の明るさに対して効果発揮。黒つぶれレイヤーは階調0の明るさに対して効果発揮を意味しています。

それぞれの設定は、必ず255か0でなければいけないわけではありません。今回はわかりやすいように255と0にしています。しかしたとえば、255から250の領域を黒つぶれをみなすとご自身で考えるようのであれば250にすれば良いです。序文に記載したように、黒つぶれと白飛びが微妙な点は、階調がフラットになる点なので、本質的には250~255の方が理にかなっていますね。
白飛び効果
黒つぶれ効果

白飛びと黒つぶれ例

例として、こちらの写真に紹介した方法を当て込んでみました。赤い部分が白飛びしている部分、青い部分が黒つぶれしている部分になります。少しトーンを例として大げさにしていますが、とても分かりやすいですね。

トーンカーブで調整

さて、白飛びと黒つぶれの箇所が分かったら、今度はその箇所をトーンカーブで調整します。念のため書いておきますが、トーンカーブのレイヤーはベタ塗り調整レイヤーの下に置きましょう。そうするとベタ塗り調整レイヤーが反映されます。

Before/After

今回のまとめ

基本ルール

Photoshopでは通常、階調は256段階(0-255)の明るさで表現されています。今回の設定でもっとも明るい階調(255)は赤に、もっとも暗い階調(0)は青になるように設定しています。繰り返しになりますが、もしこの閾値を0-255ではなく、2~253にしたい場合などはポインタの値をそれぞれ2~253に変更することで、自身で設定することが可能です。また、アクションとして作成しておくと非常に便利です。

気をつけましょう

ブレンド条件に「下になっているレイヤー」とあるように、この調整レイヤーはレタッチをしたいレイヤーより上の順序となるように設定しましょう。保存を行う際は、この白飛びと黒つぶれレイヤーは消してしまって良いです。

試してみてね

いかがだったでしょうか。基本にして重要なので、ぜひ試してみてくださいね。

トーンカーブの詳しい調整方法などは以前ヒーコで書いているので、気になる方は以下のリンクから見てみてください。それでは、フェニックスの鳴く頃に。

知ってましたか?基本にして最強!トーンカーブがあれば何でも出来る。

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