こんにちは、カメラ女子こと、ヒーコ編集部のすー(@iamnildotcom)です。
以前はSNSでもっと写真を発信したいと思いながらも色々とできない理由を目の前に、悶々と過ごしていましたが、そんな日々からは解放され、今はTwitterやInstagramで頻繁に写真を投稿して楽しんでいます!
今回は、以前の更新できなかった理由と、それらをまるっと解決した魔法のアイテムについて紹介していきたいと思います。
もし同じ悩みを抱えている方がいましたら、解決への糸口となれば嬉しいです!
SNSで毎日投稿する秘訣!ズボラなカメラ女子が出会った魔法のLightroomプリセット
SNSで写真を発信したいのにできない悩み
私は普段、主に日常のスナップ・スイーツ・たまにポートレート写真を撮ってSNSに投稿しています。比率的にはほとんど食べ物ですが、それは食べるために生きているからに他なりません。
今や日常で撮ったものを気軽に発信できるようになりましたが、当時はそんなことができるなんて微塵も思いませんでした。
理由としては以下の通りです。
- Lightroom現像で思った色にならないまま納得できず、発信しないことが多かった
- 平日も休日もほとんど外でアクティブに動いていたため、家で現像するまとまった時間を確保できなかった
- 「現像は時間がかかるもの」という思いからどんどん腰が重くなってしまい、着手できないままずるずると後回しになっていった
仕事で写真を撮ったり、スタジオで作品撮りをする時は、具体的なイメージがあり渾身の一枚をレタッチするような気持ちで時間をかけられましたが、日常の何気ない瞬間を撮ったようなスナップ写真や、思い出として記録したい写真は、とくに強いイメージがあるわけではありません。そして手を凝らしすぎるのもなんだか違う…と思ってしまうのです。
かといって、テキトーに気に入ってないものを発信するのも嫌で、もやもやと納得できないまま、出せない写真がつもりにつもっていき、挙句には「現像しなきゃと気が重くなるし撮らなくていいいや」とすら思うほどのスボラぶり。
大量の思い出にふたをして、PCの中で眠らせてしまった写真の数々たるや…。
Lightroom現像への苦手意識を克服した魔法のプリセット
そんなこんなでカメラを持たないカメラ女子になりつつあった私でしたが、ある日現像に手間取っていると、ヒーコのボス(@crypingraphy)から「いくつかプリセットを作ってみたから試しに使ってみて」とデータを渡されました。
「食べ物ばかり撮っている自分じゃ、ポートレートメインのボスと系統が違うのでは…?」という心の声を口に出しながら使ってみたところ…、なんということでしょう。
※右側がLightroom適用後になります。


Gosling Crazy Blue


Nicholson
素材本来の質感や色味をとても良く引き出してくれて、感動しました。
朝食のトースト写真は、違いがわかりやすいように元画像とプリセットを当てた後の、露出のみを合わせています。ただ明るくしただけではこうはなりませんという証明です。繊細な調整があてこまれて、本来の色のままに、明確に質感が違う形で仕上がっています。
アサイーボウルの写真は、ビフォー写真では色が沈みがちでアサイー部分が黒色に見えてしまっていたのですが、プリセット適用後は色を引き出して紫を表現し、美味しそうで木の器もかわいい色味に仕上げてくれました。
今まで納得できず現像に苦しみ抜いていたというのに、使った途端すぐに「良い!」という雰囲気に落ち着いてしまいました。濃い味付けじゃなくて「ここまで仕上げといたからあとは好きにイメージ通りしたらいいよ」といったような神アシストぶり。
表現したい写真への最短距離を示してくれる
しかし、先ほどの写真は光の条件が良くてまぐれだったのかもしれません。騙されないぞ!と、いろんな環境で試してみました。
カフェでの一枚


Malkovich
室内からは環境光が入り、窓の外は曇天かつ逆光。手前のスイーツを明るくしたいけど、曇りで空が白いため、明るくしてしまうと背景が真っ白な白とびが目立つ写真になってしまうし、見せたいスカイツリーも見えなくなってしまうしで、難しい…。逆光で食べ物の色も出ない…。これは詰んだ!
と思っていたけれど、プリセットがどちらも良いバランスをとって調整できるようにしてくれました。曇り空の青みが強い空に、イエローの明るい印象をあたえてくれてやわらかい空気感になったのも個人的に好きなポイント。
曇りの黄色味がかった一枚


Gosling Noble Tone
新しい器を買って、記念にと思い撮った一枚。
曇り空で黄味がかかっていたのですが、コントラストの落ち着いたクールな仕上がりで落ち着かせてくれました。派手!といったものではなく、確かな存在感を演出してくれます。
日の暮れ前の薄暗い一枚


Malkovich Yellow Monster
こちらは 薄暗い室内に微かに入ってきた光を捉えたもの。
プリセットを当てれば、光と影が自然と強調され、食べものや器といった主役を浮かび上がらせています。イエローがさりげなく入ることで、寒色もより引き立ちます。
室内のいろんな光が混ざった環境での一枚


Malkovich
以前なら、正直どう編集しようかわからなくて眠っていたであろう環境光での写真。
でも、このプリセットを当てれば、オレンジのライトと、部屋の薄明るいブルーライトがいいマッチングのように引き出され「味」がでてきました。
というわけで、降参です!一生使います!
空を撮りたくなる「青」
もはや多くは語るまい。この変化をみていただければ、青の魅力を感じられると思います。ちなみにほとんどプリセットを当てた後は調整していません!行ったとしても基本的な、ハイライトや露出の微調整程度です。


Gosling Crazy Blue


Gosling Blue Mania


Nicholson
以前よりも格段に空を撮るようになったのは、間違いなくこのプリセットのおかげです。
究極のシンプル・コントラストの世界
これらは全て、Pittを使用した画像です。迷ったらこのモノクロプリセットを使うことも多いです。




もともとシンプルで白黒はっきりとした写真が好きなのですが、自分ではなかなか思い切り良く、かつちょうど良いところにおとしこめられていなかったので、ストン、と気持ちの良いコントラストを表現してくれて、またカラーとは違った面白さを味わえています。
写真のベースを崩さず現像しやすいプリセット
変化を如実に感じるものも多かったかと思いますが、シンプルに自分の写真のベースをそのまま活かしつつ、頭の中にあるイメージを持って行くまでの下準備を整えてほしい。といった時にとっても使えるのがDay Lewisです。
色々と試したあとは、もしかしたら行き着く先はここかもしれません。




色が少し複雑だったり(とくに私はグリーンが強い時などは難しいと感じる)あまり色が引き出されすぎないでほしい時や、単純にこのまま存在感を出して仕上げてほしいといった時に重宝しています。
万能です。なんにでも合うというよりは、何も染めずに、光と影のバランスもそのままに、かつ写真全体に立体感を自然に出したい、なんて時にぴったり。
ここからあとは自分の好きなようにも変えていけるので、道しるべともなってくれます。
「どう仕上げたらいいかわからない!」なんて時にはとりあえず当ててみるのもおすすめです。
Lightroomプリセットで写真現像も楽しめるようになったまとめ
いかがだったでしょうか?
気づけば仕事も忘れて、このプリセットに夢中になり、溜まりに溜まっていた写真を一斉に現像してしまいました(そしてボスには仕事して!と呆れられました)。
この記事を書くために改めてプリセットを当て込んだりするのも楽しすぎて、気づけば朝になっていたことはここだけの秘密です。
今までは未現像写真を溜めに溜めて、ストレスから爆食に走っていましたが、今やお菓子を食べながら現像を楽しんでおこなうようになりました!
なにより、写真をすぐに現像して身近な人に渡す楽しさを覚えたこともありますし、何気ない写真が、納得のいくものになることで「お気に入りの一枚」になり、今までとは比べ物にならない程のSNS更新頻度となりました。
撮ったその日に現像するなんて昔じゃ考えられない…。
とにかく、心の底からおすすめするプリセットを今回はご紹介しました!
また、ボス(@crypingraphy)自身が解説している記事や、都市風景フォトグラファーのジョニー(@Blueeeees)さん、ポートレートフォトグラファーの杉本優也(@Sugimoto_Yuya_)さん方のプリセットレビュー記事もおすすめです!
色々なジャンルの写真に合うことが証明されています。
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