スマートフォンで撮るときにも便利なテーブルフォトスタイリングのテクニック

こんにちは。Nana* (@necozalenky) です。スマートフォンテーブルフォトテクニック、今回は、すぐに取り入れられるスタイリング術をいくつか紹介します。

スマートフォンで撮るときにも便利なテーブルフォトスタイリングのテクニック

テーマやストーリーを考えて、届けたい人に届く写真に

テーブルフォトというのは何か撮影の目的がある場合が多いですよね。その目的に合わせてどう見せたいのか、ゴールを設定してそれに合わせてスタイリングを考えると、意図が伝わりやすい写真になります。もし被写体が商品ならば、想定されるユーザー像やコンセプトなど、背景なども含めてストーリーを考えてみましょう。これをしっかり考えずに何となく撮ってしまうと、ちぐはぐなスタイリングになったり、伝えたいことが伝わらない写真になったりすることがあります。これは一眼レフでもスマホでも、使用するカメラに関わらず、伝えたいことがあるほどしっかりと設定しておくべき要素です。

趣味での撮影でも、スタイリングに悩んでしまうような場合には、何かテーマやストーリーを設定してみましょう。テーマを設定すると、スタイリングが決めやすくなりますし、何より楽しんでスタイリングできるのではないかと思います。

テーマやストーリーに合わせて背景やプロップを考える

背景・プロップ選びの心得

テーマやストーリーを決めたら、プロップ(小物)や背景を選びましょう。背景の選び方一つで見え方の印象は変わります。何となくで選ばないよう、初めに決めたテーマやストーリーに沿ったものを選ぶようにしましょう。

例えばドライフラワーを使う場合でも、なぜ生花ではなくドライを選んだのか、自分で説明ができなければ、それはテーマやストーリーを決めたとは言えません。ここがしっかりしているほど、伝えたいことが伝わりやすくなるのでプロップを選ぶ時には意識するようにしましょう。

背景一つで印象がこのように変わります。

スタイリング例① ナチュラルテイスト

次の写真は、革製品を、天然素材が好きな人に向けて、ナチュラルなテイストでスタイリングした写真です。ブランドのロゴがしっかりと見えるように撮影していますが、背景に使用した古い手紙も、ブランドのイメージやオールドテイストのロゴに合わせてセレクトしています。また商品に使用されている革の、使い込むことで味わいが増す点も、古い紙が持つ雰囲気に合っているかなと思います。ちらりと写っているテーブルも経年変化で色味の増した古いものを使用しました。

スタイリング例② バレンタインをテーマに

もう一つ作例を挙げてみます。これはバレンタインをテーマに、贈り物のイメージで撮影した写真。チョコレートのパッケージの雰囲気に合わせてプロップを選びました。ギフトボックスのように花や本を添えて、このまま誰かにプレゼントするようなイメージでスタイリングしています。色味もパッケージに合わせてブルーで統一。アンティークのようなテイストでまとめながらも甘くなりすぎず、少し都会的で洗練された雰囲気になるように、ボックスには締まる黒を使い、ストライプのハンカチを合わせました。背景は、プレゼントが引き立つように、邪魔せずテイストにマッチするよう、グレーを選んでいます。

2つ目の作例は少し上級者向けのテクニックかもしれません。背景やプロップの最も簡単な組み合わせ方は、同じテイストのもので統一すること。これで全体の調和がとれます。例えば商品がナチュラルなものならば、全体をナチュラルテイストでまとめましょう。

スタイリングのBEFORE/AFTER

ここで一つ、調和のとれていない作例を挙げてみましょう。

BFFORE


この写真は温かみのあるレトロなテイストでまとめているつもりですが、左上のマフィン型だけテイストが異なっていて浮いた感じに見えます。

AFTER

見せたいものはマフィンなので、下記のようにスタイリングを変えました。

朝、キッチンで焼き立てのマフィンをいただくようストーリーを想定して撮影しました。マフィン型と同じようなステンレスのプレートを使い、テイストやカラーを揃えて、プロップが目立ちすぎないようにしました。マフィン型も背景に馴染んでいて、先程の写真よりもマフィンに目が行くようになりました。しっかりとストーリーを設定すると、誤ったセレクトをしてしまう可能性を低くすることができます。

スタイリングに悩むときにはインプットを徹底しよう

もしスタイリングが思いつかないような場合には、情報量が足りないのかもしれません。

何かを作る時に大切なのはインプットです。写真も同じです。写真というのは、誰かの写真を見て学ぶのも大切かもしれませんが、一見写真とは無関係そうに思うことでも、インスピレーションの源になることもあるのです。そのため、日頃から情報収集を心掛けていると、自然と引き出しが増えて、いざというときに写真に応用できます。映画や本、アートに触れることもそうですが、私の場合は定期的にインテリアショップやライフスタイルショップなどに足を運ぶことを大切にしています。デザインだけでなく、ディスプレイに触れることもできて、得るものも多いです。

手っ取り早く情報収集したい場合は、ライフスタイル紙や料理雑誌などが参考になります。時間がない時にはピンタレストも便利です。

まとめ

テーブルフォトのスタイリングで大切なこと

  • テーマやストーリーを考えて、意図が伝わるスタイリングを心掛けよう
  • 背景やプロップは何となくで選ばず、テーマやストーリーに沿ったものを選ぼう
  • スタイリングに悩まないよう、日頃から情報収集する癖をつけよう
  • 今回はスタイリングについてのコツを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
    背景やプロップをしっかり考えて取り入れることで、より魅力的なスタイリングになるはず。何となくでスタイリングしていたという方は、明日からちょっと意識してみてくださいね。皆さんのテーブルフォトのお役に立てたら嬉しいです。

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